ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「僕はよくリスクテイカーだと言われます。でも、本当はそうじゃない。人生を後悔するという最大のリスクを回避しているんです」
By 三木谷浩史
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*悪事と現実直視
しつこいようだが【GTA5】がヤバいのである。萌え要素が全く無いのと(笑)良い意味でも悪い意味でも灰汁が強過ぎて人を選ぶ事を除けば、和ゲーがコレに勝ってる要素が何一つ見つからんのである(´ヘ`;)例えばクルマ乗る時に流れるラジオですら専門局が十数局あって、それぞれの選曲がその分野のマニアも納得するような出来になってて、オマケに各ラジオ局のDJにその分野の第一人者(例:ファンク専門局にはブーツィー・コリンズ)が当てられてるのである。ゲームと直接関係無いラジオですらコレなんだから、その他がどれ程のクォリティーかは説明不要かと思われる。だからゲーム本編を進めなくとも、その世界に浸るだけで異様なぐらい楽しい。その事が触媒としてどれ程ゲーム本編の楽しさを増やしてくれるか、最早説明するまでもないであろう。
無論、シリーズの代名詞である「悪事を働く楽しさ」も健在であるどころか、一層磨きがかかってたりするのである。何ちゅーか、この発想はニッポン人には絶対出ない&百歩譲って出たとしても実現は絶対ムリだとしか言い様が無いのである(^_^;)例えばこんな事だって実際出来てしまうのである:
とある分野でトップシェアのA社と、業界第二位のB社がある
↓
B社の株に全財産を注ぎ込む
↓
A社のシャッチョを暗殺する
↓
A社の株価は暴落し、逆にB社の株価が急騰する
↓
B社の株価が上がり切ったタイミングを狙って、所有してるB社株を全部売却する
↓
ボロ儲け
↓
(゚д゚)ウマー
ワタクシが「和ゲーじゃ絶対ムリ」と言った理由、お分かり頂けたかと思うのである(笑)コレを「ゲームとはいえ不謹慎すぎて不愉快だヽ(`Д´)ノ」と捉えるか、あるいは「悪ふざけが最高に効いててクールじゃん(⌒▽⌒)」と捉えるかは、モニター前の皆様の判断にお任せするとしよう。GTAシリーズに限った話ではないが、ロックスターのゲームは「闇」を描くのがこの上なく巧みである。政治の闇、社会の闇、歴史の闇、人間の闇、心の闇etc。ワタクシはその巧みさに魅かれたから、このシリーズのファンになったのである。
和ゲーだけに限った話ではないが、ニッポン人ってのは「闇」を直視したり、ソレに対峙する事を嫌う傾向があるようにワタクシは感じるのである。何ちゅーか「不快で後味の悪い真実なんか見たくない」「どうせなら優しいウソで最後まで騙して欲しい」「腐った現実に生きるよりも理想を抱いて溺死したい」ってな具合にである。ただ単にワタクシが捻くれモンだからかも知れんが(笑)ワタクシは「闇」から目を逸らす事こそ不自然で気持ち悪い事だと思うのである。たとえ理不尽で不公平であってもソレを直視して、客観的にソレについて考えて、具体的な方法論と現実的な目標を立てて立ち向かう。たとえ受け入れ難いモンであっても、ワタクシはそういう作品の方のが好きである。
*安定vs進歩
でもゲームばっかしててもちょっとアレなんで、外に出るのも忘れちゃならんと思うのである。当ブログのタイトルが示すように、ワタクシはアスペルガー症候群の当事者である。本音を言えば、他人なんぞクソ喰らえである(笑)自閉症の人間にとって一番大事なのは、何と言っても「安定」と「安心」である。だから何時までも同じパターンが続いていてほしいし、その事を他人にジャマされたくないのである。ワタクシの本音の本音を言えば、家から一歩も出たくない&誰も家に入れたくないのである(爆)そんな自分だけの空間の中で好きなだけゲームしてラノベ読んでネットして食って寝て出して、そんな引きこもりライフこそがワタクシの究極の目標なのである(核爆)
無論、そんなに上手く行くワケが無い。人間というナマモノは欲張りだから、何かを手に入れると必ずソレ以上を求めるようになる。ソレ以上を求めるためには働いて稼がなきゃならないし、発達障害持ちが働くためには人間力の向上が欠かせないし、人間力を向上させるにはイヤでも人に会ったり社会にコミットしたりして学ぶべきモンを学ばなければならない。世の中が発達障害者に対しどうあるべきかだとか、発達障害者らしい生き方とはどうあるべきかだとか、そんな理想論ワタクシにとっちゃどうでも良いシロモノなのである。ワタクシは自分の生活と自分の世界を守るために、やるべき事をやるだけである。ぶっちゃけた話、正しいか正しくないか、理想的か否かはどうでもいいのである。
ぶっちゃけるまでもないと思うが、ワタクシは人と関わり合うのが大の苦手である。サバゲーでのセーフティでの雑談も苦手だし、オフ会での雑談も苦手だし、ブログのコメント返答も苦手である(笑)アスペにとって他人とのコミュニケーションとは、目隠ししてキャッチボールするようなモンなのである。そもそもの前提で難しいし、しくじったら大変な事になる可能性も高いし、座頭市宜しく音と触覚で出来るようになったとしても健常者とは比べモンにならんぐらい疲れる。でもコミュニケーションしなきゃ人間的に成長できないし、コミュニケーションせずに安定してカネを稼ぐ方法は他に無い。だったらテメェのケツに火を灯してでもムリヤリ修羅場に飛び込むっきゃないって話である。
*理想vs現実
他のアスペ当事者や自助グループや各種団体がどう考えてるかは知らないが、ワタクシの考えは一貫して「徹底した現実主義」である。でもやっぱ周囲を見てみると、そう考えてるのはワタクシぐらいしかいないようなのである(´・ω・`)この手の発達障害関係の催しモンは結構な数あって、ワタクシも講師としてちょくちょく呼ばれたりするのであるが、やっぱ殆どが「どうやって世の中に変わってもらうか」って話ばかりなのである。でもって世の中変えるにしても「何処に働きかけるか」とか「選挙は何処にするか」といった具体的な話ではなく、大概が「誠心誠意語りかけて社会に対する理解を深めていこう」って感じの、毒にも薬にもならない理想論で終わるのである( ̄〜 ̄;)まぁワタクシが生々し過ぎるだけだと思うのだが(笑)
前にも言ったと思うが、ワタクシの座右の銘の一つが「究極の理想主義者とは、徹底的な現実主義者の事」なのである。キャッチボールができなきゃメジャーリーガーになれないのと同様に、理想を目指すんだったら現実問題を1つずつ解決してくっきゃないって話である。自分も飢えてるのに他人に施そうとしたって、栄養失調者が2人になるだけなのである。だから先ずは自分を救う事を考えて、自分に余裕が出来て初めて、その余裕で他人に施しを与えるのである。もしも「誰も犠牲にならないで済む方法だってあるはずだ」とか言うヤツが居たら、具体的にソレを示しやがれとワタクシは言いたいのである。ワタクシはワタクシのルックス同様に美しくは生きられないタイプなので(笑)ならばせめて正直であろうと思う今日この頃であった。