アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「困難な事は?――自分自身を知ること。容易な事は?――他人に忠告すること」

By タレスギリシャ七賢人の一人)


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 本日は記念すべき89式小銃のデビュー・・・になるはずだったのだが、ワタクシの調整ミスで初速オーバーとなってしまい敢え無くお蔵入り(T_T)たとえ0.01m/sだけであろうと初速オーバーは初速オーバーである。たとえタッチされる前に塁に触れたと確信していても、審判が「アウト!」と言ったらアウトなのと一緒である。何処まで効くか分からないが、仕舞い込む際にわざとピストンを後退させた状態でバッテリーを抜いて仕舞っておいた。1ヶ月ぐらい放っておけばスプリングが多少ヘタって、初速が丁度良い塩梅になっているのを期待したいところである。ということで、本日は何時ものG36EとM14でゲームをする事になってしまったのである。


 で、本日は"師匠"も参加してのゲームである・・・が、最初のゲームが終わった後に「ロン、ちょっと話がある」と一言。要約すると:

  1. 最近、お前のオタクメーターの針が"geek"から"nerd"へ傾いているぞ。
  2. チューニングはいいが、自分の本当のにニーズに合わせて計画的にやれ。
  3. 調子に乗るな、お前はお前が思っている程に成長してはいない。
  4. あと、いい加減脂を脱げ!(笑)

と、お叱りを受けるハメにorzどれも本当の事なので(特に④/笑)言い訳はしない。もう"nerd"の世界に戻るのは真っ平御免である、早く"geek"になりたいモンである。


 で、ワタクシは事ある毎に"nerd"について書いているのだが、ワタクシも"nerd"だった(今もそうであるが^_^;)からそれが良く分かるのである。"nerd"はイタい、正にその通りである。本人が自覚は別として、周りからそう言われても仕方が無い事をしでかしているのだから当然の結果であるし、それを特殊な趣味やオタクに偏見を持つ日本社会のせいにするのもお門違いなのである事はワタクシも重々承知している。ワタクシはロンマニアの皆様に「どうか"nerd"の人とも仲良くやってくれ」とは言わない。相手の事を全く気に掛けず自分の事ばかり喋るヤツとは一緒に居たくないのは当然だし、ワタクシだってイヤである。が、彼等/彼女等のそうした行為の裏には「どうしようもない孤独感」があるのだという事だけを心の片隅に置いておいて頂ければ幸いだと"nerd"であるワタクシは思う。


 ワタクシが今こうして日記を書いている本当の理由は「寂しかった」からなのである。"nerd"であるがゆえに周囲から疎んじられ、八方塞になって「バーチャルにはワタクシを理解してくれる人がいるんじゃないか」と思って始めたのがキッカケである。始めてみれば何でもない。ワタクシが疎んじられていたのは決して趣味や社会のせいではなく、ましてや病気のせいでもない。99.99%ワタクシに問題があって、それを順次解決していけば時間はかかるが何とかなる事を知ったのがつい最近。でもって今日も"師匠"にご指摘を受けてまたデーターの更新をしたばっかである(笑)今まで2年弱連載を続けてきたが、答えなるモノは全くと言って良いほど見つからず、まるでウィンドウズのOSのように更新→新しいバグ→更新の繰り返しである。


 その"バグ"の一つが前回の日記でも述べた「表現方法」だったりする。もう4年以上ワタクシとライヴで付き合っている"師匠"ですら伝わらなかった部分がまだ多いのであるから、ワタクシとライヴでお会いしていない方々は推して知るべしであろう。勿論、表現方法に問題があるのは言うまでもあるまい。曖昧に表現したのがあからさまだったり、遠回しに言ったつもりが回りすぎて届かなかったり、ジョークをマジで捉えられたり、文学的な表現が高飛車に聞こえたり等、過去の日記を検証してみるとあっちこっちに見つかったりするのである。素のまま表現すると面白くも何ともないし、かといってエキセントリックな表現をすると著者までエキセントリックに思われる。まぁ、ワタクシがエキセントリックなのはもはや説明の必要は無いと思われるが(笑)


 で、もう一つの"バグ"が「気の使い方」だったりする。ワタクシはどんな親しい仲でもある程度の緊張感は必要だと考え、「友達だから」といって相手の大事な所でのルーズさや問題点を見逃したり目をつぶったりするのは問題あると思うし、ワタクシ自身も「友達だから」といって相手にいい加減な態度を取りたくない。古来から「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、どんなに仲良しでもある程度の緊張感は必要だと思うのだが、ワタクシの場合毎度の事で恥ずかしい限りだが、ドライビング同様「緊張し過ぎ」なのである。"師匠"曰く「お前が相手に気を使い過ぎると、相手も同じように気を使うことになる。これじゃ疲れる。要はポイントをシッカリ抑えていれば良いんだ」との事である。


 何はともあれ、昔も今もそしてこれからも、ワタクシの人生に"orz"は付き纏うことだけは確実である。分かりやすく言うと「?」→「!」の過程において「→」の中には必ずと言って良いほど"orz"が入っているモンだとワタクシは思っている。それが重要な事柄であればあるほど比例して"orz"の度合いも増えるモンである。ただ人によってその数や大きさや対処法に違いがあるだけで、その中に"orz"が入っているのはほぼ確実である。逆に言えば"orz"が入ってこない課題なんてモンは大概どーでもいい課題か、あるいは取り組んでるヤツがいい加減かのどっちかであるとワタクシは考える。何だかか今日は珍しくネタやギャグが出てこず、今一つ歯切れの悪い今日この頃であった。