アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

WELCOME TO BLUE ISLAND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「そんな難しい質問はしないでください」

By 落合博満 〜 引退を決意した理由を聞かれて


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 スポーツが全部終わってしまった、野球も相撲もサッカーも、そしてWRCも終わってしまった。今年度のWRCほどスバルファンを萎えさせたシーズンは無いのではなかろうか。序盤は良かったのだけど、3戦以降つまらないトラブルで惜しい所を逃しまくり。極めつけはラリージャパンではぶっちぎりトップで行っていたにも関らず石で躓いてリタイヤ。最終戦はオーストラリアでカンガルーにぶつかってリタイヤとまるでギャグマンガの世界である。レース後の激萎えしたペター・ソルベルグの表情が何とも痛々しかった。


 良いニュースと言えばPCWRC新井敏弘がブッチ切りで優勝した事ぐらいであろう。あとPCWRCトップ10の内7台がインプレッサだったこともインプ派(特にランエボにライバル心を燃やしている方/笑)には朗報であったであろう。「インプは世界最強のラリーマシン」という実感は改造が限定されているPCWRCにおいては如実に感じられるものであろうからである。ワタクシが言うまでも無いが、WRCシトロエン・クサラとプジョー・307はハッキリ言って反則モンである。


 クサラ、307両車とも元の原型を保っていない、どっちも元を辿ればただのファミリーカーである。それを無理矢理4WDにして、ターボ乗っけて、中身総取替えでもはや別のクルマである。ベースとなった車両と同じなのはガワだけである、クサラはまだしも、307はそのガワすら別の素材で作り変えている。んでもって、シトロエンとかプジョーのディーラーでパンフを見ると「WRCでの実績が・・・」なんて堂々と書かれてたりする。某ピン女芸人風に言えば「WRCでの実績とかぬかすんだったら、クサラ/307をPCWRCに出してみろってんだコノヤロー!!ボコッ!!カンカンカ〜〜〜ン!!」って所であろうか(笑)


 さて、周りからも散々言われているのが「クルマの弄り過ぎ」というものがあったりする(爆)確かにその通りなのだが(自爆)あえて反論したい、ワタクシがやっているのはただクルマを如何に乗りやすく、コントロールしやすく、快適にドライブできるかを追求しているだけである、と。ベースのクルマは全くのノーマルエンジンである。


 電動ガンに例えて言うのなら、マウントレールをつけてその上にダットサイトやスコープを載せて狙いやすくしたり、三点スリングをつけて持ち運びを便利にしたり、サイレンサーをつけて音を消したり、バッテリーを容量の大きいものにしたり、グリップを握りやすいものに変えたり、ボックスマグを使っりとかしているけどメカボはノーマルのまま、と言えば何となく分かって頂けるのではと思う。


 要するにノーマルを使いやすくしていると言えば良いのではないかと思う。一通り本を読んでショップとかで話を聞くと、やっぱりメカボ同様エンジンのチューニングは非常に厄介である。それこそ今まで外装に費やしてきたカネや時間を更に上回るものがある。だから電動ガン同様ノーマルでやって、ノーマルで行き着くところまで行ったら初めてメカボ/エンジンのカスタムで良いというのが(独断と偏見に満ちた)ワタクシの持論である。とは言っても、電動ガンを喩えに出したのは良いが、電動ガンを知らない人には何の喩えにもなっていない事に書いたあとで気付いた今日この頃であった。