アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MACHINE GUN ETIQUETTE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「良い本を読むためには悪い本を読まないことだ。そのためには読まない技術が必要だ。読まない技術とは何か?それは一時的に人気のある本を手にとらないということだ。愚か者のために書く著者は常に広い読者層を持つ、ということを覚えておくがいい」

                          By アルトゥール・ショーペンハウエル


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 今日買ってきた雑誌の中にこんな一言があった「ガンマニアの殆どがカーマニアである」と。そー言われれば、ワタクシも"師匠"もそうである。マンガ家で言えば秋本治園田健一藤島康介広江礼威も、ちょっと雑ではあるが小林尽もそう。銃器の描写にこだわる人は、ほぼ例外なくクルマの描写にもこだわっている。そうするとどうしても「何故だろう?」と考えてしまうのがワタクシの悲しい性。


 今日、知人のネット日記を読んでみたら、【長所診断】という面白い性格診断があった。因みにワタクシは動物に例えると「勤勉なアリ」だそうである(笑)そこでネットサーフィンしていて偶然見つかったこのサイト【エニアグラム性格鑑定室】も面白かったので載せてみたりする。ちなみにワタクシは「タイプ5:考える人」であった。ロンマニアの皆様、貴方は何の動物で、どのタイプでしょうか(爆)


 さて話は思いっきり変わって、「ガンマニアの殆どがカーマニアである」で思い出したのだが、次期GT-RごとGT-R PROTOがついにベールを脱いだとの事であった。勿論、殆どのカー雑誌でトップの見出し。さて、その実物を見てみると・・・・


じ、じ、冗談抜きで (・∀・)カコイイ!!!


 もう神様、仏様、カルロス・ゴーン様である(意味不明)。ゴーンが日産のCEOに就任した時、「コストカッター」の異名通りに工場閉鎖しまくり、リストラしまくりで、更にはマニアックなイメージしかなかった日産を一般大衆向けのメーカーに変貌させる傍ら「GT-Rは必ず復活させる」と言っていたのを思い出す。今考えれば「あぁ、このカルロス・ゴーンという人はクルマって物を良く解っている人だな」と考えさせられる物である。


 今の日本、政治、経済、社会からサブカルチャーありとあらゆる物が2極化している。思いっきり平均的なマジョリティーと、色んな意味で先鋭化するマイノリティーである。だからモノを売ろうと思うのなら、どちらかに焦点を絞るのが一番確実なのである。安い牛丼屋が人気である傍ら超高級懐石料理店は数ヶ月まで予約がいっぱい。100万円台のエコカーが飛ぶように売れてる中、同じように1000万円台のプレミアムカーも飛ぶように売れている。同じようなリクルートスーツに身を包んで働いている人が殆どの中、ホリえもんみたいなタイプもいたりする。ちなみにワタクシの場合どんな分野においてもマイノリティーだったりする(砕)


 トヨタはその二極化に対し"レクサス"という答えを出したが、それに対する日産の回答がこのGT-R PROTOなのである。クルマ好きを全開でもえ2させるそのルックス。V6・3.6L、450ps、50kg・m以上といわれるスペック。そして当然世界トップクラスであろうと思われる走行性能。「色んな意味で先鋭化するマイノリティー」のクルマ乗りがこれをみて興奮しない訳が無いであろう。既にワタクシの中では"トリックマスター"の後継車として、"シャープシューター"と勝手に命名している今日この頃であった。