ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「改革への情熱が平和と愛に害を加えるような種類のものであれば、それはすべて本物ではない」
By ウィリアム・クーパー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*陰キャは嫌われる
前にも言ったと思うが、小排気量のクルマ、ソレもVGターボみたいな高級なヤツを使ってないクルマに、低中速トルクだとかターボレスポンスを期待する方が間違ってるのである。だからパッと考えて在り得ないスペックや性能を語る広告やアピールがあるのなら、先ずソレを疑ってかかるべきなのである。でもってそのカラクリを理解できたor理解できないけど納得できるなら買えばいいし、納得できないなら黙って離れるだけである。以前ネタにしたGRヤリス云々はワタクシも試乗したから分かるが「何となくそう感じたけど、でもトータルで納得できるからおk」がワタクシのスタンスである。
ちゅーか、まだやってたのかよってのがワタクシの正直な感想である┐( ̄ヘ ̄)┌中身のある内容なら長々と喋っても聞いてもらえると考えてて、正しい事言ってれば皆が納得してくれると信じてる、典型的オブ典型的な陰キャの思考である (´-ω-`)=3もしワタクシがグッドさんとかやらなら、徹底的にスルーするであろう。何をどう答えても話が余計にこんがらがるだけなのは明らかだからである。どんなに技術や知識があろうとも、こういうネチネチした陰キャに大事なクルマは預けられないってのがワタクシの見解である。犬に吠えられたからって、自分も四つん這いになって吠え返すだろうかって話である。
*The下克上
ただまぁ、今時のSNSやYouTube界隈じゃ、この手の理屈っぽい陰キャは持て囃される傾向にあるのであろう。主流メディアに流される愚物共とは違い、自分等はネット経由で”真実”を知ってるから偉い。自分等”真実側”の人間がやがて世界をひっくり返す。そういう「下克上ドリーム」を抱えて非主流な人生を送ってるヤツの居場所になってるのである。テスラが上手いなと思うのは、そういう「下克上ドリーム」を上手く自社のクルマに取り込んだ事である。誰もやってない画期的な設計やデザインやシステム、ソレを理解し支持する自分等テスラオーナーは特別な人間であり、やがて未来のクルマ界の支配者側の人間になるんだっていう夢である。
まぁ古い人間、保守的なヤツと言われればソコまでだが、ワタクシは以前からずっとテスラのクルマは評価してないのである。ちゅーのもクルマにとって重要なのは先進的か否か、下克上できるか否かじゃなく、単純に「クルマとしての純粋な使い勝手はどうなのか」だと考えてるからである。デザイン、走行性能、ユーザーインターフェース、ドライバビリティー等々。EVになってもその点だけは変わらず、リーフにしろタイカンにしろソコが優れてるEVは素直に評価する次第である。そう、単純に「だがテスラ、テメーはダメだ」ってだけの話である(笑)
そう、クルマってただ走れば良いだけ、メーカーはクルマを売ってお終いってワケじゃないのである。走りの質の良さだとか、その性能を如何なる状況でも維持できる信頼性だとか、所有する満足感だとか、壊れた時のアフターケアの迅速さだとか、顧客に対するサービスの充実だとか、そういうのがテスラには欠けまくってるのである。度々「既存のメーカーはテスラよりもフットワークが重い」って言われるけど、既存メーカーはソコんトコをシッカリやってから動くのである。ベンチャー企業らしい「まず行動して、その後の事はその時に考える」は評価するが、その後の事に上手く対処できなかったら意味が無いのである。
*上主導の下克上
下克上ドリームだけが取り柄のクルマであり、本格的なEV時代になったら上記問題点を解決しない限り、既存メーカーに追い付かれ追い越される。ソレがワタクシのテスラ評である。でもこの下克上ドリーム、今のネット社会じゃ実に厄介なのである( ̄~ ̄)何の取り柄も無く落ちぶれたヤツが世の中を恨んでテメェの殻に閉じ籠るってのは昔からあった事であるが、今はその殻の中にネット回線が通るから、殻の中に居ながらも連帯して集団で行動できちゃうのである。そしてテスラに限らず、ソコに「理不尽な世の中を革命しようッ!」って声が上がると、下克上を夢見て行動に出るのである。ポリコレ然り、フェミ然り、BLM然り、サヨク然りである。
ワタクシは下克上が悪いとは言わんし、そういう革命は古今東西頻繁に起こってて、ソレで世の中が良くなる事も屡々である。が、一番重要なのは「テメェの自我を確立して、その上でテメェの頭で考えて、全ての責任をテメェで負わなきゃならない」って事である。ソレが出来ないヤツが下克上ドリームの虜になると、あっという間に自我を集団や組織に埋没させてしまうからである。そして集団や組織を束ねてる狡賢いヤツに都合良く操られ、ソイツ等に誘導されるがままにバカな事をやらかしてしまうのである。自由ってシロモノは自立自考自決自責できるヤツでないと手に負えない、改めてそう思う今日この頃であった。