アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GENESIS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「子どもが競争に負けたときは、後ろから抱く。競争に勝ったときは、前から抱く」
By 加藤諦三

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*あのSUVは今?
 前回「今後はSUVで走るようになるかもね (^∀^)」ってネタのしたのであるが、ワタクシの知る限り約一名ほどガチでその可能性に賭けてクルマを開発した人が居るのである。当ブログではお馴染み(?)の水野和敏氏である。今はもう退職してしまったが、氏はかつて台湾のラクスジェンというメーカーの副シャッチョに就任して、快速SUVを開発してたのである:
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コレの発売前後、R35界隈はコレで結構盛り上がってたのである、R35オーナーの中には「コレを個人輸入したいッ!」って言う人も居て、水野氏の講演会でもコレ関係のネタを幾つかやってたのである。因みに発売日であるが、2017年の11月、つまり丁度7年前の今頃である。

 こう書くと聡いロンマニアの方ならば「で、その後どうなったの?」っていう疑問を抱くであろうが、ワタクシの答えは「ンなモン、ワタクシの方が聞きたい」である(笑)アレが発売されて大反響が起こったんだったら、ネット時代の今、即座に伝わってくるであろう。無論ワタクシもアンテナは張ってたつもりであるが、その後全然伝わってこないのである( ̄~ ̄)
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でもってラクスジェンの今のラインナップを調べてみたのであるが、水野氏が手掛けたクルマ各種が悉くラインナップから消えているのである (ー'`ー ; )2年後の2019年に水野氏が退職して以来、水野氏がラクスジェンのラの字も口にしなくなった事を考えると、何ちゅーか「大人の事情」ってヤツなのであろう(笑)まぁ今の台湾はソレどころじゃないんで、そっとしておいてあげようと思うのである。

*EVの正しい売り方?
 話は変わって、ワタクシの部活の先輩のトコに、2年かかってやっとFL5シビックTypeRが納車されたのである。祝辞を送る傍ら「今注文したらどうなるかな~( ̄▽ ̄)」って思って調べたら、案の定「注文できません」だったのである(´・ω・`)あと何がビックリしたって、何時の間にか【ホンダeが生産終了になってた】って事がである。予定では2040年にホンダはICEの販売を終了してEVとFCVだけでやってくつもりらしいのであるが、その時まであと16年しかないのに一体何を売るんだよって話である( ̄~ ̄)まぁ従来のBtoCからBtoBに移行したいってなら話は分からんでもないのであるが。

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 が、ワタクシにはこのホンダeを売る為の秘策が1つだけあるのである。ソレは「FL5と抱き合わせで売る」である(笑)長年ホンダ車を何台も乗り継いでる上客を除いて、購入希望者全員に対し「ホンダeを同時購入すればFL5の優先順位が上がるかもですよ(  ̄ノ∇ ̄) ̄ー ̄)」って仄めかすのである(爆)

同時購入を持ち掛ける

実際に買った客にはマジでFL5納車の順位を早める

FL5しか買わなかったヤツは後回しにする

転売ヤーっぽいヤツは特に後回しにする

ホンダeも売れて転売対策もできて一石二鳥

(゚д゚)ウマー

といった感じである(笑)まぁマジでやったら金銭的理由でFL5単独でしか頼まんヤツが続出して成立しない&ネットでボロクソ言われてホンダの評判が悪化する&ホンダeの中古が溢れ返ることになるので、多分というか絶対不可能であろう(^_^;)抱き合わせ商法はブランド力の高いトコにしか出来ないのである。

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 トヨタは自身のブランド力にモノを言わせてEV売ることができるし、日産は十ン年前からリーフ売って実績や経験を積み重ねているし、じゃあホンダはどうすんのって話である。まぁソコんトコは日産と提携したから手筈はあるんだろうけど、でも残りたった16年で従来のユーザー向けに多種多様なEVやFCVをどうやって用意するんだって話である。だからワタクシは「ホンダはBtoBやるんじゃね?」って思った理由がソコであり、企業相手ならクルマ市場や各種トレンド関係無しに、まとまった受注を安定して取れるからである。

*ビバ合成燃料?
 だからホンダがICEやめちゃうっていうのは、ワタクシに言わせれば悪手悪手アンド悪手なのである。人気車種や技術の蓄積があるワケでもないのに、ホンダの最大の売りだったICE技術を捨てるんだから、コレが自殺行為でなきゃ何なんだって話である( ̄~ ̄)だからホンダがすべきだった事は何かって「ICEの継続」なのである。そしてICEを継続させるために何が一番重要になるかって、答えは「合成燃料の開発」である。合成燃料を安く大量に供給する技術を本田技研が総力を挙げて開発し、ソレを用いて超高回転型エンジンの激しく感動的なエキゾースト音を轟かせる。そうなれば世界はホンダに屈するであろう(笑)

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 でもまぁ実際には合成燃料作ろうと思ったら莫大な電力が必要となるから、核融合発電が実用化されるまでは合成燃料の時代は来ないであろう。多分だけど、今EUで行われようとしてる2035年までの目標は結局色々骨抜きにされて、2035年以降はHVが主流になるけどICEはずっと続くんじゃないかと思うのである。当然その間にも次世代EV用バッテリーの開発や核融合発電や合成燃料精製技術は進化し続けるから、どっちが優勢になったかでまた方針が変わるのであろう。とは言ってもその時にはワタクシはもう生きてない可能性が高くなってるので(笑)今後もICEを楽しみ続けようと思う今日この頃であった。