アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

JAZZ FROM HELL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「天才のふりをしろ。そうしたら天才になれるかも知れない」

By サルバドール・ダリ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 昼寝ならぬ、ガッツリと夜寝かましてしまったりする(笑)帰り際本買ってきて、ベッドに転がって読んでいたら、気が付いたらAM2.00だったりする(^_^;)何ちゅーか、もうこのまま出勤した方が早いような気もせんではないが(爆)流石に24時間常時待機の生活に戻るのは不可能と思われる(正確に言うと「戻れても戻りたくない」だが/核爆)ゆえ、さっさとブログをアップしてもう少し休むとしよう。あ、そうそう、ココで「何でわざわざブログ上げなきゃならんのだ!?( ̄_ ̄;)」って考えるロンマニアの方も少なくないと思われるが、ソレは問わないのが粋ってヤツである(原爆)


 さて、ドライビングスクールを明後日に控え(厳密に言うと"明日"だが^_^;)緊張感も・・・・・無いんだよなぁ、コレが(笑)ショートコースとは言えど、初めてR35でサーキット走った時よりも、ずっと落ち着いている。まぁ、ソコんトコは昨年4月にハデなのを一発かましているのもそうだが(自爆)初めてサーキットで振り回した時の安定感や、街乗り時のリニアな操作感がサーキットでもそのまんま使える事が分かったからである。何ちゅーか「ワタクシがこーしたい」ってアタマで思い描いて、その通りに操作すると、タイヤグリップの限界を超えない限りはその通りにクルマが応答してくれるのである。


 もっとも、問題は「タイヤグリップの限界が高過ぎて、ソコまで攻め込むのが難しい」であるが、以前のレッスンの同乗走行で「限界は大概ココら辺」ってのが大腿わかったから、今回のテーマは「もっと踏み込んでみよう」である。その事についても、先日のマイスターさんの話曰く"トリックマスター"の"父親"ごと水野和敏氏曰く・・・

                 __
            _, '"´      `丶、
           /            \
             / ,' /  / /  ヽ   `ヽヽ   そ、これがまさしく私達が目指したもの
          l l j __ // ,イ   、ハヽ   }! ハ   普通のクルマって「道との会話」と「クルマとの会話」
          l l 「 j_从7ヽハ  !七大 ` } リ }/    双方同時にやらなきゃいけないでしょ
           | l Vf゙磷圷/ jl ノィアト、ヘ// /
            j l  l  V_:ソ  ´  V:リ /jイノ    確かにそれはそれで、クルマの楽しみ方の
          ,' ハ ヘ.       '  ` ,'  l !     1つといって良いかも知れないわね
           / / l  ヽ   ー ‐  .厶 |ハ      でも反対に言ってしまえば、それはむしろ
          //' ∧  弋ト 、 __ , r<7  l ヽ     「クルマの信頼性が低いから対話が必要」
      / / / ∧   Vー、 Kヽ{   ヽ  ヽ     そういう解釈も可能なのよ
     /  /./  /¨}   ',__∧_j_l::::ハ   \ }/
    ,′  l {  /:::/   /::::ヾ ☆Y:::ハ    X     特にニュルブルクリンクみたいな
    {   V r'::::::/   /::::::::::\__j:::::入xぅ/  \    難易度が高く超高速型コースな上に
    ヽ  l  { :::/   /::::::::::::::::::V://∠     ',    コンディションが良いとは言えない環境の中で
     }  ! j/  /:!::::::::::::::::::∧V _二}:ヽ   /     クルマと対話する余裕があるかしら?
     /  /  {   〈:::::::l:::::::::::::::/:| j/ -ーソ:::ノ   /
    / /  |ヽ  \:::l:::::::::::/∠/j  rテ':〃  ( ヽ   ,  ニュルブルクリンク走らなければそこまでだけど
. / /  、__jノ   ∧{::::::/ ,/ {  _/:::ハ   `ー彡   私達はそこを目指したクルマ作りをしているのよ
/  〃  、__ >   /::;>'´   /! ∨ヘ::::ヾ::\   < _
ヽ {{    =ァ 彡<::/     { >く{ ヽ:::::ヽ:::::ユ=―'´





        -‐‐'´      `ヽ、
     /             \                /.〉
    /  /         ヽ    \             //
   /  /  /        i ヽ   ヽ             //   そう、これが私達が目指した方向性
  |  /   /   / /     |  i    }          //   「クルマとの会話が必要」って事は
  | |   |   / /     /|  _L   |            //   裏を返せば「クルマのバランスが悪い」って
  | |  -:十卅十|ト、/ /レ ィi「 /|   リ          //   言ってるようなものだからよ
  | |   |ィ厂テトミ 从.{ f爪}「 〉|  ィリ         //
  | |   |i {.辷リ      {心リ イ/ィ            //   私達が徹底して磨いてきたのは、速さ以外にも
 / ∧   i|       、 `¨ /   |\        //フ   「クルマに完全に合わせた調律を施す」ということ
/   i|   ',   ,. - :ァ   ∧  |ヽ \     /}/} }    走る、曲がる、止まる。この3つを完全調律して
  / ∧   \  ` -'  イ| \ \∧ }   //_^Y    乗った瞬間からクルマがドライバーの手足になる
 /  /⌒|    \` ー r<ー┐  \  \|   //_/,.}     
./  /::::::::i|    i >rく \:::\.   \  \ /イ/¨´/    そうすれば、ドライバーは「ロードとの対話」だけで
   〉:::::::/     iト、//ヽ\|::::::::\   \  | r  /    身体の一部になったようにクルマを操れる事になる
/ ̄ ̄___ノ i|::::\| Tア|:::::/:::::::\   } |/  /     そのためにも、お客様の声っていうのは
      ___ノ‐::::::: ∨/:::/::::::::::::::∧ / ∧_ノ\_    その「クルマとの一体感」のためにとても大事なの
     <::::::::::::::::::::::::::::::ゝ::|::/::::ー:::::::::ノ’  |/   イ |
\ \  \ー――‐:::::::::/::::\:::::::/    ∨__/  \   だから、常に進化を続けなければいけない理由は
::::::\ \  \::::::::::::::::/::::::∧:/ /     |       \  「ロードとの会話」の機会をより増やすためなのよ
:::::::::∧  \.  \:::::/::::::::/| (  (     /:::\         \
::::::::::::ノ    \.  \:::::::::イ| |  \ \   \:::::/ \      |  

・・・だそうである。ソコんトコは「クルマとの対話こそがスポーツドライビングの醍醐味だ!」って言う方々も少なく無いだろうと思うが、ワタクシ的には水野氏に一票である(笑)何故ならワタクシはアスペルガー入ってるがゆえ「対話」ってヤツは徹底的なまでに苦手(爆)→「対話」にかかる手間隙は少ない方が、その分走りに集中できるからである。


 で、意外な事であるが、R35の乗り方っていうのは、表立ったハイテクデバイス各種のソレとは違って「ビックリするぐらい基本に忠実」なのである。よーするに「基本的にFRと同じ事をやれば良い」って話である。第2世代GT−R(BNR32BCNR33BNR34)の時みたいにあからさまなアテーサE−TSの介入は少なく、基本5%〜35%が適時入る程度→つまりFRドライビングにありがちな重量位置に事を発するケツの不安定感や、立ち上がりやカウンターステア時のもたつき(FRは重量物が前にあるが、駆動輪は後輪のみなため)をアテーサE−TSでさり気なくカバーする→デジュール上4WDなんだけど、デファクト的にはFRチックに操作するのがベターだし、その方が楽しいからである。


 さて、明日も早いのでさっさと締めるとしよう(笑)22日は運転面でのR35マイスターであるオーナー自らの(因みにR35の筑波2000最速記録は、オーナー自ら運転したショップチューンドR35)指導だけあって、コレは期待するなという方がムリである(爆)何せ前回の同乗走行時(当時はGDB)の、タイヤのグリップを限界まで使う&必要に応じてアンダーステアオーバーステアを意図的に作り出す壮絶テクニックを目の当たりにしているだけあって、R35ではどう運転するのかが非常に楽しみである(^-^)が、その前に首が心配なので(爆)道常時は身体だけじゃばく首のケアも欠かせない事必至な上、コレまたたった1日で対策を練らなきゃいかん今日この頃であった。