待望のフォーチュン・クエスト新作がやっと出た。思えばこのシリーズにハマってから早15年、最初は一介のファンの一人であったが、15年も応援し続ければもはや立派なハードコア・ファンである。よくもまぁ、15年も根気良くファンを続けられたかというか、30にもなってまだ読んでいるのが情けないというか(^_^;)
新フォーチュン・クエスト〈10〉キットンの決心 (電撃文庫)
- 作者: 深沢美潮,迎夏生
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 文庫
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ワタクシは変に潔癖症で凝り性で神経質である。映画は最初から最後まで見ないと気が済まない。気に入ったアーティストのアルバムは全部持っていないと気が済まない。同時に一度読み始めたものはマンガであれライトノベルであれ哲学書であれ最後まで読み切らないと気が済まない。だからこそ15年もファンやっていられたのであろう。
しっかしこのシリーズ、15年経ってようやく話の核心に近付いたのである。この15年の間に同じくファンであった「スレイヤーズ」の本編は終わってしまった(番外編はいまだ続いているが)。「風の大陸」シリーズももうすぐクライマックスである。これはワタクシの予想であるが、作者がその気になればあと5〜6年は続くのではないだろうか。その時、ワタクシは四捨五入すれば40代。その時にまだこれを読んで・・・・・いるだろうワタクシがありありと浮かんでくるのが悲しいorz
そういえば、昔あんなに読んでいたライトノベルが、「スレイヤーズ」本編が終了して以来「フォーチュン・クエスト」を除いて今は全然読まなくなってしまった。国家試験だ研修医の仕事だと追われているうちに忘れてしまったのだろう、今でも時々本屋なんかでそのコーナーを見たりしているし、「キノの旅」や「灼眼のシャナ」みたいに面白そうだなと思うものもいくつかあるのだが、不思議と読む気がしない。読む暇が無いのと、読む体力が無いせいだろう。いろんな意味で本を読む機会と気力と体力が欲しい今日この頃であった。