アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

TO MEGA THERION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人生に大切な事は、五文字で言えば"上を見るな"、七文字で言えば"身のほどを知れ"」

By 徳川家康


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ガン雑誌もそうなのだが、何故クルマ雑誌も全部同じ日に発売されるのであろうか?という事を考えるのも面白いのだが、実はワタクシはクルマ雑誌はスバル車専門のソレ(SIXSTAR、SUBARUism、IMPREZA MAGAZINE等)かスポーツ系の雑誌でAWD系クルマの特集をやっている時のみしか買わない。理由は簡単、スポーツカー以外の特集には興味ナッシングだからである。読むとしても精々立ち読みで、スポーツカー系の記事をサッと読んですぐに棚に戻す。が、そろそろワタクシの予想する「スポーツカー春の時代」が近い事を感じる記事が多いのは嬉しい限りである。


 まず目を引いたのは、やはり予想通りホンダ(アキュラ)とレクサスがそれぞれ超高級スーパースポーツを2008年に出してくるという事である。どちらも鬼の様なトルクを生み出す5リッター以上のV10エンジンを搭載したFRで、鍛造マグネシウムホイールを純正で装備してくるなど、ありとあらゆる面で妥協の無いクルマに仕上げてくるようである。ワタクシ的には「何故MRじゃなくてFR?」という疑問点は付くものの、何はともあれ"安くて速い"という外国人が持つ日本車のイメージから脱却するキッカケになってくれれば良いなと思うのである。


 で、コレが出たらワタクシは買うのか?と聞かれれば「買わない」と答えるであろう。今から3年、コツコツ貯金すれば買えない事は無いであろうが、それでもワタクシは「買わない」であろう。答えは簡単、上記の様なスーパーカーはそれに見合った人が乗ってこそ初めて価値があるモンである。それが社会的ステータスであれ、人間的要素であれ、ドライビングセンスであれ、それに相応しい人が乗って初めて様になる、それがスーパーカーである。ちょうど女子高生やOLのねーちゃんがプラダルイ・ヴィトンを身に付けても滑稽なだけなのと一緒で、ワタクシはソレに乗るのに相応しくならない限りは乗らないつもりである。正直、今のワタクシにはインプSTiですら身分不相応だと思っている。とりあえず買うとしても、間にあと2〜3台挟んでからであろう。


 次にワタクシが"2代目・トリックマスター"として虎視眈々と狙っている次期GT-Rだが、こちらに関しては出る事は間違い無いのだが、やはり検査技師のM氏がディーラーで聞いたように日産の方でも試行錯誤が続いていてまだハッキリしない事が多いようである。で、何故ワタクシがそんなにGT-Rに拘るのかと言うと:


AWD萌え」


だからである(笑)ワタクシは小さい頃からAWDが大好きで「大きくなったらAWD車に乗りたい」と常々思っていたのである。そんでもってスポーツカーも好きだったから、成長するにしたがって「大きくなったらAWDスポーツに乗りたい」に変わって行き、それが現在の"トリックマスター"として遂に形になったのである。


 物心ついた時から来る日も来る日も「AWDスポーツに乗りたい」という夢を持ちながら受験勉強に追われ、やっとの思いで医学部に入学して、やっとの思いで医者になって、やっとの思いで自力でカネを稼げるようになって、そして昨年5/28夢が遂に現実に(。´Д⊂)・・・長かった、実に長かったのである・゚・(つД`;)・゚・ 今考えると、ワタクシのクルマに対する異常とも思える思い入れも、このクルマが「実現化した夢の象徴」だったからなのかも知れない。


 が、そうは簡単に終わらないのが人生ってモンである。「"夢"に続く言葉は何か?」と問われれば、ワタクシは迷う事無く「欲望」と答える。"トリックマスター"が納車されて暫くは「夢が叶った、もう死んでもいい」と思っていたが、半年後にはそれすらも無くなってしまい、次に考えたのが「まだ死ねない、まだ終わりじゃない。もっと良いAWDスポーツに乗りたい」に変わっていたのである。それが今のワタクシを突き動かしているエナジーの1つといっても過言ではないであろう。「夢」が終わる事は永遠に無いのである。昔も今も、そしてこれからもである。


 が、本来の2代目になるはずのインプレッサだが、次期モデルはどうやらハッチバックでほぼ決定し、長年の腐れ縁であるランエボとは袂を分かつみたいである。両車ともラリーベース車である事には変わりないのであるが、もうWRCとの関連が薄くなってしまったランエボはGTカーとしての方向性を目指し、一方WRC一筋のインプは勝つためにハッチバックへと形を変えるようである。つまり、今まで似た者同士ゆえに比較され続けてきた両車だが、次期モデルで全く別のクルマになってしまうのため比較すらされなくなるのである。


 で、両方ともラリーベース車→ラリーの300ps&2000cc規制がある→3000cc&400ps以上というワタクシのニーズを満たさない可能性が高い事と、次期ランエボハッチバックのインプも「萎え〜(´Д`)」なモデルで買う気が起きな買ったりもする(爆)が、それ以前にもっとドラテクを磨いておかないと、次を話し合っても仕方が無いと分かっていても、何時もの様にムダに語ってしまう今日この頃であった。