ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ものには退くべきときというものがあります。土壇場へ行ってからでは、もう誰も救ってくれませんよ」
Ｂｙ 城山三郎
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊立場別の正義の在り方
正義とは何か？最近ワタクシはコレを「立場によって異なる」と答えるようにしてる次第である。例えば理学＆工学＆医学の人間ならば「データと論文」であり、ソレを世界中の学者が論じ合う事で得たエビデンスこそが理工医の人間にとっての”現段階における正義”である。コレが経済＆政治＆法律の人間ならば「株価と支持率と判例」って答えるであろう。如何に多くの人に支持されて、数から生まれる力を以って”次の期間までの暫定的な正義”とするのである。じゃあ人文学や社会学の人間は何を以って正義とするかって、答えは「直感からくる正義感、ソレに伴う共感と共鳴」である。
サヨクとかポリコレとか反ワクとか、何故そういう連中が話し合いできないかって、正しい事とそうでない事を直感で決めてるからである。だから一貫性が無くて論理的矛盾も多いんだけど、当の本人は何一つおかしいと思ってないのである。ソレどころか学術的手法や科学的根拠を「信じられない」の一言で否定するし、ワタクシが試しに「じゃあ貴方の直感はホントに貴方自身を反映してるのか？」って聞いたらマジギレされたのである（笑）よーするに「ポストモダン思想」ってヤツである：
youtu.be
よーするに社会主義＆共産主義が失敗して心の拠り所を失ってしまった研究者の提案した言葉遊びに人文学者や社会学者が乗っかって、ソレをSNS運営会社に巣食ってた実家の太いキラキラ系が拡散に手を貸して、経済的不安と不満を抱えた貧困層が便乗したというワケである。この辺は難しくてワタクシも未だ把握し切れてないんで、望まれてないだろうが続きはまた次回である（笑）
＊進む勇気と、引く勇気
敢えてその具体的な中身は言わないが、最近色々あって思う事があるのである。ソレは「思い切って決断し進むのは勇気は必要だけど、ヤバい時に引くのはソレ以上に勇気が必要」って事である。特に即決即断する類のリーダーってのは、部下達はその決断の正しさよりも、決断する度胸に惹かれてるって場合が多いのである。テメェの頭で考えられないヤツ、テメェのケツを拭けないヤツってのは、テメェの代わりに考えて決断し責任取ってくれるヤツに妄信的についていってしまうモンなのである。だからその類のリーダーってのは行動や決断が日に日に過激になるし、部下や支持者もソレを喜んでしまい、熱狂の連鎖反応を引き起こすのである。
でもってそのリーダーが常に正しい選択をするワケは抑々無く、時としてハズレの道を選択する事もあるのである。で、上記のタイプのリーダーってのは、概して振り上げた拳を下せないのである。その性格が故に色んなトコで作ってきた敵から「だから言っただろーがm9(^Д^)」って笑われるのもだけど、ソレ以上にヤバいのが部下や支持者達だからである：
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ちゅーのもそういう類のリーダーについてくようなヤツってのは、大概依存心が強くて情緒が不安定なヤツなのである。そういうヤツがリーダーが方向転換したのを見たらどうなるって、大いに失望するのである。大いに失望するだけならまだ良いが、そのまま強烈なアンチへと移行する事も少なくないからである。だから進む事以上に、引く事のが大きな勇気が要るのである。
でもってその後どうなるかって、答えは「一発逆転のワンチャンを狙って更にのめり込む」である。例えば医療に不満と不信があったが故にワクチンに対して慎重派だった人間が、同じ様な部下や支持者に取り囲まれてる内にエコーチェンバー現象を引き起こして慎重派から反ワクチンにレベルアップしてしまい、そうなったらもう引き返すに引き返せなくなるんで、テメェ等以外の反ワク連中と更に結び付きを強めて、SNS等で拡散行動を活発化させるとかいった感じである。そのまま突き進んでも勝てないor百歩譲って勝っても何も得られないんだけど、テメェの身を守る為には進み続けるしかなくなるのである。
＊繋がりは絶つべからず
じゃあもしもそういうのに出くわした場合はどうするかって、ワタクシの答えは「自分に火の粉が掛からない限りはスルーする」である。ぶっちゃけ人文社会系は実質説得不可能だし、何より相手にも（違法行為や主権侵害が無い限り）反ワクする自由と権利があるからである。所謂”愚行権”ってヤツである。ワタクシは従来通りエビデンスに基いた見解を出すだけだし、ワンチャン気が変わったら話には応じるって感じである。人間の性格や考え方なんてマジモンの地獄を味わないと変わらんモンだし、自分が心底変わりたいと思わない限り変わらんモンなのである。
でもってコレはワタクシのポリシーであるが、ワタクシはそういうヤツに対しても（違法行為や主権侵害が無い限り）連絡を完全に断つという事はしない＆したくないのである。何故かと言えば、その細い繋がりがドン底の中での最後の希望になる可能性が、稀にだがあるからである。だからワタクシは嫌なヤツでも（変なセールス以外は）電話を着拒にはしないし、SNSでも（変なスパムを除いて）ブロックやミュートは基本的にしないのである。人は変わるモンだし、変えようと思えば変えられる。だから僅かであっても（迷惑でない限りは）可能性は捨てるべきではないと思う今日この頃であった。
