ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「俺たち日本人に、トラディショナルなフォークなんてやれるわけがないんだよ。でも、だからと言って、俺は向こうの音楽に変なコンプレックスは無かったけどね。むしろ、なんでボブ・ディランが俺のファンにならねえのかと思ってた」
Ｂｙ 泉谷しげる
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
オタク（この場合ナード）がスポーツカー（特にインプＳＴＩやランエボといった、思いっきり走りに傾いたスパルタンな車種）を好む理由は、ガンダム（及びその他ロボットアニメ）をイメージしてるから。連中はモビルスーツのコクピットに搭乗する感覚で運転席に座り、モビルスーツを操る感覚でクルマを運転する・・・・というのが、ワタクシなりの「何故オタク（ナード）はスポーツカーを好むのか？」という永遠の命題に対するワタクシの仮説の一つである（笑）が、ナードといってもピンからキリまであり、中にはガンダムの洗礼を受けてないにも関わらずスポーツカーを好む連中も少なくない。痛車のベース車両にスポーツカー、ソレも結構手が加わってるのが多いのが正にソレである。
ソコからワタクシが導き出した数式が「オタク÷スポーツカー＝コンプレックス」である（笑）簡単なことである、ジョック（日本で言うトコの"リア充"）はあんな羽やらエラやらがやたら生えたムダに厳ついクルマなんぞ乗らない。クルマに頼らずとも自らを輝かせる事が出来るからである。ナードっちゅう人種は大概学生時代は目立たなかったヤツが多く、かけっこはワースト３の常連で、当然の如くモテない（爆）オタクなスポーツカー乗りのブログなんか読んでると、高い確率で「自分はダメ人間だ」とか「○○○（自分のクルマより格上のソレ）は大した事無い」といったコンプレックス全開の文章が見受けられるのである。
そんな不遇な学生時代を過ごしてきて、心にトラウマとコンプレックスを抱えてしまったナード君でも、免許とカネさえあれば比較的容易にスポーツカーに乗れちゃうのが今のニッポンである。特にインプやエボなんかがソレをやりやすいのである。いずれも日本どころか世界でもトップクラスの走行性能を誇り、しかも値段も３００〜５００諭吉とスポーツカーとしては比較的安く、オマケにスバル＆三菱はともにモータースポーツ等で輝かしい実績を挙げてい知名度も抜群。つまり、ナードがテメェの身を飾る材料として、インプＳＴＩとランエボはこの上なく丁度良い車種なのである。
ココまで書けば、ワタクシの言いたいことは大体お分かりいただけるであろう。つまり、インプＳＴＩ／ランエボはナードにとてつもないパワーとスピードとガッツを与えてくれる魔法の乗り物なのである（笑）普段は目立たなくてモテない引っ込み思案なナードでも、コレで街乗りしてるだけで子供達に好奇の目で見られ、ガススタンドやパーキングエリアなんかじゃ「良いクルマ乗ってますねぇ〜(^^)」って声を掛けられ、ショップやサーキットなんかでも「流石にインプＳＴＩ／ランエボには敵わないよ〜」と謙遜され、ディーラー行ってもインプＳＴＩ／ランエボはスバル／三菱のフラグシップモデル（最上級車種）だから上客扱いを受ける。正に至れり尽くせりである（爆）
まぁ、気持ちはよ〜〜〜〜く分かる。過去に学校や、あるいは現在進行形で職場に至るまで、ず〜〜っと脇役どころか背景扱いされてきたのである。ソレがインプＳＴＩ／ランエボで道に繰り出している間だけはその事を忘れ、一時的とは言えどハイウェイ・スターに変身できるのである（笑）まぁ、何ちゅーか・・・・・
・・・・ん"( ・＿・)？
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調子に乗りすぎてスマソ（笑）コレ以上言うと墓穴を掘るので、コレぐらいにしておこう(^_^;)が、一つだけ言えることがある。ソレは「そんな事を続けてもムダ」って事である。いくらクルマをアレコレやったとしても、当のドライバー本人が自身の敬遠される根本的な理由を理解しない限り、皆の注目も一時的なモンで終わってしまうからである。逆に言えばソコんトコを理解して少しずつ改善していけば、ムダにパーツ付けたりブログアップしなくても見る人は見てくれる。ソースがワタクシなのがアレであるが（爆）ホントの話である。
とはいえ、ワタクシはコンプレックス自身は否定しない。過去の偉人による偉業の多くは、自身が持つコンプレックスを克服しようとして生まれたモンだからである。コンプレックスを解消するためにスポーツカーに乗ることは否定しない。現にワタクシだってやってるし（笑）大事なのは「コンプレックスを克服する事」だと思うのである。世界には色んなクルマがあり、それぞれに長所と短所と楽しさがあるにも関わらず、コンプレックスに振り回されてハイパワー４ＷＤターボを延々と乗り継ぐ。良くも悪くも人生はたった１度だけで、しかもクルマを味わいつくすためには短すぎる上に、何時死ぬか分からないのである。コレじゃ勿体無さ過ぎるとワタクシは思うのである。ジョックにはなれなくとも、やっぱナードのまんまではいられない。改めてそう思う今日この頃であった。
