ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ゆっくりでも着実な者が勝つ」
By フェルナンド・アロンソ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*筑波1000の魅力
人間って不思議なモンで、一度実に付いた事はちょっとやそっとじゃ忘れないのである。ND買った時は「久しぶりのMTだけど、ちゃんと乗れるのかねぇ(^_^;)」なんて思ってたけど、フタ開けてみたら至って無問題だったのである。こう書くと自惚れみたいに聞こえるかも知れないが、GDB乗ってた頃よりも上手くなってる希ガスのである。まぁND自体がクラッチペダルが軽い&車体が軽い&1速がローギアード*1→元々乗り易いってのもあるんだろうけど、やっぱGDBの頃に養ってた感覚がそのまま残ってたってのが大きいのである。やっぱ最初はギクシャクするけど、慣らし運転が終わる頃には既に元に戻っていたのである。まぁ普段から「何時かコレでサーキット走る」って意識してたのも大きいと思うのであるが。
さて、ウザったい前置きはコレぐらいにしといて(笑)本題に戻ろうジャマイカ。この筑波1000攻略のコツは、何といっても7と11のコーナーを脱出する時の姿勢である。ココに限らずどんなサーキットでもそうであるが、タイムを上げるコツは「長い直線のある区間を如何に高い速度で駆け抜けるか」であり、そのために重要なのが「直線区間直前のコーナーで如何に早く向きを変えて、如何に早く加速態勢に入れるか」なのである。このコースの何が良く出来てるかって、タイムを稼ぐ2つの直線区間(7→9と11→1)の前のコーナーがややこしい構造になってるトコにあるのである。ドラテクとマシンセッティングが上手く行ってないと、ココを綺麗に脱出できないのである。
*FRって何ですか?
という事前情報とコース図を頭に入れておけば、コレからお観せする動画を更に楽しんでいただけると思うのである(笑)言い訳するワケではないが、コースやMT操作は思い出せたとしても、FRでコースを走るのはホント初めてなんで、ソコんトコ御了承頂きたい次第である。では、早速1本目である:
まぁワタクシ自身がFR車でサーキット攻めるのは初めて&NDを限界まで攻め立てた経験も非常に少ないので、ちょっと(てゆーか、結構)余力残して走らせてた次第である(^_^;)ブレーキング時の挙動はどうなのか、コーナリングする時の荷重の位置や移動幅はどうなのか、ギアチェンジは何処でやるのが適切なのか、どんだけアクセルを踏んでいけるのか、タイヤの限界はどこまであるのか、アンダーステア&オーバーステアは何処で起きるのか、デフはどのぐらいで効いてくるのか云々。今考えると、よく走ってる時に脳ミソがパンクしなかったなと思うのである(笑)でもって2本目も同様に、攻めるよりも試行錯誤ばっかしてたのである:
乗って初めて分かった事だけど、やっぱFRって噂通り面白かったのである(^-^)FFや4WDだと、前輪を操舵だけでなく駆動にも使う→ステアリング切り過ぎたらアンダーになるんだけど、FRだとソレが無いのである。まぁ車種にもよるんだけど、少なくともNDはそうだったのである。前輪は操舵にしか使わないから、ステアリング切ったら切っただけ曲がっていくのである。無論、切り過ぎると今度は後輪が横に滑っていくのだけど、ソコをカウンターステアとアクセル操作で立ち直していける。だからコーナリングに際しても積極的に攻めていけるし、MRやRRみたいに一瞬で回る事も無い。だからFRは面白いのである。
*後半から本気出す
とは言っても、ただ漫然と走ってるだけじゃ上手くならないので、的確なアドバイスが必要になってくるのである。ライセンス走行するなら兎も角、走行会って殆どの場合プロドライバーによる同乗走行&走行アドバイスがセットになっているので、コレを利用しない手はないのである:
プロに実際乗ってもらって感覚を覚える&走行ラインのアドバイスを貰う&客観的に外から走行を見て貰う事により、注意点をより絞る事が出来るようになるのである。プロの意見を集約すると:
- NDは軽くて曲がるから、ラインはミドルから取っちゃって構わない
- もっと思い切ってスパッと曲げてけば鼻は向けられる
- バランススロットル、つまりヨーロッパ式ドライビングで行くのなら、アクセル操作が重要
- NDはバランスの良いクルマでトラクションが掛かりやすいから、バランススロットルは使いこなせれば有効
という事である。そう、ワタクシはコーナリングに際して、ヨーロッパ式を採用してるのである:
元々はR35に最適な走り方として採用してたのであるが、NDでも有効な事に気が付いたのである。ちゅーのもNDは前後バランスが良い&重たいワタクシが後輪近くに座る形になってる上(笑)サスペンションの形式上トラクションが掛かりやすいのである。だからアクセルでクルマの向きをコントロールするやり方が有効なのである。ちゅーワケで、その勢いでガンガン走るのみである(`・ω・´)
ブレーキング後にスパッと一気にステアリングを切って、ソコからはアクセルの開閉でクルマを操作するのである。この時点でタイムは48秒551である( v ̄▽ ̄)ワタクシのサーキットデビューがこのコースだった事は先日述べたと思うが、その時GDBで出したタイムが同じ48秒台だったのである。その時(8年前)と同じタイムを半分以下のパワーのクルマで出せるようになったのだから、ワタクシの成長を褒めてほしいモンである(笑)というワケで、念願の48秒切りの夢は、最終ヒートに託されたワケである(`・ω・´)
タイムは48秒550、皆に言われるまでもなく、0.001秒なんて機械誤差の範囲内だって事は分かってるつもりである(´・ω・`)まぁでもNDでのサーキット走行は存分に楽しめたし、より一層NDというクルマの事が良く分かったし、今後の課題も色々と見つかったので、ワタクシ的には大成功である( ´∀`)b何ちゅーか「満足」以外の言葉が見つからないのである。
*今後の課題
あとNDサーキット走行したもう一つの目的が「クルマの限界を見定める事」である。今回は殆どのパーツがノーマルのまま敢えて参加したのは、ソコから徐々にクルマを作り上げていくためである。ロードスターに詳しいショップに教わるがままにパーツを組むって方法もあるのだが、ソレじゃワタクシが納得も理解もできないのである。ワタクシは速く走りたいのではなく、より深く理解して上手くなりたいのである。だから敢えて不足上等でノーマルで挑んで、ソコから徐々に組み上げていく方法を選んだのである。でもって暫定的な結論としては:
- 車載カメラ:◎
- シート:○
- 4点固定ハーネス:◎
- ステアリング:◎
- タイヤ:○
- サスペンション:△
- ブレーキ:×
そう、ブレーキである。実は【ステンメッシュブレーキライン】入れた時に【フルードもDOT4のヤツ】に変えてあるのだが、やっぱパッドがノーマルじゃ厳しいのである(^_^;)だから次に走る前に、まずはブレーキだけでもどうにかしようと思ってる次第である。まぁソコんトコはコレからコムドライブに持ち込んでから考える&今使うとネタが勿体無いので(笑)そろそろお暇しようと思う今日この頃であった。
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