アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ASMODEUS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「最初の一歩を踏み出しなさい。階段全体を見る必要はない。ただ、最初の一段を上りなさい」

By マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(通称キング牧師


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 最速ラップは34秒222。自己ベストには遠く及ばないが、約9ヶ月のブランクを考慮すれば悪くはない数字である。いや、何ちゅーか、今日は非番だった&脳ミソの裏から突然・・・

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        \  __  /
        _ (m) _ピコーン
           |ミ|
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          ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         (・∀・∩< よし!平塚へカートしに行こう!
         (つ  丿 \_____________
         ⊂_ ノ
           (_)

・・・・で、気付いたら、何時の間にか牛久から125km先の【F1ドリーム平塚】にいたワケである(笑)未だに「何故平塚なんだろう(・_・?)」状態なのであるが、もう既に行っちゃった&走っちゃった&楽しんじゃったんだからしゃーない(爆)で、9ヶ月以上に及ぶブランクの間、何時の間にか「コース改修」なる行事が行われて、攻略方法が変わっていたりする:

何時の間にか、この赤丸で囲った部分の縁石が大型化&低μ化してしまったりする(^_^;)実はこの5ヶ所こそ正にこのコース攻略のキモであり、大型化に伴って踏めなくなった→ピッタリとクリップ取らなきゃNGっちゅー話である(-_-;)・・・・が、やってみると取れちゃったりするのである、コレが(笑)で、ようやく分かったのだが、先程の「何故平塚?」の答えは「以前サバゲーでついた自信を確信に変えるため」なのである(爆)


 そ、一時期タイムが伸び悩んでスランプモードに突入したのも、重かったのは「ドライバーの身体」じゃなくて「ドライバーの精神」だったっちゅーワケである・・・身体は相変わらずだが(笑)ワタクシの場合体格上の都合でファストイン・ファストアウト(よーするに、ブレーキをなるべく遅く&減速をなるべく少なく)の走り方をする→否が応にもタイヤのグリップを限界まで使う&ゼロカウンターでコーナーを抜けるため、実はメチャクチャ繊細に操らなくちゃいかんワケである(^_^;)で、サバゲーの時と一緒で、脳ミソの中で「悩み」だとか「葛藤」だとか「苛立ち」ってファイルは事の外重たく、脳ミソのCPU容量を相当量食っている→やっぱ、そのファイルをアンインストールしたらCPUが軽くなり、体内Gセンサーの精度が上がってきたっちゅー事を「確信」したワケである。


 話は変わって、最近買った新しい医学書自閉症に関する記述があって、その中に「自閉症(この場合アスペルガー症候群、広汎性発達障害、カナー症候群を含む)は所謂"心の盲目"である」という記述があったのである。ソレ見てワタクシも「あ"Σ(´д`;)言いたい事すんげー良く分かる」って頷いてしまったモンである(笑)ワタクシも見えないので全く分からんのであるが、フツーの人達は頭蓋骨の中の2個の丸いソレとは別に、所謂「心の眼」ってヤツで互いに相手を見ている→つまり、フツーの人の身振り素振りの中には、頭蓋骨に付いているソレらで受け止められるモンとは別に、何ちゅーか「心の眼に訴えかける何か」を発信しているのではないかと思うのであり、アーティストとかその辺りの人の人気の高低はこの「心の眼へのアピール度」じゃないかと思うのである。


 何ともワタクシらしくないアバウトな説明ではあるが、ワタクシ自身殆ど見えないんだから、こーゆー言い方しか出来んのである(笑)更に言えば「相手が自分に対して"心の眼"で何を見て欲しいのかが分からん」ってことは、つまり「こちらの身振り素振りが相手の"心の眼"にどう映っているのかが分からん」って事でもある。ワタクシも過去(てゆーか、未だにそーだが/爆)自分では何も失礼な事を言った覚えは無いのに、相手は何故だか不機嫌だったって事が度々あったりする。ンでもって、その誤解を解こうとして、頭蓋骨に付いているソレや文章や資料を用いて説明しようとしたら、相手が余計不機嫌になったのは言うまでもあるまい(核爆)


 今、日本だけでなく世界中で様々な取り組みが行われているのは周知の通りであるが、メインは主に子供だったりする。まぁ、専門医やインフラが少ない→自然と未来がある子供が最優先になるのは必然っちゃ必然なのだが、大人の方も何とかして欲しいモンである・・・って、ワタクシは本来「何とかする側」の人間だし (°∇°;)\( ̄- ̄)まぁ、ワタクシ的な対処法は「とにかくカムアウトする」だったりする。大概ソレを隠してやり通そうとしても何時かは必ずバレるor体力&気力が持たなくなるからである。ちゅーワケで、予め「ワタクシは"心の眼"が見えませんので、何かあったら直接頭蓋骨に付いてるソレに見せて下さいね〜( ̄∇ ̄)」って言っちゃうのである(笑)大概の人は「( ゚Д゚)ハァ?何言ってるのこの人?!」ってリアクションを示すが、後は日々の行動でソレを証明して納得させるっきゃない。


 とは言えまぁ、見えない人間が見えない人間の治療に直接関わるのは、ハーレー・ダビッドソンを知らない人間がアメリカンバイクを作ろうとするようなモンなので(笑)ワタクシに出来る事は精々【クルマを使ってサポートする事】ぐらいである。で、今になってようやく「自分がR35を大好きになった理由」が分かったりする。ソレは「頭蓋骨に付いてる方の眼で見て分かる」からである。フェラーリとかランボルギーニのデザインなんかは、どちらかというと「心の眼」に訴えるクルマである→アスペのワタクシには全然見えんから、書いて字の如く「アウト・オブ・眼中」だったりする(爆)まぁ、見えないなら見えないなりに、宮本武蔵にはなれなくても、座頭市にはなれる事をサバゲーやカートで何となく分かっただけマシだと思う今日この頃であった。