アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THIS IS LOVE, THIS IS MURDEROUS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「誰かに話したら楽になるかもしれない。誰かにそばにいてほしい。でも、そんな安らぎは嘘だと思うんです」
By 長与千種

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*身バレ要注意
 ポルシェが役物を売る時に一番嫌がる事は何かって、ソレはズバリ「転売」である。転売の所為で欲しい人に欲しいモンが行き渡らず、新古車として望まないオプションの入ったor入ってないモンを望まない値段で買わざるを得なくなり、その所為でブランド価値が下がってしまうからである。だから役物911だったらターボ系やGT系)を買いたい客に対してはチェックが入るし、公言はしないが陰でコッソリ裏が無いかを調べられたりするのである:
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その為かどうかは知らんが、ワタクシがアホなブログ書いてる事がバレてしまい、余りにもアホ過ぎたせいかポルセンから問い合わせが入ってきたのである(笑)何せワタクシの地元ポルセンからポルシェニッポンまで話が流れて、ドサクサに紛れてシュトゥットガルト本社まで当ブログの存在が知られたんだとか( ̄▽ ̄;)

 一体どういう事かと恐る恐る聞いてみたトコ(笑)地元ポルセンの担当曰く「ポルシェニッポンから【クリストフォーラス】にエッセイ書いてみないかという問い合わせが来てる」との事である。流石のワタクシも「もっと実績のある有名人は幾らでも居るのに、何故ワタクシ?」って聞いたのだが、曰く「今現在ポルシェが自閉症者の雇用に力を入れてるから」なんだそうである:
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だから「自閉症者のポルシェオーナーの言葉」ってのにクリストフォーラス編集部も興味津々で、納車された後に色々写真撮りながらインタビューしたり一筆書いて貰おうじゃないかって話らしいのである。まぁオーナー向けの機関紙なんで大した印税は入らんが(笑)コレはコレで面白そうではある。


*こっちはエイプリルフールじゃないよ
 とまぁ、今年のエイプリルフールネタはこんなトコである(笑)ただ発達当事者の成功話ってあんまウケないどころか妬み嫉みが結構あるので、ソコんトコ要注意である(^_^;)さてサブタイに示したように、前回ネタにしたGRカローラであるが、今回漸く【トヨタが公式発表してきた】のである。発表する日付が日付だけに一瞬疑ったのがアレであるが(笑)まぁネタだとしたら面白く無さ過ぎるのでホントの話であろう。まぁ予想通り、GRヤリスの5ドア版って感じである。リアドア&後部座席を付けて重くなった分をパワーアップで補って、後はGRヤリスと同じようなモンってトコであろう。

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 ワタクシ的な感想は「コレは十分アリ」ってトコである。何が良いって304馬力もだけど、重量が1475kgに抑えてるトコがである。コレはGDBとかCT9Aとかの同じぐらいの重さで、でも車体剛性とか前後重量配分とか重心の低さとかは後発であるGRカローラの方がずっと上だから、ほぼ間違いなくGDBCT9Aとかよりも速いであろう。全世界のWRX-STI難民やランエボ難民は、今頃きっと全身の穴という穴から体液を激しく噴出させて喜んでる事であろう(笑)ランエボが消えて、そしてWRX-STIまでも消えた今、他メーカーとはいえ正統な後継者が現れたのであるから、興奮しない筈が無いのである。

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 やっぱインプ&ランエボを好んで乗り継いできた人の中には「4~5ドアだったからこそ選んだ」って人が結構居るのである。色んな理由で1台しかクルマを所有できない人にとって、スポーツ性能だけでなく各種ユーティリティーが必要になってくるからである。そういう理由でインプやエボに乗ってる人等は、高確率でこのGRカローラに飛び付くであろう。GRヤリスは1~2人でしか乗らない人やモタスポやるガチな人向けで、GRヤリスで取りこぼしたユーザーをGRカローラで拾うって感じであろう。何はともあれ、伝統あるニッポンの4WDスポーツは安泰である(^-^)

トヨタ…おそろしい子!
 問題は約520諭吉と言われる価格であるが、然程問題にならないとワタクシは思うのである。何故かって、このクラスでこのパフォーマンスを出すクルマは他に無いからである。他に無いからこそ、高い値段でも売れるのである。インプvsエボ時代の国産スポーツカーの在り方ってのは、バブル期という非常に特殊な時代だからこそ成り立っていたのである。スポーツカーは高くなったのではなく、その非常に特殊な時代が終わって、本来の姿に戻っただけの話なのである。スポーツカーってのは本来、ガチのクルマ好きがムリして買うか、或いはソレをセカンドカー以降として買えるだけのカネ持ちが道楽で買うクルマなのである。

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 だからスポーツカーの正しい売り方ってのは軽やコンパクトカーとは違い、唯一無二性を押し出すのが正しいのである。よーするに「確かにウチのは高ぇけど、他所のは安くてもショボいよ( ̄▽ ̄)なぁに、高くても満足感パネェし、リセールも抜群だから無問題だって(`∀´)」って言って売るのがスポーツカーの正しい売り方であり、トヨタは忠実にソレを実行してるだけなのである(笑)十数年前は退屈なクルマを作るブランドの筆頭格だったトヨタが、何時の間にか何処よりも巧みにスポーツカーを売れるようになっていた。改めてトヨタのヤバさを実感させられた今日この頃であった。

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