アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

FROM HERE TO REALITY

 本日も講習の続き。昨日でコールのストックを使い切ったから、今日は大丈夫・・・なはず。病院の仕事を一通り終えて、腹ごなしを済ませて、目指すは駐車場。本日目指すは新宿駅西口、ここまで来れればもはや怖いものなし。早速指導員さんを助手席に乗せて新宿駅まで出発。

 相変わらずだが、茅ヶ崎は何とも車に優しくない街である。自転車が我が物顔で自動車道を走ってくる。ワタクシの知っている限り、両者の接触事故の場合では自転車の方に非がある場合の方が多いのだが、それでも責められるのは車の方である。元々日本人は宦官びいきが強い所があるのだが、こんな所まで強くなくても良いのではないかとワタクシは思う。

 そうこう自転車のマナーについて指導員さんと駄弁っているうちに、国道一号線から藤沢インターチェンジに入り高速道路へ突入。加速をつけるためアクセルを踏み、ギアを速攻で上げ、遂に未知の領域である6速へとシフトイン。その状態で3000回転に到達した途端、エンジンの方からヒュンヒュンヒュ〜〜〜ンという音がして2秒後、"トリックマスター"が急激に加速する。こ、こ、これは・・・・・

ターボキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!

 時速が70キロから一気に120キロまで上昇、流石に真ん中車線はまずいので追い越し車線に。予想以上の威力に流石の指導員さんも軽度の減速を指示。にしても、たったの2500回転しか回していないのに、時速100キロを叩き出すとは恐ろしい車である。これで5000〜6000回した日にゃぁ・・・・・ガクガクブルブル(((((((((;゜Д゜))))))))

 追い抜きも追い越しも全然楽、軽く踏むだけで大抵の車はあっさりと追い抜ける。だが""彼女"の真骨頂はこれからである。低重心ボクサーエンジン、ワイドなシャーシ、リアウィングがしっかりボディーを地面へと固定し、高速時の車体バランスをしっかり保ち運転を安定させる。カーブもポテンザのタイヤがしっかりと地面に食い込んで流される事無く綺麗に曲がれる。減速時もブレンボのディスクブレーキが滑らかに、しかし確実に車を停めてくれる。

 インプレッサWRX-STiは惑うこと無きレーシングマシーンである。こういう100キロオーバーの世界にて初めてその実力を発揮できるのである。決して自転車が縦横無尽に自動車道を駆け巡る所で低速走行させるための車ではない(笑)6速時のターボブースト音が「わたくしの真の魅力にやっと気が付きまして。でもこれは、わたくしのほんの一部にしか過ぎませんことよ。貴方の腕前、じっくりと拝見させて頂きますわ」と言っている様に聞こえるのはワタクシだけであろう(爆)

 何はともあれ茅ヶ崎→新宿→茅ヶ崎の楽しいドライブは無事終了。基礎を叩き込んだら、後は場数を踏んで経験値とレベルを上げるだけである。これで重たい装備を担いで、電車とタクシーを乗り継いでフィールドに向かう日々とは金輪際おサラバである。来週が晴れる事を願って止まない今日この頃であった。