アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&718ボクスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LUGAL KI EN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「もっとも良いゲームとは、すべてがうまく進み、ある結論に向かって着々と進行するといったようなものではなく、結果がいつもわからないゲームである」
By ジョージ・レナード

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*ゲーセンに捧げた青春
 ワタクシがまだインドネシア国籍でジャカルタ在住だった頃、ほぼ毎年の様に行ってたニッポン旅行は人生最大の楽しみだったのである。ニッポン滞在中、欠かさず毎日の様に通ってたトコがあるのである。ソレが何処かと言えば「ゲームセンター」である(笑)色んな(ゲーセン文化の盛んな)町へ行って、ゲーセンを何軒もハシゴしてカネの許す限りゲームをしまくる。今思えばアスペ丸出しの行動であるが、当時はソレが最高に楽しかったのである:
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ワタクシがアメリカやオーストラリアとかではなくニッポン留学を希望したのは、コレが少なからずあると思うのである(笑)実際ニッポン留学して大坊になってからも大学近くや繁華街のゲーセンは通いまくったし、社会人になってからもちょくちょく通ってたりしたのである。

 その後は仕事も忙しくなってゲーセンに通う時間が乏しくなってしまい、加えて据置機も大幅に進化して、更にはネット環境やガラケースマホが日進月歩で進化していき、ソコから自ずと「別にゲーセン行かなくても家とスマホタブレットあれば全然無問題じゃん( ´∀`)」って結論に繋がってしまい、何時の間にかゲーセンから足が遠のいてしまったのである:
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大体PS2ぐらいからハードの性能が「据置機>ゲーセン筐体」になって、ゲーセンでビデオゲームをやる事自体がムダになってしまったのである。昔はゲーセン筐体の方が圧倒的にスペックが上だったからこそ、据置機持っててもゲーセンに通ったのである。が、今じゃ据置機の方が圧倒的に上で、その上ネットが進化して基本無料のゲームが増えたんだから、そりゃ現金握ってゲーセン通うなんて誰もしなくなるのである。

*コイン矢の如し
 この前、野暮用で新宿と池袋まで出向いてきたのである。ガキの頃はこの2つの町はゲーセンのメッカだったので、ワタクシもガンガンに通い詰めたのであるが(笑)ゲーセン行かなくなって&茨城に引っ越して遠くなってしまって以来、こういう仕事の序ででしか行かない町になってしまったのである。今はネットあれば大概のモンが変えちゃうし、東京もアキバさえ行けば事足りるからである。で、新宿においてワタクシが昔通い詰めてたゲーセンであるが・・・


悉く潰れてるか、建モンごと無くなってるか、残っててもビデオゲーム置き場は大幅に縮小されてるかなのである。ワタクシがガキの頃に夢中になってた新宿のゲーセン界隈は、もう何処にも存在しないのである(´・ω・`)若いロンマニアの方は知らないだろうが、昔は数フロアほぼ全部がビデオゲームであり、特に格闘ゲームはソレだけで1フロアを占めていて、新宿のソコには格ゲーの猛者たちが集って大いに盛り上がっていたのである。

 格ゲーそのものは今もソレなりに続いてはいるが、ネット時代になった今、態々ゲーセンに通わずとも家に居ながら世界中の猛者と対戦できる時代である。そりゃ大会とかでもない限り、リアルで顔を出す必要なんて無いのである。結局ネットが出た時点で、ゲーセン文化は廃れる運命にあったのである:


池袋のプラザカプコンも然りで、名前からして「カプコンの名作アーケードゲームが一堂に会する場所キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!」と思ってたのであるが、ソコには「魔界村」も「戦場の狼」も「闘いの挽歌」も「ファイナルファイト」も「ストライダー飛竜」も「ヴァンパイア」も「ウォーロード」も無く、ただ只管にプライズゲームとプリクラとガチャポンが並ぶ空間だったのである。ワタクシがガキの頃に熱狂したカプコンビデオゲームはソコに無かったのである(´;ω;`)

 そう、ゲーセンでビデオゲームを設置する意義が無くなったのであれば、ソレ以外が場を埋めるのは必然なのである。ネット社会になっても価値を失わないゲーセンならではのゲームと言えば、答えは自ずと「プライズゲーム」「音ゲーやレースゲームなどの大型筐体」「プリクラ」「メダルゲーム」になるのである:


だから何処のゲーセンも、自ずとソレ等のゲームに特化するようになってしまうのである。まぁ何ちゅーか、古き良き時代の終わりってヤツを今回は見てきたのである(´・ω・`)


あとオマケであるが、令和桜に浪漫の嵐はもう吹いてないのである(笑)新サクラとソシャゲサクラが大成功してればワンチャン復活あったかも知れないが、まさか双方共に大コケするとは思わなかったのである('A`)

*ゲーミングパソコンあらし
 確かにゲーセンは時代遅れで消える運命にあったとはいえ、でもワタクシはやっぱ昔のあのゲーセンの雰囲気が今でも大好きなのである。何が良かったって「人間同士の直接の顔合わせがあった」って事がである。表へ出て人と向かい合えるって事は、ソレ即ち「最低限の社会性がある」っていう事だからである。ネット社会になった今、尚更フェイス・トゥ・フェイスの重要性を思い知らされるのである:
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確かにアホなヤツは少なからず居たけど、そういうヤツは店から出禁喰らったり、仲間内から弾かれたり、最悪の場合は直接ブン殴られたりしてたのである。そう、人間直に顔を出す意義ってのは「最高の出会いがあるから」でなはく「最悪の出会いを避けられるから」なのである。

 こう書けば、ワタクシが今のゲーム界隈を好きになれない理由が分かると思うのである。そう、ネット時代になって何が一番アレって「ガチの社会不適応者が混じってくること」なのである。社会のフィルタリングを受けないまま人に混じろうとするから、度を越したバカが度々現れるのである:
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なぜこんな不祥事が多発するかって、マトモに人と触れ合わんヤツにゲームをやらせるからである。マトモに社会生活やってれば「リアルでやっちゃダメな事はネットでもやっちゃダメ」って気付くのであるが、外に出ないと「リアルでやっちゃダメな事」が分からなくなってしまうのである。そんなヤツが名声を得てチヤホヤされたら、そりゃ勘違いするに決まってるのである┐(´-`)┌人間が社会的なナマモノである限り、社会性からは逃げられない。改めてそう思う今日この頃であった。