ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「儀式は心をこめた慣例である。聖なるものとされた習慣である」
By ケント・ナーバーン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*新車に欠かせない儀式
儀式と言っても、別に交通安全祈願するって事ではないのである。ワタクシが新車を買ったら必ずする事は「とあるドライビングスクールに持ち込んで、限界性能を確かめる」である。何処に限界があって、限界を超えるとどういう挙動になるのか、ソレが分かれば大幅に近道が出来るからである。だから新車を買って出来るだけ早い内にそのスクールに行った方が有効なのであり、寧ろコースデビューがこのスクールであっても良いぐらいである。というワケで:
そのスクールを受講する為にツインリンクもてぎ改めモビリティリゾートもてぎへ行ってきたのである。何時の間に名前が変わったんだと思ったら、実は【今年3月に変わってた】のである。最後にもてぎ行ったのが3年前ぐらいだったから、そりゃ気付かん筈である(^_^;)
名前だけでなく、ロゴも変わってたのである。今までずっと旧ロゴと旧名を目印にしてもてぎ行ってたから、今回危うく道に迷うトコだったのである(笑)
でもってそのドライビングスクールとは勿論【山野哲也ハンドリングクラブ】であり、行くのなら当然プラスの方である。プラスじゃない方は参加人数が多くてあんま走れないのと、目玉である逆同乗走行がないのがアレなんで、ワタクシはもう専らプラスしか行かないのである。
この様にペンキで線を書いただけのコースなんで、好きなだけコースアウトできるし、好きなだけスピンできるのである。だから遠慮なく限界まで攻め込めるし、ソレによりフツーの運転じゃ知り難い限界領域の挙動を安全に実体験できるのである。昔とは違って今のクルマは高い&パーツもムダに高いので、こういう機会は重宝するのである。
*プラスの醍醐味
プラスにすると何が良いって、まず参加者が半分になる事である。参加者が半分になるって事は、その分走る機会が多く回ってくるって事だからである:
この様に一台ずつ順番に走るので、クルマ同士の衝突が防げるし、何より他車を恐れて自分が引いてしまう事も無くなるのである。ただこの方法は時間がかかる事が欠点であり、でもプラスにすると参加台数が減るから、その分待ち時間も大幅に減るのである。
だから分かってる人は、皆プラスを選ぶのである。だから参加者は少なくとも、濃いメンツが濃いクルマに乗ってやって来るのである:
ミーハーはほぼ絶対買わない、モタスポ好き向けの硬派な車種であるロータスのクルマである。3-イレブンという超レアな車種も、今回この通り参加していたのである。
アルピーヌA110にBMW・M2にジャガーF-TYPEにベンツAMG-GT、珍しい外車だってこの通り集まってきてるのである。やっぱプラスに通う人等はクルマへの拘りが強い人が実に多く、毎回の様に珍しいクルマが見れるのである。
無論、国産勢もこの通り大勢参加してるのである。にしてもやっぱホンダとトヨタ、この2社の国産スポーツカーにおける実力はやっぱ別格である。日産?何ソレ美味いのである(笑)
山野さんが会場に乗り付けてきた現行M3である。現行M3/M4を語る上で欠かせない(?)要素となった超巨大ブタ鼻であるが、間近で見ると案外悪くないのである(笑)M4は乗れるんだったら、一度試乗してみたい車種の一つである。
でもって、ポルシェも思った以上に来てたのである。現行ボクスターGTSに、997カレラSに、997GT3である。多分だけど、単に持ってきていないだけで実は所有してる人、何人か居るんじゃないであろうか。
あとポルシェと言えば、やっぱコレがぶっちぎりなのである(笑)もう見た瞬間から「オーナー超絶イケメンそう」とか「オーナー絶対モテそう」とか、そういうのがバリバリに感じられる筈である(爆)でもってワタクシが実際にオーナーさんと接してみたら、マジでその通りだった事を伝えておく次第である(核爆)
*限界へようこそ?
とまぁ、こんな感じに濃いメンツが集まって、濃いスクールが始まったのである:
まずはブリーフィングである。山野さん及びスタッフ達の挨拶と、走行の手順についての説明が行われたのである。
コレが今回のコースである。右回りと左回りを其々2本ずつ、1本30分の計120分というボリュームである。参加者少なくて走る時間が多ければ、その分タップリ練習できるという事である。
でもって今回一番肝心な事がコレであり、横滑り防止装置を切ってしまうのである。トラクションコントロールも切ろうと思えば切れるのであるが、切ったら余計大変になるだろうから今回はパスである(笑)というワケで、最初の一本である:
youtu.be
全然踏み切れてないし、カメラは傾いてるし、全く良いトコの無い1本である。流石にこんな走りを延々と続けてたら時間とガソリンとタイヤが幾らあっても足らないので、このスクール最大の醍醐味である「同乗走行」と「逆同乗走行」を上手く使わせてもらう事にしたのである。ソレについては流石に身体がもうヘトヘトなので、次回にしたいと思う今日この頃であった。