ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「成功すれば人生は楽になる。でも、生活は楽にならないよ」
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
思いっきりネタが古くてスマンのだが、アメリカの「ローリング・ストーン」誌が選ぶ“史上最も偉大なギタリスト100人”という記事があったのを突然思い出したのでネタにさせて頂こう(笑)で、焦らす間もなく(爆)いきなりトップ3から:
1位:ジミ・ヘンドリックス
2位:デュアン・オールマン
3位:B・B・キング
1位のジミ・ヘンドリックス(以後ジミヘン)は、まぁ大方予想通り(ウチの"師匠"に言わせれば「当然の事」らしい)であろう。2位と3位も名声や実績から考えても妥当であろうとワタクシも思う。んで、思いっきり恥ずかしいのを覚悟で言うと、ワタクシはジミヘンの何がどれだけ凄いのかは未だに良く分かっていなかったりする(;^_^A)YouTubeでジミヘン屈指のライヴパフォーマンスと呼ばれているウッドストック’69の「星条旗よ永遠なれ」の名シーンを見ても最初はパッとしなかったほどである。「百聞は一見にしかず」で、コレがソレ:
良く良く調べてみると実はコレには深い深い意味があって、ソレ故伝説になっていたりするのである。ジミヘンがどれだけ凄いのかは、ジミヘンに影響を受けたギタリスト(特に"名ギタリスト"と呼ばれる人々)が如何に多いかという事と、もう没後37年経っているのに未だに人々から愛されていることから"客観的"に理解出来るのであるが、どうもジミヘンの凄さを"主観的"に捉えるにはまだまだ修行が足らないようである(^_^;)
んで、俗に言われる「三大ギタリスト」の方々もシッカリとランクインされている:
4位:エリック・クラプトン
9位:ジミー・ペイジ
14位:ジェフ・ベック
あと、有名所としては:
12位:カート・コバーン
21位:ジョージ・ハリスン
39位:ブライアン・メイ
48位:ジョー・ペリー
55位:リッチー・ブラックモア
70位:エディー・ヴァン・ヘイレン
96位:アンガス・ヤング
・・・といった所である。まぁ、アメリカの雑誌だという事と、タイムで結果の出るモータースポーツと違って明確な物指しの無い音楽というジャンルで優劣を決めるとなると、当然ツッコミ所が多くなる事は予想に堅くない。ジミヘンといい「ギターってホントに難しいんだなぁ〜〜(^_^;)」ってつくづく思うのである。
ランキングで思い出したのであるが「そーいえば"俺は世界一上手い"って言っていたあのスウェーデン人は何位だろう?」と思って調べてみたら・・・ランクにすら入っていなかった(笑)「あのスウェーデン人」というのは勿論、イングヴェイ・マルムスティーンの事である。ワタクシが音楽に目覚めた頃が丁度イングヴェイが全盛期の頃で、当時中坊だったワタクシはその速弾きに大いに魅せられたのを思い出す。で、当然「イングヴェイ・マルムスティーンって誰?」って質問が出ることは想像に難くないので(笑)コレが全盛期の頃のイングヴェイのライヴ映像で、曲は"Black Star"
ギターの事を何も解って無くても、コレがとんでもなく凄い事だというのだけはハッキリ解る。当時同じく全盛期だったスティーヴ・ヴァイの影響もあって「ワタクシもあんな風に弾けるようになりた〜〜い(>▽<)」ていう如何にも中坊らしい理由でギターを手にしたものの、3日坊主で終わった前歴がある(笑)んで、高坊になる頃には全盛期も過ぎて、しかも毎回同じようなアルバムと似たり寄ったりな曲だったので「もうええっちゅ〜ねん!」ってアッサリ飽きてしまって(爆)しかもその頃はニルヴァーナやスレイヤーやナパーム・デス等に興味の対象が移っていて、ギターも3日坊主で終わった前科も重なり速弾きはもうどーでも良くなっていたりする(核爆)
んで、イングヴェイの音楽聴かなくなって10年近く経っていたのと、上記の"偉大な100人"で偶然イングヴェイを思い出して、急遽ネタを差し替えたのである(笑)最初は「俺は世界一上手い」って言うのはギャグだと思っていたのだが、調べてみたら凄い事になっていたのである:
『俺は貴族なんだ。正確には伯爵だ』
『俺はルックスは悪くないし、金持ちだし、有名だ』
『スウェーデンでは俺は嫌われてるんだ。理由は、俺が成功していて金持ちだからさ』
『俺のスタイルに影響を受けたギタリストが大勢いることは光栄だけど、それを自分のスタイルだと主張する奴等があまりにも多すぎる』
『リッチー(・ブラックモア)のいないディープ・パープルは成立しないよ。リッチーの代わりになれるのは俺だけさ!』
『ジミー・ペイジが3大ギタリストとして認められている事は、とんでもないジョークとしか思えない!』
『死んだ魚みたいになった奴等(過去のメンバー達)と一緒に音楽を作る事はできない。うんざりだよ』
『ヌーノ・ベッテンコートにはカリスマ性が感じられない』
『ハッハー! スレイヤーなんてお笑いだぜ!』
『バッハが死んでから誰も作曲はしてこなかった。みんなバッハの真似なんだ。それ以後、初めて作曲をしたのは俺なのさ』
『グラハム・ボネットには音楽的才能が何もなかったから、良い踏み台になると思って(アルカトラスに)加入した』
『(解雇したドラマー、ボー・ワーナーについて)彼はドラマーとしては最高だったが、とんでもない馬鹿だった。生まれてこのかた、あれ以上頭の悪い奴には会った事がないっていうくらい酷くて、この俺でさえ手に負えなかったんだ。そんじょそこいらの馬鹿とは訳が違うぜ!あれは世界でも1・2を争うほど凄まじい馬鹿だ。脳みそがあるとはとても思えなかったね』
『(メンバーのマイク・テラーナに向かって)お前はただのドラムなんだよ!』
『俺はいつも奴等(メンバー)に言っているんだ。「ヘマをするんじゃない。やるべきことをやっていれば個人的評価も得られるようになる!」ってね。確かに俺のバンドのメンバーでいるってのは、難しいシチュエーションだと思う。俺はリーダー以上の存在・・・いわば「絶対的存在」だからね!』
『俺の音楽が分からない奴等はクズ』
『俺以外の奴等はみんなカス』
『俺は天才』
・・・(・o・) (・o・) (・o・) (・o・) (・o・) ・・・「イングヴェイ\(^o^)/オワタ!!」…って思わず放心状態に陥ってしまった(笑)ワタクシは捻くれモノだから、こーゆー明らさまな発言を聞くと逆にこう考えてしまうのである「いや、これはイングヴェイのネタなんだ」と(爆)ヒップホップシーンなんかでもラッパー同士悪口を言い合ってネタにして、ソレをアルバムの売り上げに繋げている例が良くあるから、全盛期を過ぎてからアルバムの売れ行きも知名度も落ち目のイングヴェイがアルバムセールスを狙って・・・って言っても三大ギタリストのうち二人をコケにした上に、自分をバッハと並べちゃ流石にシャレになっていないぞ(-_-;)
何て言うか、今考えるとナード連中がアタマん中で思っていても口にしなかったことを、イングヴェイはマジで口にしているだけだと考えると「上記の発言はネタじゃなくて、マジなんだろうなぁ(-_-;)」って変に納得できてしまうのである(笑)何て言うか「ナードって有名人で言う所のどんな人?」ていう質問に対する具体的な回答例が1つ出来てしまったのである(爆)ここ1〜2年の間、趣味からプライベートから仕事に至るまで数多くのナードを目にしてきたが、やっぱ世界は広い。上には上が常にいることがよ〜〜〜〜〜く解った気がして、何か自分の周りのナード連中がどーでも良くなってきた気がするのである(核爆)
にしても、コレ見てるとまたギターを弾きたくなってきたのである(笑)ワタクシが中坊&高坊の時代はギターを自分のカネで買う事が出来なかった上に「ロック=不良」という思いっきり典型的な両親の発想もあったのと、医者になるための英才教育が最優先課題だったから、本格的にギターに取り組めなかった(ワタクシに家追い出される覚悟でギターに打ち込む甲斐性が無かった、とも言える^_^;)のであるが、あれからもう十数年である。ギターを買うカネを自分で稼げて、自分の事は自分で決められるようになった今、もう一度ギターを・・・手に取ったら、またシャレにならないぐらいハマってしまう予感200%な今日この頃であった。