アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SUBCONSCIOUS TERROR

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「文化は廃れない。黎明期、大流行、爛熟期と移るだけです。だから料理が残るかどうかは、文化になれるかどうかで決まる」
By 平松宏之

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*便利は正義、はっきりわかんだね
 人間というナマモノは利便性を追い求めるナマモノであり、便利でさえあれば如何なるリスクも受け入れて克服する。コレは以前からワタクシが提唱してきた事であるが、コレが昨今のEV云々にも当て嵌まるのである。何故人類がアシからウマへ、ウマからクルマへ移行してきたかって、ソコには「前のには無かった圧倒的な利便性及び未来性があった」からである。ウマはアシ以上の速度と運搬能力があり、クルマはウマ以上の速度と運搬能力があり、だからこそ人類は様々な困難を乗り越えて、ウマやクルマをモノにしてきたのである。じゃあ「EVはクルマに対してどんな圧倒的な利点があるの?」って話になるのである。

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 答えは「利点はあるけど欠点でトントンになる」といったトコである。船から飛行機に、機械式時計からクォーツ時計に、ガラケーからスマホになった時のような圧倒的な利便性が残念ながらEVには見当たらず、故にワタクシは「EV時代はまだまだ先の話」と考えるのである。もし航続距離2000キロ&20分で満充電可能&20年後もバッテリー性能が保たれるのであれば、間違いなく速攻でEV時代に突入するであろう。全固体電池をモノにして、あと原発ガンガン建てるor核融合発電が実用化されん限り、EV時代は来ないんじゃないかとワタクシは思うのである。

911との遭遇
 冗談みたいなマジな話、ワタクシはインプレッサ水平対向エンジンを搭載したクルマだとは知らずにGDB買ったのである( ̄▽ ̄;)水平対向エンジンを知らないって事は、当然だがSWRT云々も知らなかったのである。という事は当然、ポルシェ911がどんなクルマなのかも全然知らなかったという事である(^_^;)
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で、GDB乗ってクルマに目覚めて、ソコからインプやスバルや他の色んなクルマを知るようになり、当然その過程で水平対向エンジン云々について色々調べ、ソコから「今も水平対向エンジン積んでるのはスバルとポルシェだけ」ってのを知り、ポルシェ911についてホントの意味で知ったのはこの時だったと思うのである。

 ソレ以前は「ポルシェ=何だか知らんが高級車」ぐらいのイメージしかなく、GDB時代のワタクシはビンボーで「自分が将来外車を買う」ってイメージが沸かなかったので、知ったからといって多いの興味を持つって事は無かったのである。流れが変わってきたのは、ワタクシがR35に乗るようになってからである。マーケティング戦略において度々911と比較されてたからである:
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ソコで初めて「ポルシェ911はニュル北最速を誇るヤバいスポーツカー」って事を知ったのである。あとはSオーナーや水野和敏氏自身がポルシェの凄さを度々語ってたので、ソコで本格的に興味を持つようになったのである。ただこの頃、997の素カレラが1200諭吉、ターボが2035諭吉とかだったんで、ワタクシとしては「やっぱR35しか勝たん<( ̄^ ̄)>」だったのである(笑)

 実際10年前、ポルセンがまだ水戸にあった頃に一度991前期ターボの見積もり作ってもらった事があるのであるが、その高さ(2138諭吉)に尻込みして「やっぱR35NISMOにします( ̄▽ ̄;)」ってケツ捲ったのは今となっては良い思い出である(笑)古人曰く「迷う理由が値段なら買え、選ぶ理由が値段なら買うな」との事であるが、ソレをR35NISMO時代に思いっ切り実体験したワケである(爆)
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当時のワタクシは「R35がフルモデルチェンジしてR36になって、乗り換える時が来たら新型NSXと合わせて911を検討しても良い」って考えだったが、ご存知のようにR35はその後もダラダラと作り続けられ、遂にフルモデルチェンジせず終わってしまう事となったのである('A`)ソレならまだしも、新型NSXが失敗作だったのが決め手になったのである。

*妄想が現実に
 こう書けば分かると思うが、ワタクシにはポルシェに対する憧れなんてモンは持ってなかったし、911というクルマを欲しいと夢見た事も無かったのである。GDB乗ってた頃は「ワタクシは今後もこの類の国産スポーツカーを乗り継いでいくんだなぁ~( ̄▽ ̄)」ってマジで思ってたのである。あの当時は国産スポーツカーにまだ元気が残ってた時代だったし、今後も国産スポーツカーは成長を続けていく→態々高い外車に乗る必要なんて無いって考えてたからである。R35出た頃は「国産スポーツカーの黄金時代クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!」ってマジで考えてて、尚更外車に対する夢や憧れは薄れていってたのである。

 そんなワタクシが成り行きでGT3オーナーになってしまったんだから、ホント人間の未来なんて予測不能だとしか言いようがないのである(笑)ポルシェブランドに対する憧れだとか、水平対向エンジンに対する思い入れだとか、そういうのは未だ持ってなかったりするのである(^_^;)所有前も現在も「サーキット走らせると最高に楽しいクルマ」としか考えてないし、多分今後もそうであろう:
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だからワタクシ的には「クルマ趣味に関しては変な拘りは持たない方が楽しい」って考えてるのである。自分の哲学やスタイルを完成させて、やりたい方向性さえ決まってれば、何もせずともクルマの方からやってくるのである。クルマを選ぶのではなく、クルマに選ばれるのがクルマ趣味だと改めて思う今日この頃であった。.