アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ENSLAVING THE MASSES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「自分が自分自身を責め立てて苦しめるという心の状態、それを地獄と呼ぶ」
By 信国

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*The茨城ダッシュ
 ワタクシが茨城県民になってもう10年以上が立つのであるが、ワタクシ実は茨城ダッシュなる技を見た事が無いのである。かつて走り屋やドリフトの聖地だった筑波山があり、今でもヤンキー文化が根付いてて、地元に筑波サーキットがあって、クルマ文化が比較的盛んな茨城県だから、名前から想像するにこういう技なのであろう:

交差点で止まる際、ステアリングを予め右に少し切っておく

クラッチ踏んで、アクセルを十分に煽っておく

青信号になると同時にアクセル吹かしたままクラッチを一気に離す

するとクルマが右方向にドリフトするから、ソレを上手く制御しながら右折する

(゚д゚)ウマー

youtu.be
こういう風にケン・ブロックがやってるような技を用いて、交差点をクールに曲がる技だと思ってたのである(笑)まぁ今の筑波山はキャッツアイとカマボコだらけだし、広い駐車場でジムカーナなんぞやったら通報モンだから、今の若い子はやらないんだろうなって思ってたのである。

 でもって最近またSNSとかで「茨城ダッシュ」なるキーワードが出てきて驚いたのだが、どうやらテレビかなんかで特集されてたみたいなのである。ソコで興味が湧いたんで実際どんなモンか調べてみたのであるが:
youtu.be
想像してた最低限の更に十倍はショボかったのである(笑)勿論危険だからNGというのは言うまでもない事であるが、ソレやってどういう得があるのかが全く分からんのである( ̄~ ̄)茨城ダッシュが出来るって事は最前列に居る→ちょっと待てば確実に曲がれるんだから、焦る必要なんて何処にも無いからである。

*アーニャ、しってる。これは「ポルシェめいぶつおぷしょんじごく」だ
 他にネタが無いので、仕方なく先日のネタの続きである。GT3RSであるが、世界プレミアと同時に【ニッポンでも予約が開始して価格も決まった】んだそうである。あのムダに高くてデカいリアウィングは車検通るのかとも思ったが、発売するって事は通るorポルシェニッポンが何とかするって事であろう。でもってこの「3134諭吉」という価格であるが、まさかその値段ポッキリでコレが買えるなんて思ってるロンマニアの方は・・・

である(笑)ワタクシの素GT3納車までのエピソードを当ブログにて追いかけていたロンマニアの方々ならば、ワタクシが定価ポッキリで買ってない事をご存知かと思うのである。色々付け加えても精々20~30諭吉の一般的なニッポン車とは違って、高級外車は各種オプションを色々入れるのが当たり前で、場合によっちゃ定額を大幅に越すのである。

 ポルシェはどの車種もそうであるが、定額のバニラ状態はマジで最低限の装備しかなくて、何もかもが色々とショボいのである。オプション設定しないと「ホンダ車かマツダ車の方がまだマシなんじゃね( ̄Д ̄;)」ってレベルのモンが出てくるのである。だから必要なトコを必要な分だけ充実させるために、各所細かく設定されてるオプションを用いるのである。例えばこんな感じである:

  • ヴァイザッハパッケージ:約280諭吉
  • カスタムカラー:最大250諭吉
  • PCCB(カーボンブレーキ):約160諭吉
  • フルバケットシート:約89諭吉
  • レザーインテリアパッケージ:約70諭吉
  • フロントリフト:約58諭吉
  • PDLS Plus:約52諭吉

とまぁ安いモンは無料から、高いモンは一般的なニッポン車一台買えるような値段のモンまで、オプションは多種多様あるのである。ワタクシも何だかんだ言って、オプションは結構な量を入れてしまったりするのである(´ヘ`;)だからGT3RSをマジで購入しようと思うんだったら、安く見積もっても3500諭吉以上は覚悟しなけりゃならんって事である。

 こう書くと「じゃあソコんトコ我慢すればいいだけの話じゃん」って思われるが、そうは問屋が卸さないのである。ちゅーのもマカンだとかカイエンだとか素カレラみたいに数が出る&外国工場でも作ってる車種とは違い、ドイツ本国のツッフェンハウゼン工場にゃ生産キャパがあるからである。一応ラインナップ車両だから台数限定ではないが、ソレは「発売期間内に作り切れたら」の話であり、RS系だと抑々の生産数が少ないトコにアホほどのオーダーが殺到するのである:

オーダーは一応受けてはもらえる

でもツッフェンハウゼン工場にゃキャパがあって、作れる量が決まってる

頑張って作りはするけど、でも次期型が出るならそっちに切り替えなきゃならない

期限までに作り切れなかったら、残念ながらソコで残りの注文はチャラ

つまり、実質的な生産台数制限がある

( ゚Д゚)マズー

って事である。でもってその場合、どういう顧客に優先して枠を回すかって、当然ながらオプションを色々入れた(特にヴァイザッハみたいな高価なヤツ)優良顧客である。数に実質的な限りがあるのなら、そりゃ少しでも高く売りたいに決まってるのである。でもって役物ポルシェの生産キャパがオーダーを上回る事なんて、まず無いと考えるべきである。

*欲しいモンは早いモン勝ち
 だからワタクシは素GT3予約開始の3日後に速攻で仮契約して、ポルセンに頼んで枠を押さえて貰ったのである。早めに動かないと順番がドンドン後回しになって、枠が回って来る前に992型GT3(前期型?)の生産期間のが先に終わってしまう可能性があったからである。仮契約した時のワタクシの順番は北関東区で5番目であり、コレですら前に並んでた2人ぐらいが「やっぱ左ハンドルを待ちたい」って事で再度並び直した結果なんだから、その2名が並び直さなかったら半導体不足&ウクライナ紛争のせいでただでさえ遅れてた納車が更に遅れてた可能性だってあったのである (; ゚Д゚)

youtu.be

 ワタクシが幸運だったのは、992型から右ハンドルの枠が設定され、ポルシェニッポンも右ハンドル輸入を優先する方針になった事がである。ちゅーのも予約開始前にフライング予約してたヤツが結構居ただろうし、ソイツ等に先に並ばれたら更に枠が回ってくるのが遅れただろうからである(^_^;)今回の事からワタクシが学んだ事は「マジで欲しいモンは速攻でオーダーしろ」って事である。ソコを躊躇って「後でいいや」って考えると、後になったら取り返しの付かないような事が起こってしまう可能性を否定できないからである。明日やろうはバカ野郎、この言葉を言った人は正真正銘の賢者だと思う今日この頃であった。