アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

IN YOUR HONOR

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「簡単なことだ。ただ行いを示せばいいのだ」

By デニス・ロッドマン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 ゴン中山中田英寿ジダントッティ、ラウール、ロナウジーニョガットゥーゾトレセゲ、このサッカー選手達の共通点は何でしょうか?サッカーに明るいロンマニアの方なら御存知かと思われるが、全員「キャプテン翼」のファンである、が答えである。今の日本代表〜ちょい上辺りが正に「キャプテン翼」の全盛期にリアルタイムで原作&アニメを見ていた世代で、その世代が大きくなってマジで日本代表になったのは有名な話であるが、まさか外国でもココまで熱狂的にウケていて、んでソコからマンガの敵役に出てきそうなファンタジスタが生まれてきたのであるから、更にビックリである。


 曰く、原作の流れで翼がバルセロナFCに入団した時、作者がFCバルセロナ会長からVIP席の無料観戦の接待を受け、長年のライバルチームであるレアル・マドリードからは「なぜツバサをうちに入れてくれなかったんだ」との声明をマジで出したとか。曰く、リーガ・エスパニョーラの解説では非常に遅いプレーを「キャプテン翼並の遅さ(アニメの演出上、スローモーションが多いため)」って言い方があるとか。曰く、今の日本代表のFW陣とDF陣の人材不足の理由の一つが「キャプテン翼」で"MFはエースポジション"的な書き方→当然、ファンは皆MFをやりたがる→結果、MFの選手層は厚くても、それ以外が薄くなってしまったとか。作者の高橋陽一曰く「現実がマンガを超えてしまった」だそうだが、ワタクシもそう思う。


 さて、ワタクシはサッカーに明るくないので、前置きはコレぐらいにしておこう(笑)先日、新しく【足を入れ替えて】から早速50kmばっかし走ってしまったりしたのであるが(爆)実は今日も少しばかり慣らし走行したのである。流石にまだ早い&アライメント取っていないんでヤンチャな事は出来ないのであるが、気のせいか先日よりも良い感じである。スプリングの突っ張った感じや、全体的にカクカクしていた挙動のバリが取れてきたと言うか、角が徐々に丸くなってきたと言うか、良い感じである(^-^)もっとも、スプリングレートはストリートにはやや高めに設定&単筒式という構造上(高圧のガスを封入してある→ガス圧>ダンパー負荷だと、衝撃が逆に突っぱね返されるため)低速の街乗りはビル足に良く言われる「硬い」を地で行くような感じであるが(;^_^A)


 口で言うのも疲れるので(笑)ココはイラストで簡単に説明するとしよう:

グラフにある通り、ピストン速度が低い(つまり低速走行時)では殆ど棒みたいなモンであるが(笑)一度走り出すと本領発揮である。縮み側の変化が非常に少ないのに対して、伸び側は速度が上がるに従ってリニアに上がって行く→どんな速度域でも衝撃は一定に吸収し、速度に合わせて素早く延びるというタネである。公式ブログ曰く【GRB用も作ってみると面白いかも】と匂わせているので(爆)積極的にサーキットをハードに攻めないGRBオーナーのロンマニアの方もココは一つ御考慮の程を(核爆)


 特にリアが素晴らしい事になっているのである(^-^)クラッチが生き返ったようだと言うか、コレが【ATSカーボンクラッチ】の本来の力というか、圧着力にリアサスが負けないのである。


リアサスが柔らかい(公称3.5k、実測2.8k/実話)上にダンパーがヘタってる

不意にクラッチ操作を荒く繋いでしまう

柔らかいスプリング&ヘタったダンパーが、クラッチの圧着力に負けてしまう

結果、クルマが変な挙動をしてしまう

メタルクラッチ宜しく、ガッコンガッコンしてしまうか、恥ずかしくもエンスト(コレも実話/涙)

当然、よりリアサス&クラッチに負担が掛かる坂道発進は尚更

( ゚Д゚)マズー

ソコでオーバーホール&仕様変更で、リアをやや強めに設定

またまた不意にクラッチ操作をミスってしまう

今度はクラッチの圧着力に負けず、シッカリ持ちこたえる

足がガッチリ踏ん張るから、多少のアレならクラッチも繋がる

お陰で坂道発進も激楽に

( ゚Д゚)ウマー


・・・というワケである。成程チューニングはやっぱ難しいモンである。安易に一ヶ所を強化する→相対的に弱い部分が出てきて、最悪あぼーん→ソコを解決するとまた新たに相対的ウィークポイントが・・・(以後半無限ループ)・・・の典型的な一例である(-_-;)今のクルマに当分乗り続ける予定なので未定なのであるが、ほぼ確実なのは"2代目・トリックマスター"オイル等の消耗品か、あるいは4点固定やフルバケ等のインテリア類やブースト計等の計器類を除けば、サーキットを2〜3回走るぐらいまではフルノーマルで行くという事である。


 今考えると、クルマ乗る遥か前から"師匠"は口を酸っぱくして「いいかロン。キチンとしたメーカーが"製品"として販売するという事は、その時点でほぼ完璧に近いバランスが取れているという事なんだ。つまり、チューニングという行為は"完璧なバランスを崩す行為"に他ならないんだ。まずはノーマルを極め、その"完璧なバランス"を知り尽くした上で、ノーマルで幾らやっても"これ以上はどうにもならないから××を○○する"というのがチューニングだ。次どうするかをショップに相談する事自体、俺に言わせれば本末転倒なんだぞ」と教えを受けていたのであるが、どーやら「ノーマルを極める」という点でワタクシは思いっきり勘違いしていたようである(笑)そーすると今度は「自分はホントは何をしたいんだろうなぁ〜(-_-;)」と堂々巡りモードに突入する前に締めるとする今日この頃であった。