ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「そこに一緒に座って、何時間か話す。それが、二人の間に信頼と尊厳を築く方法だと思う」
Ｂｙ タイガー・ウッズ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
いきなりでスマンのだが、ワタクシの全人生（まだ３２だけど^_^;）において、今が一番遊んでいるような気がする・・・って、実際遊んでいるのだが（笑）他の医療系ブロガーの日記なんかを見てみると、皆マジでより良い医療について考えたり悩んだりしているのである。勿論、ガソリン代云々とかツンデレ云々とかギタリスト云々とか言っている人は１人もいなかった（爆）最初は「何でだろうなぁ〜(ﾟヘﾟ)？」とか思っていたのだが、答えは実に簡単なのである。大概の人は生まれてから社会に出るまでの間に遊ぶ所でシッカリ遊んでいて、ソコからスポイルした数々の経験を本業にフィードバックしているからだとワタクシは思うのである。
今更何であるが、ワタクシがガキの頃は本気で遊んだ事が無いような気がするのである。今考えれば、ゲームとかマンガはホントの意味での「遊び」ではなく、単なる「ストレス発散」か「ヒマ潰し」でしかない様に思えるのである。ゲームオーバーになっても身体がボロボロになるワケじゃないし、マンガで心の底から感動するなんて事はない。リスクを伴わない事柄から得られるものは何も無い、ワタクシはそう思う。テレビとかで良く「お受験キッズ」とか言ってハチマキ巻いて「夏を制する者は受験を制する！」なんてやってるのを見ると「うっわ〜、こんなガキ嫌だ〜〜」って思ったりもしたのだが、何てこたぁ無い。ワタクシはこのテの学習塾行っていないだけで、やってた事は「こんな嫌なガキ」と殆ど同じなのである。
今考えると、大坊時代に成績優秀なヤツは大概部活もレギュラー級だったし、遊びにおいても武勇伝が立っているヤツが多かったりする（笑）曰く、大会が終わったのが試験の３日前で、その後３日３晩徹夜で勉強した。曰く、１週間の内５日は合コンしていた。曰く、酔っ払った勢いで素っ裸で街を飛び出して、お巡りさんに交番連れて行かれた。曰く、酔って歓楽街で怪しい店で性的サービスを受け、翌日素面に帰った途端に慌てて泌尿器科教授の元に転がり込んで、教授にプレイの内容を事細かに説明させられた（どういう行為をしたかによって、感染の可能性を調べるため）挙句、教授室で延々と説教されたりとか（爆）今考えると大坊時代には優秀だけどホント笑っちゃうような事やってるヤツが周りにはいっぱい居たのだが、下らないけど今考えるとソレって重要な事だったんじゃないかと思うのである。
んで、ワタクシの場合幼坊〜高坊時代は殆ど「お受験キッズ」であって、マトモに遊んだ記憶が無い。親父のクルマ盗んで倉庫みたいなトコでブン回したとか（笑）軽音楽部に入って女子高でヘヴィメタル演奏して観客からブーイング喰らったとか（爆）果ては賭けコントラクト・ブリッジやってたトコを先生に捕まって、校長と教頭と担任にステレオどころかサラウンドで説教されたとかいう話も無く（滅）ただひたすら大学受験のために時間使っていて、ゲームやマンガでストレスを抜いていた感じである。んで、晴れて受験戦争に打ち勝って大坊になって「コレで遊べるぞ〜〜（＞▽＜）」って周りの同期が言っていた中、ワタクシはやっぱり遊んでいなかった。いや、正確に言うと「遊び方を知らなかった」と言うべきであろう。
んで、マトモに遊んだ事が無いまま社会人になってしまい、気が付いたら（注：当時は全く気が付いていなかった）自分はバリバリのナード。チームワーク（特に外科系）ってモンは仕事内の遣り取りだけじゃなくて、如何にお互いの気を知るかが大事なのであり、ソレを円滑にするのが「遊び」の要素だったりして、チームワークというシロモノは仕事内よりも仕事外で育まれる事が実は多い事に全く気付かぬまま仕事でも趣味でもプライベートでも紆余曲折を得て、ソレに僅かながら気付いて遊ぶようになったのはつい最近の事である（笑）怪しい店の出来事を相談するために泌尿器科のドクターを尋ねる頃にはもう４０歳かも知れないし（爆）失恋に失恋を重ねて、よーやく死が二人を別つ時まで一緒に居れる相手を見つける頃はもう５０歳の可能性大である（核爆）
というワケで、最近ゲームもマンガも昔ほど読まなくなったのもこの影響じゃないかと思うのである。今じゃマンガもゲームも新しいモノ、珍しいモノを発掘しようという気概は殆ど無く、大概お気に入りの作家の新作かシリーズ作品の続編かぐらいである。マンガは大概一回読んだらお終いで、ゲームの方はコツコツ時間かけてやるのが面倒くさいから改造コード使って「冒頭からレベル１００」みたいな状態でプレーしている場合が殆ど（笑）今はソレよりもサーキットやカート等でクラッシュ上等でコンマ１秒を削ったり、ソコで色んな人を見て話して、ギークに会ったらドライビング内外の技術を盗んで、ナードに会ったらドライビング内外で反面教師にする（爆）って事の方がリスキーだけど面白いと思うのである。で、何らかんら言いながら今日も医療の話はしていないし、おそらく本格的な医療ブログになる頃にはワタクシは６０歳になっているだろう事が予想される今日この頃であった。
