アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

BLACK FUTURE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「未来とは、現在によって条件づけられた追憶の投影にほかならない」

By ジョルジュ・ブラック


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*久しぶりの筑波1000

 最後に筑波1000を走りに行ったのが2009年だから、実に7年ぶりの筑波1000なのである。GDB時代は初めてのサーキット走行がココだっただけに、実質GDB時代のホームサーキットだったのであるが、R35に乗り換えて以来は余りにもコースが(相対的に)狭くなり過ぎたため疎遠になってしまって、気が付いたら7年も経ってしまってたってワケである。その当時から「何時かは程良い大きさで3ペダルMTのセカンドカーを購入して、また筑波1000を走りたいッ!」って思いを胸に秘めていたのであるが、遂にその時がやってきたのである。ND買った時から「NDのサーキットデビューはココしかない」ってずっと思っていて、下準備に時間がかかってしまったものの、ワタクシは戻ってきたのである(`・ω・´)




出発時には雨が多少降ったものの、到着時には雨は止んで、走る頃にはすっかりドライコンディションになったのである。だからこの写真だと濡れているが、実際走った時には既に乾いてた次第である。7年振りに感想を一言で表すと「何も変わってない」といったトコであろうか。良い意味でも悪い意味でも、ホント何も変わっていないのである。


ちゅー事は、当然だけどコレはこのまま使えるのであり、今まで脳内で散々シミュレートした事がそのまま使えるって話である。後は実際走ってみないと分からんけど、同じなら作戦は立て易いのである。




今回は色んな車種が集まってきたけど、コースがコースだけに、やはり2リッター以下の国産車がメインである。ワタクシのように走りを楽しみに来たエンジョイ勢と、タイムアタックに全身全霊を込めるガチ勢の2コースがあり、当然ながらコース毎に車種とチューン度合いが全く違うのである。


*走行会のイロハ

 ワタクシのブログを訪れるロンマニアの方々の中には、クルマ属性を持つ方も少なくなく、実際にサーキット走ってる方も結構居ると思うのである。が、それでも圧倒的多数は「サーキットってどうやって走るの?」だと思うのである。ソコで今回【プロクルーズサーキットクロス】に参加した事をキッカケに、ワタクシがサーキット走行に必要な準備を一通り教えちゃおうと思うのである:

まずはエンジンルームだけど、この様に蓋の付いてるモンは全てテープで固定するのである。まぁ最近のクルマは振り回した程度じゃ蓋が外れる事なんか滅多にないのであるが、こういう走行会は安全第一なので、万が一も無いようにこうやってテープで固定するのである。


ヘッドライトが昔のクルマみたくガラス製ならテープは必須*1であるが、今時の車はプラスチック製なので貼る必要はない&当走行会でも定められてないのだが、ワタクシは貼るのが好きなので勝手に貼ってる次第である(笑)あと牽引フックも必須ではないが、付けておいて損は無いから付ける次第である。しかしまぁ、純正で付いてくる牽引フックのダサい事ダサい事(爆)社外のカッコ良い牽引フックが欲しい次第である。


ナンバープレートは別に外さんでも良いのであるが、ラジエターの空気の通りを良くする→冷却効果が少しでも高めるために、ワタクシは外しておく次第である。



この日のために今まで苦労して装着した数々の装備が、ようやく火を噴く時がやってきたのである(笑)R35NISMOや911GT3みたいに純正で最適化されたモンを搭載してるなら兎も角、そうでないなら交換した方がいろいろと便利なのである。


フロアマットは走行中にズレてペダル各種に引っかかると厄介なので、走行前には外しておくのが吉である。ちいとばかし汚い希ガスが、細かい事は気にしちゃダメである(笑)


ワタクシがこのウィンドブロッカーを導入した理由であるが、後方視野が良くなるのもそうであるが、一番の理由は・・・

・・・こうやって車載カメラを固定するためである。この位置にカメラを持ってくる事で、実に良い角度で動画が撮れるのである。


でもって、両方のフロントドアにゼッケンを張り付ければ完了である。あとはトランスポンダー(タイム計測器)をリアのナンバープレートに張り付けて終了である。


あとタイヤの空気圧は思った以上にタイムに影響を及ぼすので、ちゃんとした良いエアゲージを用いて空気圧管理をしておくと吉である。一番簡単な方法はまずドアに貼ってある標準の空気圧に設定しておいて、ソコから少しづつ抜いて調整すると良いのである。


長袖&長ズボン&グローブ&ヘルメットは必須として、工具箱の他に持っておいて便利なのがビニールシートと椅子である。ビニールシートがあれば荷物が地面で汚れないのは勿論だが、こうやって巻く事で突然の雨をしのげるからである。あとパラソルがあれば直射日光も防げて更に完璧なのであるが、流石にNDにゃ積むスペースが無いのである(笑)


*走行会を楽しもう

 でもって察しの良いロンマニアの方ならば、動画の準備ができてない事は早々に予想できてると思うのである(笑)一昔前の走行会は「走れりゃいいんでしょ走れりゃ」みたいな殺風景さがあったのであるが(笑)今は若者のクルマ離れ*2もあって、主催者側も色々と趣向を凝らすようになってきてるのである:



プロドライブ】によるホイールの展示会&【ポテンザ】によるタイヤの展示会である。でもってコレ、ただ展示するだけじゃなく・・・


実際に装着しての体験会も実施してたのである。因みにワタクシのはサイズが合うモンが無かったためパスした次第である。




ワタクシはエンジョイ勢だからタイムは気にしていないが、コンマ1/1000秒を削りに行くガチ勢の走りはやっぱ面白いのである。昔は筑波1000で40秒切れば上級者とされていたけど、今じゃ当たり前のように38秒台なのだから、何ちゅーか道具や技術の進歩って凄いなと思うのである(^_^;)


 クルマを走らせるのが好きならば、1度でいいからサーキット走行をやってみるべし。ソレがスポーツカーならば尚更の事。今回サーキットを走ってみて、益々その確信を深めた次第である。ワタクシは常々、スポーツカーはスニーカーと同じだと考えてるのである。スポーツせずに街中だけで使っても快適なのだけど、スポーツに使った方が断然楽しいのである。スポーツだってムリせず適度に行えば安全かつ楽しいのと同様に、サーキット走行だってムチャせずに走れば安全で楽しいモンなのである。だからワタクシは「クルマを走らせるのが好きならば、1度でいいからサーキット走行をやってみるべし」と自信を以って言う次第である。さてもう遅いので、さっさと撤収するに限る今日この頃であった。


*1:ぶつかった時にガラスの破片が散らばらないようにするため

*2:もっと正確に言うと「カネの若者離れ」であるが