ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「音楽が表現するもの、それは常に変わらぬもの、計り知れないもの、理想的なものである。何かの機会にどこの某が抱いた情熱とか、愛情とか、憧れとかではない」
By リヒャルト・ワーグナー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*走行会向けの理想の一台
以前ワタクシは「走行会デビューしたいならワンボックスとかクロカンSUVとか、そういう特殊なクルマでない限りは何でもいい」と書いたが、やっぱ向き不向きがあるのは間違いないのである。向いてないクルマだとすぐ色々と熱ダレするし、上手く走らせるのも大変だったりするからである:
無論世の中には不利なクルマで敢えて挑む奇人変じn・・・いやユニークな人も居るのであるが(笑)上級者向けなのでオススメしない次第である( ̄▽ ̄;)特殊なドラテクが必要になるし、パーツも無いし、ワンオフで色々やらなきゃだから苦労が絶えないのである(^_^;)
だからやっぱ一般的にスポーツカーと呼ばれる車種か、或いは通常車種のスポーツグレードを選ぶのがベターなのである。そういうクルマなら通常車種よりも前回走行時の限界域が高いし、車体や部品の耐久性も高いし、何よりカスタムパーツが社内外で充実してるからである:
一番理想的なのがコレ等みたいな「最低限公道を走れるだけの実質レースカーな車種」なのであるが、コレはコレで敷居が高過ぎるのでオススメできない次第である( ̄▽ ̄;)まぁやっぱ最初は一般的にスポーツカーと呼ばれる車種を選んで、ソレで走行会デビューするのが一番無難なのである。細かい事は2台目以降に考えれば良いのである。
*ノーモア600馬力
でもってもう一つクルマ選びに関して重要な事は「パワーは実はそんなに要らない」って事である。コレはワタクシが600馬力のR35NISMOで走ってて得られた教訓の一つである。無論、パワーがあればあるほどタイムが出るのは間違いないが、パワーはただ上げただけじゃダメなのである。パワー上げたら熱も増えるから冷却の強化が必要になるし、剛性も強化しなきゃならんし、タイヤやブレーキも大きく太くなるのである。そして当然だが、その分維持管理に手間が掛かるし、消耗品のコストも跳ね上がるのである。ワタクシの経験上、500馬力を超えた辺りからコスパが飛躍的に悪くなってくるのである。
今思うとR35時代は色々大変だったのである(^_^;)タイヤはローテーションしても3~4回ぐらい走ると交換が必要になるし、ブレーキに関しては2~3回ぐらいが限度である。コースを4~5周走ったらクーリングラップ入れないと各種油温が厳しくなるし、オイル容量を間違えると油温が過熱してしまうのである。まぁその点はNHPCの落ち度もあったのであるが、やっぱ600馬力もあるクルマをサーキットで走らそうと思ったら何をどーやっても負担がデカくなってしまうのである(´ヘ`;)だから次のクルマはその点を十分に配慮して、敢えてパワーのあるターボを選ばずにGT3にしたのである。
パワーは510馬力あるけど、サーキットを30分フルに走ってもブレーキも水温も油温も熱ダレが一切起こらず、タイヤもパッドもあんま減らず、ソレでもって速さは600馬力のR35NISMOと同じぐらい。もう何回も言った事であるが、改めてGT3のヤバさを思い知らされた次第である(^_^;)でもって聞いた話、コレが出来るのはGT系だけじゃなく、スポーツモデル(911、ケイマン&ボクスター)なら全ての車種で当たり前にできる事らしいのである( ̄Д ̄;)やっぱ何ちゅーか、サーキット走行を楽しむ上でポルシェ以上に適した車種は無いと言えるのである。911かケイマンかボクスターでさえあれば、サーキット走行は問題無くこなせてしまうのである。
*ノーモア1000馬力
そう、スポーツカーにおいて「速い」と「サーキット走行に向いてる」は別の話であり、ワタクシが求めているのは後者なのである。一発の速さだけなら700馬力オーバーのフェラーリやランボルギーニやマクラーレンのクルマの方が速いが、そのラップタイムを30分間コンスタントに刻めるかと問われたら、殆どの場合は「ノー」なのである。大体2~3周走ったらブレーキや油温水温がヤバくなるし、タイヤもブレーキもガリガリ減るし、交換費用もバカ高かったりするのである。だからスーパーカーの類は「サーキット試乗はしてみたいと思うが、所有はしたくない」が正直な感想なのである。
ただ単純に直線でドカンと踏むだけなら何ら問題無いと思うし、サーキット走行も嗜み程度で2~3周走って終わりならソレでも問題無いであろう。が、ワタクシはまだまだサーキット走行を存分に楽しみたいし、何よりワタクシにゃカネが無いので(笑)やっぱコスパ重視でポルシェを選んでしまうのである。ワタクシがサーキット走行を引退したならスーパーカーもアリだと思うが、まだまだ楽しみたいので当分先の話である。その日が実際来るかどうかは分からんが、来たら当ブログでフェラーリやランボルギーニの所有ネタをやる事は確実なので(爆)その日を首を長くして待っててほしい今日この頃であった。.