アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ITHYPHALLIC

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「私の顔を見なさい。私は”かも知れなかった”という者だ。別名”もうおしまい、手遅れ、さようなら”ともいう」

By ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*一体感という名の快楽

 単独採決から数日経ったが、未だに集団的自衛権のソレが(一部のサヨクとその支持者の間では)騒がしい限りである。曰く「このデモこそが国民の声」との事だけど、マトモな国民は平日の真昼間にデモするヒマなんかあるワケないって話である┐( -"-)┌その事について、60年代の学生運動時代をリアルタイムで過ごしてきた上司が、面白い事を言ってるのである。曰く「あの手のデモには麻薬のような一体感がある」んだそうである。ぼっちでないロンマニアの方なら分かると思う&ぼっちでアスペのワタクシにゃ分からん事だが(笑)一体感ってシロモノは、たとえカラオケボックス内の少人数でも妙な高揚感があるのである。でもって、あの時代は20万人とかでデモやってたんだから、一体感は推して知るべしである。



 何十万という人達と一体化して”崇高な理念”のために”戦前の亡霊である邪悪なる権力者”と戦う。何ちゅーか、厨二病患者が全身から体液を噴出させながら歓喜死しそうなシチュエーションである(笑)その麻薬的なまでの一体感と正義酔いが忘れられない&もう一回再現したいから、未だにサヨク運動が無くならないんだとの事である。つまり上司は「国会前でデモしてる連中にとってホントは運動の結果などどうでもよく、学生運動をもう一回やりたいだけ」と言ってるのである。4年前には脱原発に飛びつき、2年前は秘密保護法案に飛びつき、そして今回は集団的自衛権に飛びついたってワケである。世の中を良くしようって意識がハナっから無いんだから、そりゃ何も変えられないに決まってるのである┐(´∀`)┌


*グッバイランエボ、フォーエバランエボ

 まぁ連中はどうせ別の問題が出てきたら今回の事は即忘れてソッチに飛びつく事は明らか&政治ネタは古今東西ウケが悪いので、ワタクシの好きな話題に話を変えるとしようジャマイカ(笑)サブタイから分かるように、今回のネタはつい先日公式に発売が開始された【ランエボXファイナルエディション】についてである。やっぱ何だかんだ言って、ワタクシはランエボというクルマが好きだったんだなと自覚する次第である(´・ω・`)ワタクシは元々インプ(GDBのE型)乗りだから、やっぱどーしてもライバル車種であるランエボは意識してしまうし、実際GDB買う時もエボ9と天秤にかけて、ホントに悩みに悩んだ末にインプを選んだという過去があるのである・・・ホントのホントに欲しかったのはBNR34なんだけど、ソレはココだけの話って事で(爆)


 
 インプが楽しくなかったとは思わんけど、やっぱ心の何処かで「もう一つの国産車の頂点であるランエボに乗ってみたいッ!」って気持ちがあったのである。ンでもって今から7年前にGDBを降りた時、実はランエボのハンコ押す一歩手前まで来てたのである。当時GDBを降りて次何乗ろうかと考えた時、候補としてGDBの次期モデルであるGRBと、そのライバルであるCZ4Aの2車種が挙がってたのである。GDBの各種弱点が改善されてたとはいえ基本的にGDBと余り変わらなかったGRBと、ツインクラッチSSTというニッポン車として未体験のソレを提示してたCZ4A。新しいモン好きのワタクシがどっちを選ぶか、最早言うまでも無いと思うのである。あの時、もしワタクシが余計なスケベ心を出さなければ、今頃ワタクシは上記ファイナルエディション乗り継いでた筈なのである(笑)


 ランエボオーナーになると決めたその日、ワタクシは余計なスケベ心で通勤ルートの日産ディーラー行って、ソコで「最近話題のGT-Rってヤツを試乗してみたいんですけど、ムリですよね(* ̄∇ ̄*)」と問い合わせしてみたのである。あんだけの人気車種で、価格も凄いクルマだったから、試乗なんて出来る筈無いとワタクシは思ってたのである。後はロンマニアの皆様もご存じの通り、R35のシートに座った瞬間「ランエボ?何ソレ美味いの?」って気分になってしまい(笑)気が付いたらハンコ押してたってオチである(^_^;)もしあの時、日産ディーラーの担当者がワタクシの試乗希望を断ってたら、ワタクシのカーライフは全く別のモンになってたのである。ちょっとした一言で、人間の人生は変わる。その瞬間を垣間見たのである。


*やっぱ4WDは捨てがたい

 こうしてワタクシはランエボに憧れてたにも関わらず、ランエボと無縁のカーライフを送る事になったってワケである(笑)ワタクシが中古車に余り興味が無いのもそうだけど、ワタクシが今ランエボに乗っても満足できないだろうからである。4WDってのは構造上必ずアンダーステアになる上に重たいから、ソレを相殺するために速くなけりゃダメなのである。だからR35が出てきた時点で、インプとランエボはオワコンになってしまってたのである。あと今のインプ&今回のランエボ見て分かった事は、双方共全てにおいて時代遅れになっている→メーカー的にもうやる気が無いって事である。多分数年後の今頃は「グッバイWRX-STI、フォーエバWRX-STI」ってサブタイでブログ書くことになると思うのである(爆)


 何はともあれ、コレにてインプvsランエボの時代は完全に終わってしまったワケである。この2車種の全盛期をリアルタイムで体験してきた世代としては、やっぱ寂しい限りである(´・ω・`)次に4WD対決ネタがあるとしたら、恐らくR35とコレじゃないであろうかと思う次第である:

ようやく【市販モデルが公道デビューした】事もあり、ワタクシ含む4WDフリークは既に全裸正座待機モードに突入してるのではないであろうか(笑)ニッポンでの販売価格がどれ程になるのか、TypeRがあるのかないのか、右ハンドルだとペダル位置がどうなるのか、気になる事が山ほどあるのである。間違いなくR35との対決記事が書かれるだろうし、ホンダも当然意識してる筈である。次のクルマはRWDにしようと思ってたけど、やっぱ4WDは捨てがたい今日この頃であった。