アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE PUPPET MASTER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「レベルの高い本物に接すること。これはサッカーに限らず、あらゆる事について言えることだ」

                       By アルトゥール・アントゥネス・コインブラ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 自転車が面白い、いやこれ本当の話。クルマを修理に持っていくに当たっていつも問題になるのが代車、いままで色んな種類のクルマに乗ってきた人なら問題になる事など無いのだが、いかんぜんペーパーから初めて乗ったクルマがソフト面ではカーナビ、レーダー探知機、ETCでハード面がブレンボポテンザ、BBSとありとあらゆる面で過保護にされすぎているものだから、それら全ての無い代車に乗るというのはある意味冒険なのである(笑)


 そこで考えてしまったのが"フライヤー計画"。平ったく言ってしまえば、折り畳み自転車を後部座席に搭載してしまおうというアイディアである。元ネタは【Super☆AUTOBACS TOKYO BAY東雲】でハマー(HUMMER)製の軍用折り畳みマウンテンバイクを見て(・∀・)メチャカコイイ!!と思ったのがキッカケ。クルマに自転車積めれば便利な事この上無い。クルマでグッと広まった移動手段が、クルマで行けない領域まで広まるのである。しかもエンストした、修理工場に持っていった、といった緊急時の足としても重宝する。勿論、普通の通勤にも市内での乗り回しにも使える。正に願ったり叶ったりである。


 そこで、自転車関係の本を読んでみると、これが奥の深いこと深いこと。たかが自転車、されど自転車である。ワタクシは自転車にしてもこだわったつもりで、1万円前後のママチャリには目もくれず、わざわざ3〜4倍の値の貼るマウンテンバイクを使用しているのだが、上には上がいて高級品になるとン十万円なんてのもザラ、カスタムすれば当然それ以上いく。当然の如く、自転車にこだわっている人達は自転車1台に100万円台投資していたりする。


 んでもって、どんな自転車なのか興味を持って見てみるとこれが凄いの何の。速さは勿論の事、ワタクシのような体格の男が激しい悪路を走ってもビクともしない耐久性、クルマのテクノロジーをそのまんま移植したようなサスペンション&ショックアブソーバーシステムに、クルマそのまんまの油圧式ディスクブレーキコルベットとかプジョーとかも自社ブランドでクルマの技術をフィードバックした自転車を出しているが、それを更に進化させたようなモノである。これならン十万するのも納得がいく。


 で、こんな時に鎌首を擡げるのがワタクシのこだわりの虫(爆)早速ワタクシのアイドリングしていた脳ミソがターボ過給されフル回転。その手の自転車を扱っている専門店に今の自転車を何とか無理矢理積んで持って行き、折り畳み自転車をクルマに実際積めるかどうか試して、積める物を選んで搭載し、今までのやつは使わないので引き取ってもらう・・・・・待てよ、神奈川県のチャリンコ盗難件数は全国トップクラス、ママチャリばかりの周囲からはハマーのマウンテンバイクは目立ちまくり、今あるチェーンだけじゃ不安だし、かといって自転車にクリフォードなんかインストール出来ない(核爆)。一難去ってまた一難な今日この頃であった。