アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MORBID TALES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「現代の社会と人生とは、機会に満ち満ちている。自己が空疎でない限り、そこで何も発見されないという筈は無い」

By ウィリアム・エーワルト・グラッドストーン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 やっと終わったのである↓

かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相

かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相

 今作は間違いなく「かまいたちの夜」シリーズ中一番難しい作品なのではないであろうか。前作、前々作は主人公が1人だったのでコマンド総当りで何とか解けたが、今回は主人公が4人である。4人の主人公の行動を上手く合わせて、尚且つ謎解きにも正解しなければエンディングは見られない。正しいエンディングは1つだけで、あとは全部バッドエンドなのである。「○○はこーして、××はあーして、△△はそーして、□□で決める」という具合にまるで吸排気チューンでもやるように選択肢を組み合わせなきゃいけないのだが、コレが中々面白いのである。


 んでもって、バッドエンドを数々経験するうちに徐々にゲームの全体像が見えてくる→朧げながら選択肢の仕組みが分かってくる→またバッドエンド→更に詳細が分かってくる→4人の選択肢と行動を組み直す、という作業が実に楽しいのである。今作が前作と違ってボリュームが足りないと、オマケ要素が少ない言われているのは、恐らく内容の複雑さと濃さから来るものと思われるが、本作でも十分お腹一杯になれるから問題無いとワタクシは思う。むしろ本編の内容が濃過ぎて、オマケ要素はジャマになるだけであろう。


 でもって、たった一つのグッドエンドを見ると今度は「おまけシナリオ」が出現して、これまたバッドエンドとグッドエンドがあったりする。とどのつまりは、全てのエンディングを見ると、何と「真のエンディング」が存在するのである。この「真のエンディング」というのが実に素晴らしくて、3部作のフィナーレを飾るに相応しい内容なのであるが、ワタクシ的には「あぁ、"かまいたちの夜"はこれでホントにお終いなんだな。これでこのシリーズともお別れかぁ」と思うと寂しくなってしまったりする(笑)マジで「弟切草」と「街」シリーズの新作キボンヌである。


 でもって、コレ↓も無事終了:

機神飛翔デモンベイン 通常版

機神飛翔デモンベイン 通常版

 ストーリーでは「Fate」シリーズにKOされていたワタクシであるが、ホント久々にそれに匹敵するだけの濃厚且つ綿密なストーリー展開には頭が下がる思いである。プレイヤーをグイグイっと物語の世界に引き込む文章力&それを盛り上げるビジュアル演出は本編並である。それでいて、ストーリーの本筋はあくまで「コッテコテの勧善懲悪モノ」なのである。よーするに「どんなピンチでも正義の味方は必ず勝ち、悪はどんなに強大であっても必ず負ける」という何処にでもゴロゴロ転がっていそうなストーリーなのだが、それを装飾する世界観やストーリーが素晴らしいため、結末は分かっていても引き込まれてしまう。恐るべしニトロプラスである。


 で、ゲームについては「選択肢が少ない」「アクション面に不満」とあるが、ワタクシにはどうでも良い事である、何故なら・・・


「アナザーブラッド萌え〜〜〜(*´Д`)」


コレだけで十分なのである(爆)コレ言ったのは何度目だか忘れてしまったが・・・


「萌えの前後に、理由など存在しないのです」


異常・・・ぢゃなくて、以上・・・・・って、このギャグも既出であったか(爆)


 で、最近やたらと忙しいワタクシにもようやく夏休みがもらえた・・・・・のは良いのだが、問題はその時期。ワタクシ的には幼小中高大専の学生が休みを終える9月以降に休みを取れば道もガラガラで、平日とかはそれこそ対向車線や遅いクルマをあまり気にする事無く峠でのワインディングを楽しむ事が出来たりもするのだが、生憎ワタクシの予定は9月からタップリと入っていて、休みが取れたのは事もあろうに8月末。世間が夏休みな上に帰省ラッシュも考えられ、気持ち良く走るためにはあまり良いシチュエーションでは無いのである。思うように休みが取れないのを呪うべきか、思うように休みが取れないほど忙しい事を祝福するべきか、ジレンマに陥る今日この頃であった。