アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DECADENCE - PROPHECIES OF COSMIC CHAOS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「必要以上に格好をつけるのはおやめなさい。心に重石を背負って歩くことになります」

By ジョセフ・マーフィー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


インプレッサの魅力?

 先日、超久しぶりに”師匠”とお会いしたのである。何せワタクシもクルマ好きなモンだから、話は当然クルマ絡みが多くなってしまうのである。でもってお会いしてなかった時間が長いせいか、その間にワタクシのクルマに対する見解ってかなり変わってしまってたのである。恐らく”師匠”もその事を悟られてたのだろうかどうかは定かではないが、ふとワタクシに「お前はあのインプレッサ(現WRX-STI)の何が良かったのか?」と尋ねてきたのである。曰く「今のお前はあのタイプのクルマに靡くようなヤツじゃなくなってるから」との事である。そう言われて過去の記憶を掘り返してみたのであるが、やっぱワタクシは何が良くてあのクルマに乗ってたのかスッカリ分かんなくなってたのである(笑)


 現にワタクシがもし今「WRX-STI欲しいか?」と問われたら、答えは「ノー」である。ワタクシは独りモンだから2座席あれば十分→4ドアなんて必要無いし、たとえ「でもコレ、メチャクチャ速いよ」って言われても「ソレがどうした」としか言い様が無いのである。でもって昔の記憶を更に辿っていくと、何となく理由が分かったのである。ソレは「インプのイメージが欲しかったから」である:

パッと見は結構ダサい羽の生えたセダンだけど、一度牙を剥くと中に秘められたハイパワーエンジンと最新鋭4WDシステムが火を噴いて、カッコだけの空かした欧米車をいとも簡単にブチ抜いていく。そういう「羊の皮をかぶったオオカミ」的なキャラクターを自分に持たせたいから、そういった自分の願望の投影としてGDBを選んだのである。


*とあるNSXのエンジン<モーター目録

 何故ワタクシがインプやランエボに乗りたくなくなったかって、現実を見るようになったからである(笑)自分のダメさを直視して、ソコから逃げずにできるトコから出来る範囲でダメさを修正していき、ソレを延々と積み重ねる。そうしてる内に、自分の願望をモノに託すことが無くなってきたのである。無論、完全に無いと言われればウソになるが、でも昔よっかは間違いなくなくなってるのである。まぁソレはさて置き、ちょっと話題を変えようジャマイカ

EVが主流になる日はまだ当分先かも知れないけど、ハイブリッドが主流になる時代は意外と早く来るんじゃないかと思うのである。特にスポーツカーの世界では環境云々の問題もあって、エンジンはもうコレ以上大きくできなくなってきてる&EVはまだソコまで技術が追いついてないから、HV化の流れは加速しそうである。今はまだスーパーカー限定の技術だけど、そうでないスポーツカーにも普及する事は時間の問題だと思うのである。ワタクシがHVに乗る日が来るのも、意外と早いかも知れないのである。


買ったのは良いのだが、色々と忙しくて組むヒマが全く無いのである(^_^;)前にも言った事あると思うけど、今のNSXの何がワタクシ的に気になるかって、あのエンジン縦置きMRレイアウトである。現段階におけるクルマの最も理想的なレイアウトであり、レースカーやスーパーカーにしか搭載されない、正にクルマ好きの夢なのである。その夢を手に入れられると思ったら実車は2370諭吉なんだから、プラモで我慢するっきゃないのである(笑)


ココら辺はクルマと全く関係ない話になっちゃうので、細かい話は省略である(笑)ただ余りにも長く続き過ぎてる&登場キャラが多過ぎる&話が複雑過ぎるせいか、実はストーリーや設定の大半を忘れてしまってたりするのである(^_^;)じゃあまた最初から読み返すのかと問われたら、答えは当然「ンな時間は無い」である。ワタクシがニートになったら考えんでもないが、生憎趣味の為にワタクシは稼がなきゃならんのである(爆)


*速さこそ全て?

 前にも何回か言った事あると思うが、今インプ&ランエボが嘗ての栄光を失ってるのは、正にこの「羊の皮をかぶったオオカミ」じゃなくなったからである。速さ的にも”カッコだけの空かした”欧米車に負けてしまい、国内でもGT-RNSXは言うまでもなく、あのシビックTypeRにすら負けつつある今。オタクの心の拠り所となれなくなってしまったからである。前にも言ったけど、インプ&ランエボがダサいデザインで許されたのは、偏にメチャクチャ速かったからである。だからインプ&ランエボが引き続き繁栄していこうと思ったら、もっともっと速くして「牙を剥くと空かした欧米勢をブッ千切れる存在」であり続けなきゃならなかったのである。



 でもご存じのように、インプもランエボも欧米勢や国内勢と争う事を止めてしまい、何時の間にか「安くてかなり速いクルマ」の地位に甘んじてしまった途端、衰退がはじまったってワケである┐(´д`)┌ご存じのようにランエボは既に終わってしまったし、ワタクシが予想するにインプも間も無く終わるであろう。言っちゃなんだが、今のWRX買ってるヤツってのは、ほぼ確実に昔のWRCイメージを抱き続けてるヤツじゃないかと思うのである。90年代のSWRT全盛期を少年時代に見て憧れ、大人になってその夢を果たすって感じにである。今はソレで良いかも知れないが、その後はって話である。欧州勢がレースに出続けるのも、速さを追い求め続けるのも、ちゃんとした理由があってこそと理解した今日この頃であった。


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