アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NOTHINGFACE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人間とは自分自身でそうなろうとするもの以外の何者でもない。これが実存主義の第一原理である。これがまた主体性と呼ばれるものでもあって、ほかならぬこの名のもとに我々は非難される。しかし、我々がこれによって言っていることは、人間が石や机よりも高い価値を持つということ以外のなんだというのであろうか?」

                         By 〜 ジャン・ポール・サルトル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

 
 クルマはやっぱり良いモンである。コレに乗って人気の無い自然や高速道路右端を思いっきり突っ走る。勿論、法律と安全は守りますゆえロンマニアの皆様、御安心あれ(爆)。さすがに5000kmも走るとクルマも良い感じに馴染んで来て、初めて走らせた時のガクガクした感じが無くなって来た。でもまだまだワタクシのクルマ道に終わりは無い。5万kmでも50万kmでも、そこに道がある限り走り続けるのみである。

 
 ドライブというと自然風景を楽しむのも一つだが、「花より団子」が座右の銘であるワタクシにとっては、美味い物を食いに行ったり、ガンショップへ行く為の足と化している場合が圧倒的に多い。そして最近のマイブームがスーパーオートバックスhttp://www.superautobacs.com/を冷やかす事である。別に目的があるわけでは無いのだが、カー用品を見ているだけで次々と想像力が沸いてくる。


 最近クルマのカスタマイズに凝っている。カスタムと言ってもレーシングしている人のそれ程では無い。元々STiチューンが相当良く出来ているので、メカ的に弄る所は殆ど無い。どっかのレーサーのHPに書いてあった事だが、「チューニングとは、ドライバーが不足を感じてから、そこを補う為にやるもの」とあるが正にその通りだと思う。カスタマイズは主に内装での不備面(ドリンクホルダー、サンバイザー、ルームミラー、電波時計の装着など)がメインである。

 
 メカニカルな面は精々BBSのホイールを入れたぐらいである。だがそれでもかなりのバネ下重量の軽減である。あとはオイルを純正から高性能全合成オイルに換え、スパークプラグも純正からスポーツ用に交換。コレだけで、エンジンを全く弄ることなく走りのキレが上がる。中でも最も強く印象に残ったのが「ハイオクくん」という名のシロモノである。

 http://www2.ttcn.ne.jp/~emile.car/haioku.htmとまぁ、どー見ても怪しげなオカルトグッズみたいなのだが、様々な雑誌で取り上げられていて、ネット上での評判もそこそこ良くて、オートバックス側でも宣伝していたから、実は2ヶ月ほど前2本程入れてみていたりする(笑)確かに何となく燃費は良くなった気がするが、ワタクシが求めていたトルクアップ効果は感じられなかった。"トリックマスター"の燃料タンクが60Lだったのを思い出したワタクシは果敢にも(無謀、とも言う)限界ギリギリまで行くため、あと2本追加で燃料タンク内に投入(核爆)


 するとビックリ、BBSに履き替えてからのトルクの上がりも凄かったが、今度はそれ以上に凄くなってた。少しアクセルを踏むだけであっという間に最大トルク域の3000〜4000回転まで軽く立ち上がる。速度だけでタコメーターを見ずに判断すると、実は低速ギアで高速回転させていた何て事があるぐらい加速が良くなった。低速域のトルクが上がる事はターボ車にとっては何よりのメリットである。


 ショッピングに夢中で、すっかり夜になってガラガラの高速。何となく「そうですわね、今宵はわたしと一緒に少し攻めてみませんこと」との"彼女"の誘いを受け、早速走らす。予想通り最高である、直線での絶対的な安定感、カーブが迫る→ヒール&トゥーでシフトダウン。カーブラインを読みアウト・イン・アウトで抜け、目は次のカーブポイントへ・・・・・というのはウソで(自爆)加速は殆どツインスクロールターボでガンガン進み、カーブの時もややアンダーステア気味だったものがDCCD(ドライバーズ・コントロール・センター・デフの略)のオートモードが作動して、自動的にアンダーステアオーバーステアに修正。やっぱりまだまだクルマに乗せられている今日この頃であった。