アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CURIOUS VOLUME

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「大将というものはな、家臣から敬われているようで、たえず落ち度を探されており、恐れられているようで侮られ、親しまれているようで疎んじられ、好かれているようで憎まれているものよ」
By 徳川家康

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


ただしイケメンに限る
 GT3が納車されて1ヶ月経ったのである。巷でよく言われる「ポルシェ買うとモテるようになる」という都市伝説に対するワタクシの検証であるが、検証結果は「サブタイにある通り」といったトコである(笑)リアルでもネットでもオッサン共からは良く声を掛けられるのであるが、若い女の子からは今に至るまで何一つ声を掛けられていない次第である (´;ω;`)まぁ今時の若い子は男も女もSUVを好むらしく、バリバリのスポーツカーは利便性の低さやオタク臭さ等で敬遠される傾向にあるらしいのである(´ヘ`;)こりゃセカンドカーにカイエンかマカン買うべきであろうか(爆)

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 まぁぶっちゃけた話、イケメン且つ陽キャでさえあれば、86乗ろうがスイスポ乗ろうがコペン乗ろうがモテるのである。もしも「異性にモテたいッ!」って理由でポルシェ購入を考えてるロンマニアの方がいらっしゃったら、ご自身がイケメン且つ陽キャかどうかをシッカリ検証した上での購入をオススメする次第である(笑)でもってオタクで陰キャであればある程にピュアスポーツカーを選ぶってのは、残念ながらポルシェも同じである。マカンやカイエンのオーナーはリア充っぽいのが多いのであるが、718とか911のオーナーは大概ワタクシのような匂いがするのである(爆)

エンジンブローに要注意
 何だか巷で「GR86がサーキット走行でエンジンブローする云々」が話題になってるみたいである。曰く「オイルパンにバッフルが備わっておらず、サーキット走行でオイルが偏るから」とか「オイルパンの液状パッキンが溶けて剥がれてオイルストレーナーを詰まらせる」とか言われてるが、ワタクシが実際に見たワケじゃないので断定はできない次第である。後者は兎も角、前者はGC8時代からずっと言われてた水平対向エンジンの欠点であり、ワタクシに言わせれば「えっ?!今までメーカー側で何の対策もしてこなかったの?Σ( ̄□ ̄|||)」である。

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 フォレスターとかレヴォーグとかインプレッサとかなら兎も角、BRZ/86はワンメイクレースを公式に開催する類の車種だからソコんトコ対策済みかと思ってたけど、どうやらそうじゃなかった模様である( ̄~ ̄)ワタクシもGDB乗ってた頃はオイルパンに対策は施していなかったが、STIフューエルポンプに交換したりといったサーキット走行対策は施していたのである。スペックCだと最初から標準装備なのであるが、素GDBは素インプと全く同じモンを使ってるから、サーキット走行するには力不足なのである。最初から競技向けを標準装備すれば良いのにと思うのであるが、まぁコスト云々があるのであろう( ̄~ ̄)

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 言っちゃアレだが、国産スポーツカーってのは「高いと買ってもらえない」って呪縛が売る側にも買う側にもあって、買ってもらうためにメーカー側が変なトコで手を抜くとかがフツーにあるのである。ぶっちゃけた話、スポーツカー買ってサーキット走ろうって考える顧客は少数派なのである。だから少数派のニーズを満たす為に対策万全な高いパーツ入れて販売価格を上げてしまうよりも、行かない多数派がより満足するであろう低価格を実現させる方が利益を上げるために有効と考えるならば、メーカーは概して後者を選んでしまうのである。マスブランドにとって一番大事なのは一般ユーザーであり、コアユーザーは後回しなのである。

ドライサンプしか勝たん
 そう、国産スポーツカーにとって一番の悲劇は、ソレ等の殆どがマスブランドのメーカーにより作られてるって事がである。薄利多売が基本で利益率は低く、高額車を作っても値段の為の妥協を多少なりと強いられて、業績が悪化したら台数の出ないスポーツカーは真っ先に切り捨てられる。マスブランドやマスブランドのクルマが悪いとは言わないが、ことスポーツカーを作る環境においては悪いと言わざるを得ないのである。コスパやスペックではなく車種の伝統やブランド力で買われる車種でない限り、マスブランドの呪縛から逃れられないのである。

 例えばWRX-STIがブランド車種としての地位を確立し、値上がりしても余裕で買ってもらえる様になったならば、その弟分である86/BRZも最初から十分な対策が取られてたと思うのである。バッフルプレート付きオイルパンや対策済みオイルストレーナーなんてチャチなモンじゃなく、最初からドライサンプ式が採用されてたかも知れないのである。言うまでもなく、ワタクシの新愛車も最初からレーススペックのドライサンプが装着されてる次第である:
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ドライサンプだからオイルパンなんてモンが存在せず、故に上記問題も起こり様が無いのである。ポルシェは「水平対向エンジンに最も適したオイル潤滑方法はドライサンプ」って事に昔から気付いてて、60年前の最初の911から一貫してドライサンプを採用し続けてるのである。じゃあ何故スバルが今に至るまでドライサンプやってないかって、答えは当然「スバルはマスブランドだから、コスト」である。ソコを何とかしない限り、今後の車種でも似たような事が起きる、そう予言する今日この頃であった。