アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

REISE、REISE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「何気ない日常の会話や態度にこそ、その人の思想や人間性は現れるという。楽しい会話が出来るようになるためには、自分の人間性を磨かなければならないのかも知れない」

By 上原隆(ルポライター


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 朝起きたら、左足と左腕がモロに筋肉痛であった。あと、右足も若干痛かったりする。シフトワークに気合を入れ過ぎ&ブレーキをガンガン蹴り過ぎたためだと思われる。遅蒔きながらよーやくABSを使うコツが解かってきたのと、3速&4速だけで行けるFISCOショートとは違って筑波1000では2速がどうしても必要になるためシフトチェンジが忙しいのと、後半理性のヒューズが吹っ飛んでしまって、後先考えずに映画「マッドマックス」のインターセプターの如くクレイジーに走ってしまったのがから、当然の結果といえば当然の結果なのだが(笑)ワタクシもボロボロであるが、同じく"トリックマスター"もボロボロであった。


 というワケで、早速行きつけのショップにてオイルとブレーキフルードを交換してきたりする。オイルは何時もの【ニューテックNC−41(10W−50)】で、ブレーキフルードは同じく【ニューテックRP−320】で詳細は【整備手帳】にまとめておいた・・・と、PV稼ぎをしてみた(笑)ショップで色々な話(アンダーステア対策、各種消耗品についての質問、チューニングの方向性など)をしたのであるが、今日だけじゃ全部言い切れないのでまた後日(爆)とにかく、モータースポーツはカネがかかってしょうがない(^_^;)こりゃ、予告通り今日以降の4月&5月は全開走行を自粛するとしよう。


 んで、昨日はあまりにも疲れていた&眠かったためいい加減に総論だけ述べてお終いであったが、今回は各論といこう。クルマ以外のロンマニアの皆様には大変申し訳ない気持ちで一杯である(笑)今回行った筑波1000はこんなコースである:

コースは平面で、サーキット内からも全体像を眺めるが出来て、FISCOショートみたいな下り坂のストレートエンドとか逆バンクからのブラインドコーナーとかいう設計者が陰でほくそ笑んでいそうな意地悪な仕掛けが無い分(笑)初心者でも攻めやすいコースではある。が、奥は深い。ストレートエンドから①の入口まではFISCOショートのストレートエンドに慣れていれば問題無いのであるが、問題はその後。ヘアピン(図の③)がかなりきつく、ソコでライン取りに失敗するとそのまま⑤の出口までズルズル行ってしまう。あと、⑥を抜ける時にどうしてもケツを振らなきゃならないため⑦入口から⑧出口までのライン取りも結構難しい。


 聞いた話、筑波1000攻略のキモは7〜8割方「②出口→⑥入口」までをスムーズにこなせるかという事である。実際ワタクシもココではライン取りに失敗するは、ハデにシフトミスかますは、3速→2速のヒール&トゥ外すはで結構大変だった。あと、問題がもう1つ。今まで「アンダーステア強いなぁ(-_-;)」って悩んでいたのは、実は"彼女"のせいではなくワタクシに非があったのである(笑)変な形でのカート癖が付いているせいかステアリングを少なめに切る傾向が強く、アクセルを開けるのも遅い。クリッピングポイントに辿り着いてから「あ、蛇角足りね」って本来切り終えていなければならないはずのステアリングを入れたり、踏める所で「踏んだら回っちゃうんじゃね」って感じでかなり遅れて踏んでいる。ワタクシはコレを「カートアンダー」と命名する・・・ワタクシ以外誰も使わないだろうけど(核爆)


 コース内でもそうだが、コース外で得られる事の方が実は非常に多かったのである。ココでもやはり"ライヴ性"が何よりのキモである。プロ選手の攻略法を雑誌やネットで見るよりも、自分より明らかに上手い人の走りを見て、その人から色々なアドバイスを受ける方が遥かにタメになる。コースの攻略、マシンセッティング、タイヤの使い方、バーチャルに出る事の無い裏話、ドレもコレも刺激的である。受ける刺激の量と質があまりにも多くて、終いには感覚が麻痺ってしまいそうなぐらいである。んで、麻痺った挙句に理性の箍がブッ飛んだトミ・マキネンの如く暴走した果てに、翌朝左半身の筋肉痛に悩まされたアホが約1名ほどいるのは冒頭で述べた通りである(笑)


 ワタクシは普段感情を押し殺すようにしている。とは言ってもセバスチャン・ローブみたいに冷静沈着なワケでもなく、マザー・テレサのように慈悲深いワケでもない。理由は簡単で、感情のコントロールがヘタなのである。1度ブチ切れてしまうとワタクシ自身ワケ分からなくなって、後で自分のしでかした事にワタクシ自身唖然としてしまい、羞恥と後悔の念に駆られるまま入る穴を掘っていたら何時の間にか(日本の裏側の)アルゼンチンまで行ってしまったこともしばしば(笑)・・・はい( ・◇・)?「日本の裏側はアルゼンチンじゃなくて、アルゼンチン海域内の大西洋だろうが!」でしょうか?・・・・まぁ、この際置いておくとしよう(爆)とにかく、ブチ切れてまた何かアホやっていないかが心配である。今のうちにアルゼンチン大使館行ってビザ申請しておかないと(核爆)


 何はともあれ、ひじょ〜〜〜に充実した走行会であった事には間違い無い。次は何時また筑波1000に行くかは不明であるが、今度こそ攻略したいモンである。おそらくタイヤもエンジンも好調になる秋以降になる可能性があるが、ソレまでにワタクシも"トリックマスター"もより磨きをかけて挑みたいモンである。更なる走り込み、カートでの特訓、消耗品の交換、セッティングの見直し、走り方の研究、ソレに合ったチューニング各種、ライヴ的な情報収集etc・・・何をどーやってもカネが掛かる事は避けようが無いみたいである(笑)とどのつまり、こーして自由に(自分勝手に、とも言う/爆)生きているからフツーの生活が出来ないんだろうなと実感させられる今日この頃であった。