アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

RUST IN PEACE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「何処に行こうとしているのか解っていなければ、どの道を通っても何処にも行けない」

By ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 もう何百回とアップしておきながら言うのもなんだが、文章を書くというのは難しいモンである。文章を書く側としては「如何にウケるか」とか「如何に解り易く表現するか」とか「如何に上手く自身を表現するか」とか「如何に非凡な事を平凡に語るか」など、100人ブロガーがいれば100通りの考え方があり、一概にどれが良いかなどという事は言えないのである。1日に3〜4行しかないブログもあれば、画像と動画を多用したブログもあり、1つの話題に特化したブログもあれば、「医療」をテーマにしておきながら医学についてマトモに語らずに延々とヲタ話をしているブログもあったりするのである(笑)


 が、最近になって(てゆーか、今頃になってやっと/笑)気付いたのだが、読み手がそれをどう捉えているかも結構考えモンなのである。「誰が何を言おうと気にしない」と言いながらブログを書くのは実は矛盾しているのではないかとワタクシは思うのである。気にして欲しいからブログを書くのである。自分の哲学や方法論を多くの人に見てもらいたい、知ってもらいたい、認めてもらいたいと考えているからこそブログを書くのである。無論、ワタクシとて例外ではない。ホントに「誰が何を言おうと気にしない」なら何も言わずに自分の心の中にしまって、自分がその考えの通りにやっていけば良いだけの話である。


 で、「認めて欲しい」というスタンスに立ってしまう者が多かれ少なかれ抱えてしまう悩みの一つが「自分のメッセージが伝わっているか」ではないかと思う。ある人は自分の意思を上手く表現出来ない事に悩んだり、ある人は自分の意思とは違った方向に捉えられたりすることに悩んだり、ある人は自分の意思を真っ向から否定されて悩んだり、ある人は自分の比喩を真に受けられコメントで延々と不毛な論争に巻き込まれた挙句"友人"に全てを丸投げしたりする(爆)これまた1000人ブロガーがいれば1000通りの悩みがあるのであり、勿論対処法も1000通りあるのである。


 特にワタクシの場合、やたらと勘違いされる傾向が強かったりする(原爆)文学的比喩を使うと「気取ってんじゃねーよ」とか「ワケ分かんねーよ」とか言われるし、ユーモアやジョークを交えると「お前がそんな考えなら、こっちにも考えがあるぞ」ってマジで受け止められるし、シニカルな言い回しやニヒルな言い回しをすると「ふざけんなテメー!」って怒られたりする(核爆)ワタクシ的には「どないせーっちゅーねん!」という言葉が喉まで出かかっているのだが(水爆)まぁワタクシの表現能力が不足しているのであろう。それを研究して次に繋げるのみである。


 話は変わって、以前箱根へ行ったときにDCCD(オートモード)について述べた部分があったのだが、もっと分かり易い映像が見つかったのである。【センターデフ・インジケーター】というシロモノで、街乗り時やサーキット走行時のセンターデフのロック具合をメーターで表しているのである。因みに点灯が最小の場合はフリー(前35:後65)で最大の場合はロック(前50:後50)である。画像を見て頂ければ分かると思うのだが、オートモードにするとアクセリング、ブレーキング、ステアリング操作、横Gや縦Gなどによりロック率が自動的に変化し最適の荷重移動を行うのである。

 
 デモ画像はGDB-D型であるが、E型(因みに"トリックマスター"もE型)にはヨーレートセンサーが追加され、より一層細かい制御が行われるのである。更にF型&G型になるとステアリング舵角センサーが更に加わり、DCCD自身もトルク感応型の機械式LSDを一体化していてE型よりも更に細かい制御が可能になるのである。とあるショップのオーナー曰く「GDBは突き詰めればガワ以外はA型からF型まで基本的に一緒(当時はまだG型は出ていなかった)。でも、走らせるとF>E>D>C>B>Aの順で速くなっている。DCCDだよ、そこで差が出ている」という程である。以前"師匠"が「(注:一部表現が違う部分もありますが、御了承下さい)GDB乗った事があるけど"ウソ、コレで曲がれるの?"って感じで曲がるんだよね〜。不自然な感じで自然に曲がる」と仰っていたのだが、その秘密がこのDCCDオートモードなのである。


 で、"師匠"のGDBに対する感想は「確かに走れるし、止まるし、曲がれる。でも面白くない」だそうである(爆)インプでコレであるから、ランエボに乗られた日には何と仰ることであろうか。「お前も色々なクルマに乗ってみることが大事だ」との教えであるが、確かに言われてみればワタクシはFFやFRなどを本格的に乗り回した事が無い、ましてやMRやRRなんて触れた事すらも無いのである。確かに駆動形式の違うクルマに乗る経験を増やせば駆動輪、非駆動輪の使い方や荷重移動のタイミングの取り方の重要性がより分かる様になるかも知れないのである。が、それ以前に今のAWDを乗りこなしておらず、また本格的に限界まで走っていない事を考えると、まずはそれからだと思う今日この頃であった。