アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE ANTHROPOCENE EXTINCTION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「俺らは消耗品だけど、使い捨てじゃないから」

By 永田裕志


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*80年代へようこそ

 今ニッポンじゃ洋楽が売れないそうである(´・ω・`)英語という言葉の壁や、ニッポンの音楽シーンそのものが縮小してる事もあるのだろうけど、一番はやっぱ「今の洋楽シーンそのものに活気が無いから」に尽きると思うのである。マイケル・ジャクソンビートルズなんかが良い例だけど、ホントに凄いモンは言葉の壁だって超えちゃうのである。こう書くと懐古主義者見たく思われるかも知れないが、昔はそういうのがいっぱい居たのである。特に80年代と90年代のソレは凄いモンがあり、洋楽属性のあるロンマニアの方々の多くも、この世代の洋楽に触れた事で洋楽属性が付いたのではなかろうか。ワタクシの場合は80年代であり、言葉は分からなくても身体が勝手に動いちゃうような曲が多かったのである:

もうこの時点で、その時を生きたロンマニアの方々ならば、全身から体液が激しく噴出して止まらないはずである(笑)言葉や歌詞は分からなくても、メロディーや演奏センスやパフォーマンスや歌唱力がソレを補って余りある。この時代は丁度マイケル・ジャクソンの全盛期であり、ソレに釣られてハイレベルなミュージシャンが実に多かった時代でもあるのである。


 でもって80年代&90年代洋楽の何が素晴らしいかって、今聴いたら流石に古臭さは感じるけど、ソレでも未だに「やっぱ良い曲だなぁ( ̄▽ ̄)」って思えちゃうのである。ネット由来で昔の音楽を知り、ソコから新たにファンになった人、少なくないのではないであろうか。ビートルズなんかが正にソレであるが、ホントに良いモンってのは時代を超えるのである。コレは音楽に限らず、どんなモンだってそうである。冒頭の格言の「消耗品だけど使い捨てじゃない」って言葉は、実に的を得た言葉だとワタクシは思うのである。コンテンツそのものは何時か必ず終わるモンだけど、終わった後もファンが持ち続け、語り続けられる限り消えないのである。


*使い捨てという名のドル箱

 ココまで書けば、なぜ今時の音楽、特にニッポンのソレが響かないかがお分かりいただけると思うのである。そう、消耗品である上に、使い捨てだからである。洋楽も結構酷いけど、ニッポンのソレよっかは全然マシである。つい最近【AKBのシングルCDが230万枚売れた】らしいのであるが、ワタクシの周辺では「AKB(゚Д゚)スゲェ!!」なんて言葉は全然聞かれないのである:

ホントは高貴なワタクシのブログにこんな低俗なモンを貼りたくなかったのであるが、ウケを狙うためだからしゃーないのである(笑)断言して良いが、半年もすればこの曲も忘れられてしまうであろう。コレが230万枚という途方もない数売れたにも関わらず、である。何故なら、使い捨てられる事を前提にして、使い捨てレベルで作られてるからである。


 邦楽もそう、邦画もそう、和ゲーもそう、ラノベもマンガもそう。今のニッポン産エンタメの何がダメかって、手っ取り早く稼ぐために焼き畑農業的な使い捨て品を乱発してる事にあるのである。数だけは矢鱈と多いけど心に残るモンが何も無く、ただ只管消化させられてるだけ。そんな気分、ロンマニアの皆様も味わった事あるのではないであろうか。チャートに書くとこんな感じである:

広告やらステマやらを駆使してブームを作り上げる

上手く乗ってきてくれたら、畳みかけるように各社が雪崩れ込む

似たり寄ったりした商品や作品が乱発される

当然、すぐに飽きられてしまう

飽きられたのを察したら、各社一斉に手を引く

別の広告やステマをチェックして、ブームになりそうなモンを探す

以後繰り返し

という風になってるから、ショボくてもネタだけは延々と続くのである。特に今の時代はネットやらSNSやらがあるから、次のネタを見つけ出すのも早い。ソレなりに楽しめるモンが小刻みに延々と続くから退屈はしないけど、過ぎ去ってしまえば何も思い出せない。だから業界は死んだんじゃないのである。生きてないだけなのである。半死半生で惰性的に続いてるのである。


*デビュー前夜

 まぁそんな事よりも、ワタクシは明日の走行会の方が断然楽しみなので、このつまんない話題はもうお終いにしようジャマイカ(笑)だからワタクシは、最近は広告だとか雑誌だとかネットだとか、そういった評判は可能な限り気にしない事にしてるのである。古かろうが新しかろうが、自分の感性やセンスを信じて選ぶ。周りにどう言われようが知ったこっちゃないのである。コレは特にニッポン人に強いんだけど、人間というナマモノは「自分が何を好きか」と同等かソレ以上に「隣のヤツが何を好きか」が気になるモンなのである。だからSNSが栄えるし、そのSNSを企業が利用する。自分らしく務めるって言うのは簡単だけど、やるのは難しいのである。


 さて数時間後には筑波サーキットへ向けて出発するのであるが、何ちゅーか幼坊や小坊の頃の、遠足前夜のソレに似てるのである(笑)明日の天気はどうなのかとか、忘れモンは無いのかとか、そんな事ばかりが脳裏を過るのである(爆)まぁココまできたらなるようにしかならんので、平常心で行くのが一番である。何せワタクシのモータースポーツ人生(?)は筑波1000から始まったのだから、やっぱ何時まで経っても筑波1000はワタクシにとって一番思い入れのあるコースなのであるから、楽しみじゃないはずがないのである。さて余りにワクワクしてても眠れない&このブログ更新が一番の夜更かしでもあるので(核爆)さっさと風呂入って寝るに限る今日この頃であった。