アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FOLKEMON

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自分でいう言葉は自分の耳で聞くがよい。自分の立ち振る舞いは自分の目で見るがよい。自分で見て、自分で聴いて心に恥じなければ、人もまた心服するであろう」

By 佐藤一斎


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 以前ネタにした【ゲームからリアルに飛び出したドライバー】であるが、実はその話に続きがあったりする。何と【リアルのレースで入賞しちゃった】のである(^_^;)日本のプロドライバーだけに留まらず、あのセバスチャン・ローブですら「グランツーリスモ」で擬似訓練をしていたり、マクラーレンでもシミュレーターを使ったトレーニングを行ってるのは有名な話である。が、今回ばかりは話が別。極論から言うと、ゲーム以外何の取り得も無い極々フツーの学生が、いきなりスターダムにのし上がった→カートみたいに人と場所を選ばないから、ゲーム機とソフトさえあれば誰だってポディウムに立てる時代がマジで来ちゃったワケである。コレからは・・・・

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   . l;;;;;;;;;彡;;;;;ゝ .if'=====ー゙  ::          ,.========r    ゙i;|.l;;;;;;;;;;  『ゲームと現実は違う
    ヽ;;ノ;;;;;;;;;;;;;;;  .`''`-ヽ--''゙゙゙  ;;         '゙ゝヽ-ノ-‐'゙´   ;.i;;;;;;i.フ;;;;;;l′
      ゙l;;;;;;;;;;;;`、         ,!                   : ,、|ll/ ;;;;;;;;r"  いくら上手くたって、所詮はゲームだ』
      i;;;;;;;;;;;;;;l、           /   ;:;:              :.゛゛:l ;;;;;;;;./
       '';;;;;;;;;;;;;i         i;;;;;;.;:;:;;;;;;;:                 .i;;;;;;;;;;;;;;;    
         /;;;ゝ       ./´:::: ´;:;:;;;;;;                ,!;;;;;;;;;;;;;;;;;i   ・・・そんなふうに考えていた時期が
           ミ;;;;'!       .ヽ;;、_;.::__::::;;::              /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
       : 、.-、/;;;|l            `;:;:;:               ,.ノ.::: :lく;;;;;;;;l゙゙′         ワタクシにもありました
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・・・・って事である(笑)そりゃ昔のゲームなんかは実車じゃありえない挙動をしていたからそーなるのであるが、今じゃゲームの方が追い付いちゃったワケである。ワタクシがガキの頃は、そりゃファミコンのカセットが2MBになっただけで「スゲェ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━!!!21世紀キタコレ━━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━ッ!!!」って大騒ぎしたモンであるが(爆)いざ21世紀になってみれば、その1024倍の2GBが小指の爪ほどの大きさのカードに入ってるのである(^_^;)が、クルマはファミコン時代から素材や規格こそ変われど「ガソリンでレシプロエンジンを回して、バネで支えられた4個の丸いゴムを回す」って基本概念は全く変わっていない。そりゃ、何時かは追い付くに決まっているっちゅー話である。


 で、ココに何気なく日産が絡んでるのが流石と言うか抜け目が無いと言うか(笑)以前【ナショナル・ジオグラフィック】っちゅードキュメンタリー番組でR35のメイキングストーリーやってたのであるが、こんなエピソードがあるのである:

双方とも英語で大変スマンのであるが(^_^;)よーするに「ハナっからポリフォニー・デジタルとグルだった」っちゅー話である。広告もナシ、テレビCMもナシ、パンフレットもナシ。が、マンガとゲームをフルに使っているのである。誰が考えてか知らんが、確かに将来のGT−Rオーナーとなる若者向けのPRとしての効果は絶大である。若者のクルマ離れ、テレビ離れ、活字離れが叫ばれているが、若い連中はソレでもマンガとゲームだけは離れていないからである。


 話は逸れるが、最初の映像で同乗走行やってたカルロス・ゴーンの奇妙な体勢と表情であるが、ワタクシにはゴーンの胸中察して余るモンがある(笑)アレは両足をフロアに踏ん張って、センターコンソールとドアの取っ手に両手を押さえつけて、必死こいて加速減速Gと旋回Gに耐えているのである。ワタクシも同じ事をショップのオーナー&弟さんにやられたからよ〜〜〜く分かる(爆)ゴーンの台詞に「2周しか持たなかったよ」というのがあるが、風景から察するにあそこは【仙台ハイランド】のロードコースである。ソコで2周もの間、R35マイスターとも言える鈴木利夫が運転するR35の各種Gに2周分耐えられれば対したモンである(^_^;)


 で、ゲーム製作に当たって日産側から、殆ど企業秘密とも言えるR35のCADデータや数千枚に渡る写真を渡されているのであるから、この時点で「ゲーマーのレーサー化計画」も描いてたと考えるのが妥当である・・・

ゲームを通じてリアルのレースまで辿り着く

あわよくば大活躍

大活躍すれば、当然の如く日産の顔となる

若者に対するインパクト大

日産製スポーツカーがバカ売れ

(゚д゚)ウマー

当然、スポーツカーのみじゃ生活に困るし、奥さんが納得しない(笑)

セカンドカーが必要になる

ファーストカー繋がりで、日産製のファミリーカーを買う

ダブルで(゚д゚)ウマー

・・・って事じゃないかと勝手に思ってる(笑)何ちゅーかなぁ〜(^_^;)むしろ三菱とスバルこそが、こーゆーチャンスを生かすべきだったんじゃないかなと思うのである。R35やZ34は乗り出し500諭吉オーバー必至→若者は金額見ただけでパスしがちなのに対し、GRBCZ4Aなら若者がちょっと背伸びをすれば届かない額じゃない→ゲームやマンガを武器にして若者にアピールするなら、むしろ三菱やスバルの方が有利だからである・・・・って、ココで「若者」って呼んでいる時点で、ワタクシはもうオッサンなんだなぁ〜としみじみ思う今日この頃であった。