アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THROUGH THE ASHES OF EMPIRES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「長年の経験が私に教えたことが少なくても1つある。相手が不快なことを口走っても嫌がらずに、むしろ積極的にそれを取り上げて、少しでも相手の意見を尊重していることを示すのだ。そうすれば、相手もこちらの意見を尊重してくれる」

By ベンジャミン・フランクリン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 エコカーにエコオイルにエコタイヤ。そんでもってエコバッグにエコ洗剤にエコ家電。何ちゅーか、気が付いたら「石を投げたらエコグッズに当たる」的な状況になってきている(^_^;)ンでもって、こーやってエコグッズに飛びつく人の果たして何%がガチで地球を思って行動しているのかはムチャクチャ疑問視しているシニカルなワタクシがココに(笑)ちゅーか、ココまで猫も杓子もエコロジーを唱えるのを見ると、ワタクシは「コレ何てCIAかKGBの陰謀( ̄_ ̄;)」って穿った見方をしてしまうのである(爆)エコグッズも短いサイクルでガンガン消費しちゃえば、結局はプラスマイナスゼロなんじゃないかなと思うのである。


 ワタクシが思うに、エコってそんな大層なもんじゃないと思うのである。てゆーかぶっちゃけた話、すんごい簡単な事だと思うのである。地球に住んでる人々が今使ってるモンの消耗サイクルを2倍〜3倍に伸ばせば、たったソレだけで地球の消費エネルギーが半分になるっちゅー話である。鉛筆は削れなくなるギリギリまで使う。機械類は定期的にメンテナンスして、ソフトに追い付かなくなるまで使う。エコタイヤやエコオイルなんぞにカネ使うよりかは、近距離ならチャリ走らせる。よーするに今まで「節約」って名で呼ばれてた数々の行為って、実はエコロジーなんじゃないかとふと思ったワケである。


 まぁ、そんな事をリッター7〜8kmしか走らない大排気量ターボ車に乗りながら話されても説得力無いので、話を変えるとしよう(笑)何ちゅーか、最近は読書の傾向が変わった希ガスのである(^_^;)大坊の頃はソレこそ「乱読」を絵に描いたような読書趣味をしており、ソレこそ哲学書から同人誌まで幅広く読んだモンであるが(爆)最近じゃ「何度読んでも奥の深いモンを複数回読み返す」って感じなのである。最近買ったモンだと・・・

涼宮ハルヒの憂鬱 超月刊みくる

涼宮ハルヒの憂鬱 超月刊みくる

・・・・失礼、ドサクサに紛れて買ったモンから先に紹介してしまった(笑)コレのインプレを求めるであろう方は極少数派である事は想像するまでも無く堅いので止めておこう(爆)

ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)

ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)

ファウスト〈第二部〉 (岩波文庫)

ファウスト〈第二部〉 (岩波文庫)

ワタクシの大坊の頃からの愛読書であり、ワタクシが最も好きな作品&最も好きな作家でもある。もう何回も読み返した&月日が経って本がボロボロのため買い換えたっちゅー話である。初めて読んだ時からその圧倒的な世界観や、掘り下げれば掘り下げるほどに新しいモンがアレコレ見つかる奥の深さに圧倒されたモンであるが、未だに読めば読むほど新しい発見が出て来る。こう言っちゃアレだが、コレ&その他ゲーテの作品読んでると、如何に麻枝准が大した事ないかを思い知らされ、つい最近までそのゲームに感動していたワタクシがより小さくも思えてしまうのである(笑)


 まぁ、ワタクシが「外車ならドイツ車」といって憚らないのも、ひょっとしたらこの影響があるのかも知れない(笑)生業上、ドイツ製の各種機器に接する事が多かった事もあげられるが、やはりワタクシが好きな作家ちゅーのが、殆どドイツの作家だったからである。で、こーやって色んな本を読んでいるうちに、やがて気付いてしまうのである。ワタクシは知らないことを知るために本を読むんじゃなくて、実は知りたい事を知るために本を読んでいるのだ、と。結局、数多く本を読むにつれて嗜好性が定まってきて、結局は同じベクトルを向いた本を買うようになって選択肢が益々少なくなる。最初はタブラ・ラサ(白紙)でも、書き込みが増えるにつれてスペースが益々狭くなっていくっちゅーオチである(^_^;)


 で、絞り込まれた結果が上記5冊なのであるから、全く持ってシャレになっていない(笑)自分で書いといてアレだが、今は「この読書の選択法に示されたワタクシの34年の人生って一体…orz」っていう状態である(爆)無論、未だに新しい本は読もうとしている&読む気はあるのだが、いかんぜん忙しくてアレである(^_^;)まぁ、来月になったらなったで今度はまた違った趣向の仕事が増えるかも知れないので、益々持って読書の時間が無くなる。最近音沙汰ナシの読書ネタであるが、今度こそは雑誌とかコミックとかイラスト集のネタだけじゃなくて(核爆)キチンとした本のネタをやってみたい今日この頃であった。