アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

MUTTER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「過去の否認は有害な態度である。現在と戦い、未来を創造するには、往々にして過去が最も有効な武器なのである」

By ジュリアン・グリーン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 5ヶ月ぶりの筑波1000である。実はワタクシ、筑波1000にはあまり良い思い出が無い。初めての走行会って言い訳はワタクシのポリシーに反するので敢えてしない。よーするに、無知と修行不足と慢心を無様で不完全燃焼な走りでラップタイムという形に表してしまったと言う事である。今回は、無知と修行不足と慢心を改善出来たかどうかは定かではないが、とりあえず「運転席のフロアをブチ抜く勢いでABCペダルを踏む」という目的さえ達成すればOKだと考えていたのである。FISCOの時もそうだが、ワタクシの一番の問題点は「踏めていない」に尽きると思うからである。滅多に行く事のない筑波だけに、踏み抜かなきゃ損である。


 んで、今回は【ザウィオートスタジオさん】主催の走行会に出向いたのである。当日、一緒に参加したみんカラ友達の言葉を借りると「走行会には2種類あって、1つはワイワイガヤガヤと楽しむのが目的のサークル的な走行会で、もう1つはストイックにタイムを追い求める部活的な走行会」との事であるが、今回の走行会は後者の最右翼にいるような走行会である。自らを「筑波インプ最速軍団」と名乗るだけあって、ホントにシャレにならないぐらい速くて上手かった。軍団メンバーが余裕でほぼ全員40秒台切っているのは言うまでも無く、上位クラスの方々もほぼ例外無く速い。前回同じ場所でやった走行会のトップの方よりも速い人が余裕で20人以上いる、そんな走行会である。


 勿論、コレばかり嗜好によるものだから、一概に善悪を決め付けるつもりはワタクシには毛頭無い。サークルでも部活でも基本的には「スポーツを楽しむ」という事であり、他人の楽しみ方に口出し出来る程ワタクシは大層な人物ではない。ただ、ワタクシは仕事も遊びも基本マジなので、"楽しみ"というモンは血と汗の化学反応より出でるモンだと考えているため、ワタクシは部活的な走行会を好む。後にも先にもただそれだけである。何て言うか、皆が皆自分のクルマと走りにしかアタマに無く、コンマ1秒を削るその瞬間のために全てを費やし、大勢いるにも関わらず皆が皆黙々と自分の事しかしない。そんな雰囲気が何とも(・∀・)イイ!のである(笑)


 んで、ワタクシはといえば:



そんな雰囲気は何処吹く風で、臆する事無く自分の走りを披露(厚顔無恥にも醜態を曝している、とも言う/笑)していたりする。タイムはベストが45.604秒。前日にコース攻略の事をこれっぽっちも考えず延々と"萌え"を力説していたのであるから、まぁ所詮はこんなモンであろう(笑)


 今日、何て言っても一番驚かされたのが同乗走行である。ショップ所属のプロドライバーにワタクシ同乗の元"トリックマスター"を運転して頂いたのであるが、冗談抜きでシャレになっていない。初めて乗る他人のクルマで、ワタクシという最大の重量物を積んだ状態で、渋滞もあって8割ぐらいしか踏んでいないにも関わらず何とワタクシよりも2秒速かったのである。クルマに慣れる&ワタクシを除外する&本気で走る、となった場合にゃあヘタしたら40秒台である。モータースポーツでよく「クルマの性能が云々」というヤツが多いのであるが、同じ個体を使ってこーゆー芸当を見せられた日にゃあ素直に認めて降参するっきゃ無い。


 何はともあれ、得るモノも非常に多く得られた上に、不完全燃焼も無事燃やし切って大変満足である(^-^)次回?問われるまでも無く参戦ケテーイである。とは言え、いい事ばかりでもない。コースを攻略したとはお世辞にも言い難い、ドライビングの内容もイマイチ、ドライビング外でも問題が山積み等もあるが、ソレより何より一番肝心な事は"上には常に上がいる"って事と"ワタクシは運転ヘタである"って事をイヤと言う程認識させられた事であり…orz。1つ「!」が得られると、必ずその後に2つ以上の「?」が浮上する。今回もその例外にあらず、である。各論についてネタが数多くあり、ソレを述べたいのは山々であるが、疲れて面倒くさいので次回にお預けするとする今日この頃であった。