ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「人の内面を唯一表現できるものは、顔や表情、動きや身につけるものなどの外見しかない。そのことをしっかり自覚することですね」
By 岡野宏
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*レギュレーションって何ですか?
スポーツにおいて一番重要なのは何か?ワタクシの答えは「ルールやレギュレーションを守る事」である。スポーツの魅力ってのは「ルールに定められた枠内で技術や知識や才能を競い合う事」であり、ソレが無ければ単なる潰し合い、殺し合いにしかならないのである。だから「スポーツをやる」という事は「ソレにまつわるルールやレギュレーションに従う」という事であり、ソコに例外は存在しないのである。ルールがおかしいというのであれば、ルールを定める団体に陳情して変えるべきであり、ソレがどんなに理に適ってなくとも、現行のルールである以上は守らなければならないのである。
こう書くと「じゃあルールの盲点を突かれたら?」と聞かれるだろうが、ワタクシは「ソレもスポーツの醍醐味」と答える次第である。ルールに盲点があったとしたらソレをフル活用して相手を出し抜くのも、コレまた作戦の一つなのである。上記にもあるように運営者が定めたルールってシロモノは、ソレが改定されない限り欠陥ルールであっても有効なのである。気に入らないなら運営者に陳情して変えてもらうか、別団体を立ち上げて新リーグを作るか、或いはその競技を去るかである。繰り返し言うが、スポーツにおける最上位の規範はルールとレギュレーションなのである。
*人は見た目が9割
こう書けば何故【19歳の体操選手が飲酒&喫煙で云々】に関して意見が分かれるのかが良く分かると思うのである。恐らくスポーツ及び何らかの競技をやった事のあるロンマニアの方ならばワタクシ同様「可哀想だけどソレが規則として定められている以上、彼女にはソレに従う以外の選択肢は無い」「プレッシャー云々って言っても、他の選手も同じだから」という結論に至るのである。が、スポーツや何らかの競技をやった事が無い人からすれば「たかがルールじゃないか」「プレッシャーがキツいなら仕方ないじゃないか」って擁護したくなってしまうのである。
たとえ誰であろうとも同じルールが適応されて、だからこそ平等で公平な勝負ができる。その純粋さこそスポーツの醍醐味であり、ソコに「○×だから」って例外を作ってしまうと、その純粋さが失われてしまうのである。でもココまで擁護の声が大きいのは体育会系というかスポーツ的なモンに対するアンチテーゼもあるんだろうけど、やっぱ「19歳」「女の子」「新体操」というイメージの良さが庇護欲をそそるんじゃないかと思うのである。この話を聞いて、ワタクシは14年前、何のルール違反もしてないのに服装と態度が悪いだけで叩かれてた某スノボ選手を思い出したのである(笑)
やっぱ何ちゅーか、コイツの場合「21歳(当時)の大人」「ガラの悪い男」「DQN臭の強い競技であるスノボ」って点がマイナスだったと思うのである(笑)やっぱ人間、何だかんだ見た目は大事だと改めて思い知らされたのである( ̄▽ ̄;)でもってコイツは14の頃から大麻やってたんだけど、オリンピック参加中はやってなかった(orやってたけどバレなかった)から競技的には無問題なのである。そう、オリンピックが終わればどんなに酒飲もうがタバコ吸おうが薬キメようが誰も気にしないんだから、競技期間中ぐらい我慢しやがれって話である( ´△`)
*やるなら上手くやれ
そう、ルールやレギュレーションの推奨できんもう一つの使い方は「バレなきゃ無問題」なのである(笑)無論、バレたら競技的な制裁と、ソレ以上にデカい社会的制裁を浴びる事になるが、そのリスクを呑んだ上でやるってのもアリっちゃアリなのである。だから件の19歳の娘も、どうしても飲みたい&吸いたいのであれば、あの手この手を使って徹底的に隠蔽すれば良かったのである(爆)ただ大学体育会系だから酒は兎も角、今時タバコ吸う若い子が未だ居るって事にビックリである(^_^;)仕事柄若い子に接する機会は多いのだが、一部底辺職を除いてタバコ吸う若い子ってマジ激減したと感じるからである。
まぁタバコは心肺機能低下云々があるからスポーツ的見解から禁止は当然として、酒は所謂「割れ窓理論」ってヤツじゃないかと思うのである。あと最後に擁護派が良く言う「たったソレだけで」であるが、ワタクシの答えは「世の中”たったソレだけ”で取り返しのつかない失敗をしたヤツは山ほどいて、彼女もその1人」である。可哀想ではあるがコレも人生であり、授業料が高過ぎるのがアレだが立派な人生の教訓なのである。彼女がコレを教訓にして4年後に復活するか、或いはそのままズルズルと転落するか、願わくば前者であってほしいと思う今日この頃であった。
