アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CUT CARVE RIP SERVE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「名声への野望は、賢者でさえ一番最後に断念するものである」

By コルネリウスタキトゥス


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*シーズン終了

 最近は気温が25℃を越す日も多くなってきてて、沖縄じゃもう梅雨に入ってるとか入ってないとか。モタスポ属性のある人にとってコレはどういう事かというと、コレ即ち走りのシーズンの終了を意味してるのである。エンジンやミッションやデフが熱しやすく冷めにくくなる、タイヤはグリップしなくなるだけでなく減りも早くなる、車内でも車外でもシャレにならんぐらい暑い等々。夏にサーキット走行をして良い事なんか何一つ無いのである。だから気温が20℃を切ってきた辺りから走り初めて、気温が20℃を越してきた辺りで走り終える。コレがワタクシのシーズンの区切り方である。関東でもコレからは最高気温が毎日20℃を超えるだろうし、梅雨だって間もなくやってくる。シーズンを終えるには丁度良い時期である。


 でもってワタクシが今シーズンやりたかった事の一つとして「NDで筑波2000を走りたい」というのがあったのである。申し込みが遅過ぎて満席になってしまった、別の野暮用が入ってしまってた、申し込んだら「オープンカーはロールバー必須」だった等々。色々問題があって中々実現しなかったのであるが、ようやく最後の最後になって念願が叶ったのである(∩´∀`)∩

今回は【K-1スポーツ筑波サーキット2000走行会】に速攻で申し込んだ甲斐もあって、無事参加できたのである( v ̄▽ ̄)因みにロールバーの件も主催者さんに直に聞いてきてたので無問題である(笑)


走行会前日は雨だったのであるが、当日はご覧の天気模様である。今の時期でもヘタに晴れると相当な暑さになってしまうので、寧ろこのぐらいの天気がベストなのである。路面は完璧なまでにドライ。コレはガッツリ走るっきゃないのである(*^▽^*)


走りに必要なモン以外を全て取り外したガチ勢から、完全どノーマルのまんまやってきたエンジョイ勢まで、皆が今シーズン最後と思われる筑波2000を楽しみにやってきてるのである。


そんな中で「荒野に咲く一輪の花」というか「ヒャッハーだらけの世紀末における北斗神拳伝承者」というか、明らかに別次元の輝きを放つ一台を見つけたのである(笑)見た目は何処の誰よりもエンジョイしてるけど、走りは何処の誰よりもガチ。実に恐ろしいのである(爆)


申込書の中に「車両重量測定サービス」なるモンがあったので申し込んで、実際こうして計ってみたのであるが、中々に軽くてビックリなのである。因みにグレードはSスペシャルパッケージで、マツダスピードの補強3点セットが入っていて、ホイールは【CE28CR】履いていて、ガソリンは満タンでこの数字である。流石に1トン切りはムリだったけど、電装機器てんこ盛りがデフォな今時のクルマでコレは上出来だとワタクシは思うのである。クルマが軽いと加速、減速、旋回性能が良くなるだけでなく、燃費も良くなるしタイヤやブレーキパッドの減りも少なくなる。軽量化に勝るチューニングは無い。正にその通りだと思うのである。


*6年半振りの筑波2000

 筑波サーキットは地元なのであるが、実は昨年までずっとご無沙汰だったのである。1000コースは言うまでもなく、2000コースですらR35には小さ過ぎたのだから、R35一台体制の時は行こうとも思わなかったのである。が、NDを加えて2台体制になって以来筑波1000コースでの走行を再開して、そうなると自ずと「筑波2000でも走りたい」ってなるワケである。最後に筑波2000を走ったのが2010年末だから、実に6年半振りなのである:

ワタクシ等の走行枠の前がバイクのライセンス走行枠だったので、写真にはバイクが写ってる次第である。筑波2000コースは関東屈指の人気サーキットだけあって、常に走行枠やらイベントやらが犇めき合ってる&その枠を狙って多くの走行希望者が殺到するので、色々と大変なのである(^_^;)走行会の申し込みもライセンス走行の走行枠も、速めに入れないとすぐに満杯になってしまうのである。だからワタクシが以前から走りたいって思ってても、中々走る事が出来なかったのである。


 ただ人気コースであるが故に、ゲームにも確実に収録されていたりするのである。確かに実際に走るのは6年半振りだけど、その前にゲーム内では色んな車種で走り込んでいるからソレなりに勝手は知っているし、その上今回はゲーム内のカスタマイズ機能を利用して、NBロードスターをベースにしてギア比や出力やトルクや車重やタイヤを限りなく合わせた、所謂”仮想ND”的なマシンを作ってゲーム内で走らせていたので、実は予習はバッチリだったりするのである:

だから実際に走る前から「何処がブレーキ開始地点か」とか「このコーナーまでにギアは何処まで上げられるか」とかいう情報がある程度入ってくるし、走行タイムのシミュレーションも行えるし。実際に走った後にも反省点の復習が出来るのである。たかがゲーム、されどゲームである。


*仮想→現実

 因みにゲーム(GT6)でシミュレートした結果であるが、予想タイムは「1分13秒ほど」と出たのである。まぁ実車は気温や路面のリアルタイムな影響を受けて刻々と状態が変化するので、コレはあくまで参考程度って事である。では実際はどうなのか、早速6年半振りに走ってみた次第である:

まぁ久しぶりの走行だったんで、最初の一本は最初からタイムは捨てるつもりだったのである。あとNDでは初走行だというのにも関わらず、何故だか真ん中のクラス(1分8秒〜1分13秒のレベル)に登録されてしまった→ワタクシよりも速いクルマの方が多いので、絶えず譲りっぱなしだったって話である(^_^;)


 因みに1本目のベストタイムは1分14秒7。ゲームでのシミュレーションとの誤差は1.5秒ほどだから、やっぱシミュレーションして正解だったのである。さて、次の2本目を・・・と言いたいトコだけど、流石に貴重なネタをムダ遣いするワケにはいかないのである(笑)ただ一つだけ言える事は、今まで試行錯誤してチューニングしてきたNDであるが、この走行会を以って理想形に限りなく近づいたという事である。タイヤと車高調の相性も良く、ステアリングを切ったら切っただけ気持ち良く曲がって、ソレで以てコントロールし易い。でもってタイヤの偏摩耗も完全に解決されているのだから、最早文句のつけ様が無いのである(^-^)さてもう遅くなってしまったので、楽しみは次回に取っておこうと思う今日この頃であった。