アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CAUSE FOR ALARM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「夢見る事が出来れば、それは実現出来るのです。何時だって忘れないでいて欲しい―― 何もかも全ては一匹のネズミから始まったという事を」

By ウォルト・ディズニー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 やっとiPodが一段落着いたのである。キットを買ってきて、取説通りに分解して、バッテリーを新品と交換して閉じる。方法は簡単だが、実はどえらく繊細な作業だったりする。取説がやたらとしつこい位に「この部分の操作は慎重に・・・」とか「ご自身の責任で・・・」とか「困難だと判断した場合には専門家を・・・」とか行ってくる所からして、iPodというシロモノあれほどの酷使にも耐えられるタフさとは裏腹に、実は如何に細かくデリケートな機械だったのかが良く分かる。幸いにも作業は簡単に終了し、iPodも快調に作動している。後はコレが本当に回復したかどうか実戦投入して試してみるだけである。まぁ、実はiPodは現在車載オーディオ機器と化していて常時ソケットから電源供給されているから、ホントはバッテリーの心配は無かったりするのだが(笑)


 で、iPodといえば常にiTunesと一体なのであり、最近はiTunesストアが使えるようになって有料音楽ダウンロードが出来たり曲に映像ファイル(アルバムのジャケット写真など)を付加できるようになったのだが、フツーのミュージックリスナーならともかく、超ド変態ミュージックリスナーであるワタクシには実に使い勝手が悪かったりする(笑)何せ欲しい楽曲の半分以上がストアでダウンロード出来ないのである(爆)んで、既に収録している曲のアルバムジャケットのファイルを付加しようと思ったら、何と半分以上のアルバムジャケットが無い有様である(核爆)こーいう場合、仕方ないからネットで画像探してきて一つずつ貼り付けていくしかないのだが、それすら間々ならないようなアルバムも少数ながら存在し「あるだけまだマシ」って感じで思いっきり画像が荒いファイルを泣く泣く付加していたりする(原爆)更に言えば、ワタクシのiPodは第4世代のモノクロのヤツなので、ファイルを張っても思いっきり意味無かったりする(中性子爆)


 で、何でiPodのバッテリー交換が必要だったかというと、最近カートにハマってしまっていて、そこへ自転車で行くまでが寂しいからである(笑)現在、ほぼ週に2〜3回ぐらい行っている気がするのである。「レーシングカート」と書いて「スパゲッティーカルボナーラ」と書く、その心は「簡単に出来るけど、上手く(美味く)やるのは難しい」といった所であろう。とにかく「如何に速く走るか」を考えるようになると、どこまで行っても限がないのである。「あのヘアピンではもう少し大胆にブレーキングしたらどうか」とか「何処まで踏めばグリップを限界まで使えるのか」とか「もうちょっと大胆にインベタで行けないか」とか、乗る前も乗った後も考えてしまう有様である。


 ワタクシは"もしも"は余り好きではないのだが、カートやっているとつい考えてしまうモンである「あ〜あ、あと20年早くカートやってればなぁ」という事と「医者になる事に固執せずに、カートに理解を示してくれる家庭で生まれ育ったならなぁ」の2点だったりする。ワタクシに子供が出来たらワタクシはそうするつもりである。子供がそうしたいのなら、F1レーサーを目指そうがラリードライバーを目指そうがミュージシャンを目指そうが一向に構わないし、勿論医者になるのも自由である。ただし「自分にも親にも周りにも甘えずに、責任持って死ぬ気でやれること」が大前提であるが。英語の格言に"Freedom Is Not Free"とあり、単純に訳せば「自由はタダではない」という意味であるが、ワタクシに言わせれば自由ってモンはタダじゃないどころかムチャクチャ高くつくモンなのである。


 よく芸能人の出産インタビューなんかで「どんな子に育って欲しいですか」と問われると「優しい子に育って欲しいです」とか「健やかに育ってくれればそれで良いです」というのが多いが、ワタクシの場合だと「自由に生きられる子に育って欲しい」と答えるであろう。勿論"自由"と言っても公共の場所で迷惑を考えず騒ぎまくるガキと、それを「自由に育てるのがウチの教育方針」というバカ親の言うそれではない。やってはいけない事とやってはいけない理由を踏まえた上での、ドストエフスキー的に言えば「余りにも背負うには重過ぎて大概の人は自殺を選ぶ」類の"自由"である・・・・・どー考えても、独りモンが言うセリフではない事は確かである(笑)かと言って相手のアテがあるかと言われたら「全くもって無い」である(爆)2000cc4気筒水平対抗エンジンの"彼女"と過ごす時間はまだまだ続きそうな今日この頃であった。