ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「落伍者とは、戦う心を失った人をいう。生きていること自体、なんらかの意味で戦う場である」
Ｂｙ 中内功
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊処世術とフラッシュバック
ただ単純にノルマをこなすだけじゃダメ。同じ屋根の下で運命を共にする仲間だからこそ、コミュニティーとの一体感が求められる。恐らくフツーのロンマニアの方ならば、中坊〜高坊時代には気付くであろう、社会の仕組みの一つである。信頼されてるからこそ大事な場面で使ってもらえて、その大事な場面での経験がキャリアアップに活きる。だから仕事とは関係ない飲み会やゴルフなんかが重要になるのである。コレからも高機能自閉症／アスペルガーの人達の社会進出は進んでいくだろうが、ワタクシはココが一番苦労するトコだと思うのである。何故そう思うかって？ワタクシ自身、ソコで散々苦労したからである（笑＆実話）巷で言う「肝心なのは実力」なのは間違いないけど、実力を磨くには大事な場面での経験が肝心→組織との一体感が重要なんだよなコレが(´・ω・｀)
今日は学会行ってきたのであるが、その時の失敗体験が【フラッシュバック】してきてもう大変だったのである(^_^;)フラッシュバックは毎年学会行く度に起こってる＆別に学会じゃなくても良く起こる＆感情のカプセル化が出来るから唐突に暴れたりはしない＆落ち込んで動けなくなる事は無いけど、今回のは例年に無く強烈だったりする。もう何ちゅーか、疎外感やら劣等感やら敗北感やら怨嗟やら憤怒やら後悔やらがワタクシん脳ミソの中でグチャグチャに巻き起こっていて、学会の内容が全くと言って良い程アタマん中に入ってこないのである(-_-;)しゃーないから興味のある題目だけチェックする事にして、ソレ以外は持ってきたiPadでラノベでも読んで気分を紛らわす事に（笑）まぁコレばっかりはアスペの特性上どうにもならないんで、今後も上手く付き合ってくしかないって話である。
＊失うモンがありますか？
話は変わって、巷で美談にされるネタの一つに「失うモンは何もない（キリッ）」といって失敗上等でチャレンジする人のソレがある。が、よくよく考えると、ワタクシはある事に気付いたのである。そーやってチャレンジする人には失うモンが無いのは事実かも知れんが、ソレ以上に失い様が無いモン（例：人脈、身体能力、脳ミソの回転力、学歴、預貯金、カリスマなど）を持ってる場合が殆どなのである。つまりチャレンジに失敗したとしても、ソレ等の能力があれば再チャレンジ、再々チャレンジも容易だから、そりゃ躊躇いなくチャレンジするに決まってるって話である。チャレンジャーが好かれるのはチャレンジする勇気もそうであるが、チャレンジできるだけのスペックの高さがあるからだとワタクシは思うのである。
ワタクシの知る限り、人脈も学歴も身体能力も脳回転力も無い、マジで何も無いヤツってのは、寧ろ逆に失う事を極端に恐れるモンである。何故かといえば、失ったら取り戻す事が出来ないからである。死んだ魚のような目をしてる仕事が全く出来ない窓際社員なのに、飲み会などのイベント参加に熱心で、遅刻や欠勤が全く無くて、勤務態度も極めて良好。そんな人、ロンマニアに皆様の職場にもいるのではないであろうか。何故そうするのかと言えば「ソコから何か得たいから」ではなく「コレ以上失いたくないから」である。何かで気分を害したら、ソレを口上にして追い出されてしまい、追い出されたらもう二度と社会に戻れなくなる。そういう恐怖に駆られてるからこそなのである。
でもって何が面倒くさいかって、そういうヤツほど自尊心が人一倍高く、ルサンチマンが人一倍強いって事である。出来る事や持てるモンは大した事無いのであるが、ソレしか無いんだからソレに依存するっきゃない。ホント大した事無い事をあたかも凄い事のように自慢して、ソレを出来ないorやらない人（特に上の人間）をバカにするヤツ。決して手の届かない値段でもないシロモノをやたらと自慢するヤツ。ひょっとしたらロンマニアの皆様の周囲にも、そーゆーヤツいるのではないであろうか。こう言っちゃアレだが、インプ＆ランエボ乗りってこういうヤツが結構いるのである。フツーの生活できれば買える値段で、ヘタなスーパーカー並みに速い。正にこの手のヤツの自尊心とルサンチマンを満たすには格好のツールだからである。
じゃあどうすればこの悪循環から抜け出せるかといったら、ベタだけど「努力する」の一言である。死ぬほど努力して、上記の失い様が無いモン（例：人脈、身体能力、脳ミソの回転力、学歴、預貯金、カリスマなど）を自ら手に入れる。そうすれば「自分は何かを得られる＆上を目指せるんだ」って確信を持てるから、失う事を恐れたり、アイデンティティーを保つために自分自慢をする必要も無くなるって話である。そしたら自ずとチャレンジできるようになるから、周囲も「チャレンジャー＝何かある人」って見てくれるようになり、更に得られるようになる。かく言うワタクシ自身がソレを出来てるかどうかは大いに疑問点が付くトコであるが（笑）学会終わって疲れた脳ミソじゃ考えられない今日この頃であった。
