ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「つばくらや嫁してよりせぬ腕時計」
By 岡本眸
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*現金はオワコン
以前ネタにしたSwitch2だけど、何だか某タレントが転売ヤーから買った云々、譲ってもらった云々で何故か揉めてるが、正直ゲーム機如きでソコまで揉められるのかが理解できないのである( ̄~ ̄)まぁ何つーか、他人が幸せなのが許せないヒマ人がそんだけ多いってことなのであろう┐(´∀`)┌でもって転売云々に関して言えば、ワタクシは以前にも言ったが「発売日から1ヶ月は現金払いNG、クレカ決済のみ」「高ランクのクレカから優先してデリバリーすればいい」と提言する次第である。購入者の社会的信用を計る一番簡単で手っ取り早い方法が「クレカの有無とクレカのランク」だからである。
実に簡単な話で、ブラックカードやプラチナカードを所有できるレベルの人間が、転売などという効率の悪いカネ稼ぎなんぞするのかって話である。ニッポンではピンと来ないかも知れないが、欧米じゃ「クレカ=社会的信用度の証明」であり、高ランクのクレカ持ってるヤツほど信頼され易く、逆に「現ナマで払うヤツ=社会的信頼の無いヤツ」って扱いになるのである。たったコレだけで買い子の行列を無くすことができるし、製造番号とクレカ番号を紐付けできれば転売されたかどうかも簡単に分かるから対処も楽ってモンである。
*時計を選んだ世界線
今回718SEを購入するにあたって、ワタクシが以前「クロノグラフが云々」って言ってたのを覚えているであろうか。コレは992.2GT3予約に関して、割り当てリストに載ってた顧客に対して「今ポルシェが色々アレなんで”ご協力”してもらおう」という企画(?)である。殆どの顧客が「EV(マカンかタイカン)かクロノグラフか」ってトコにワタクシは第三の選択肢として担当から「718SEどうよ?」って薦められて、何だかんだ718ボクスターSE面白そうだから了承したヤツであるが(笑)そのクロノグラフとかやらがどんなモンなのかが最近分かってきたのである。
でもってつい最近【クロノグラフのコンフィギュレーター】なるHPが登場したのである。一番下のモデル毎の限定時計ってヤツがあるが、ソコの「クロノグラフGT3(992.2)」ってヤツが「718SEかクロノグラフか」の選択肢の中にあったクロノグラフなのである。でもって早速、ワタクシがオーダー予定の仕様に合わせてコンフィギュってみたのである:
感想を一言で言うと「718SEを薦めてくれた我が担当ъ(゚Д゚)グッジョブ!!」ってトコである(笑)流石にコレに235栄一は払えないのである(~_~;)コレ買うぐらいだったらパテックのノーチラスか、或いはオーデマのロイヤルオーク買った方が全然良いのである。パテックやオーデマならリセール抜群だから後からコスト回収できるが、このクロノグラフにはソレが期待できんからである。
そう、コレの何がアレって「235栄一がパーになる」ってトコがである。ワタクシはApple Watchを愛用してるし、そうでなくても腕時計には正確性と耐久性と利便性を求めるので、機械式腕時計は殆ど全く興味無いのである。だからコレ買ってしまったら、235栄一をドブに捨てるのと同じ事になってしまうのである。だったら718ボクスターの方が道具としての利用価値が高いし、MTだからリセールも抜群だし、何より「初めてのMR」「初めてのハイパワー高級オープンカー」という新鮮な経験を得られるんだから、そりゃ718SE選ぶに決まってるのである。
*コスト掛けるべきは経験
そう、ワタクシにとって718ボクスターSEを選ぶ理由は「クロノグラフを選ぶよりもコスパが良いから」なのである。確かに値段は718SEの方が高く付くが、後々を考えれば非常に得だからである。仕事や移動の道具として使う事や、売る時のリセールも勿論そうであるが、このクルマに乗る事により得られる新しい経験や、ソレ経由で出会える人々との交流や、そういうのを知った事で生まれる新たな選択肢だとか、数字では表せない貴重なノウハウが入ってくるのである。そして大概の場合、こういったノウハウはカネやコネを呼び込むことが多いのである。
この類のイベントって、結構な数のハイソな人々が集まるのである。ソコで知り合った人から貴重な人生経験を得たり、ネットには無い情報やノウハウを得たり、出会いをキッカケに新たなビジネスチャンスを得たり等々。そういうのってSNSにいくら張り付いても見つからないし、安いクルマのオフ会じゃまず得られないのである(笑)なぜフェラーリやランボルギーニがクルマとして実ははソコまで凄くはないのに何故あんだけ高く取引されるのかって、つまりそういう事である。カネ持ちはカネを貯め込むのが上手いのではなく、カネを使うのが上手いんだと改めて思う今日この頃であった。