ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ブランドもののバッグにしても、何やらシェフがつくった料理にしても、ただそれを一流だと見なしているだけ。所詮は”ごっこ”です」
Ｂｙ 黒鉄ヒロシ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊正義にご注意あれ
自然、宗教、子供、憲法、法律、弱者救済、人権等々。こーゆーのを追求する分には向学心があって結構な話であると思うし、芸能人のゴシップや他人の悪口を延々とされるよりは、コレについて議論した方が数千倍もマシである。が、コレを錦の御旗の如く掲げるヤツとは、ワタクシは議論どころか雑談すら勘弁である。上記に掲げた７つってのは、世間一般的に「正義」とか呼ばれるシロモノである。つまりコレを掲げておけば、掲げたヤツは一方的に”正義の味方”でいられる＆反論から身を守れるワケである。でもってワタクシの知る限りでは、テメェの意見を持ってないヤツだとか、テメェに自身の無いヤツだとかが、好んでコレを掲げるのである。何かを盲信するヤツってのは、自分が正しいと思ってるからじゃなくて、他人が正しいと言ってるから信じるのである。そう、上記の主義主張に問題があるのではなく、ソレに縋るヤツに問題があるからなのである。
よーするに「自分は絶対に正しい。間違ってるのはお前」って考えるようなヤツだから、議論もしたくないし雑談もしたくないって話である。こーゆーヤツは何を言うにしても上から目線だし、いちいち人の言い分にイチャモン付けてくるし、自分の思想で相手を染め上げようとして来るし、自分が正しいと思ってるから人の話は聞かない。でもって、ヘタに反論したりすると大概逆ギレしてきて、更に独り善がりがエスカレートしてくるのである┐('〜`;)┌で、徹底的に話し合えば「雨降って地固まる」になるのかと言われれば、答えは「ノー」である。こーゆーヤツにとって「錦の御旗＝自分のアイデンティティーの核」だから、絶対に曲げようとしない。寧ろ逆に「コレに耐え抜く事が試練であり、何時の日か逆転すれば正しさは一層証明されるんだ(>_<)」って感じに心を閉ざすのである┐( -"-)┌まぁワタクシとすれば黙っててくれた方が気が楽なので、挑んで来たら論破させてもらうとしよう（笑）
＊ブランドと傲慢さ
仕事やプライベートの場で政治や宗教の話がタブーなのは、つまりそーゆー事だとワタクシは思うのである。でもってこの話、別にマジメな話だけでなく、趣味の話にも言える事だったりする。ワタクシが前のクルマ（GDB-E型）に乗ってた頃に得た「クルマはノーマルが一番」に次ぐ最大の教訓の一つが「スバヲタと議論してはいけない」だったりする（笑）よーするにこの場合、スバルというブランドが”錦の御旗”なのである。こう言っちゃアレだが、スバルってある意味下克上的なシンボルの一つなのである。欧州車的な優れた走りをするクルマが庶民的な価格（３００諭吉前後）で購入出来て、ソコから更に改造費を１００諭吉前後ばかり注ぎ込めば（走るステージにもよるが）２０００諭吉オーバーのスーパーカーだってカモれる。平均的な収入のパッとしないオタクでも、スバル車を購入すれば、ソレで「良いクルマの分かる通な人」になれるって話である。
スバル車だけに限らず、ワタクシは色んな類の趣味の色んな人と会って話をしてきたが、やっぱブランドや銘柄や価格に拘るヤツにロクなヤツはいなかったのである('A`)ワタクシは別にブランドが悪いと言ってるワケではない。ブランドがブランドたる所以はキチンとあって、ソレを自力＆実体験で見つけて愛好するのは素晴らしいとワタクシも思う。でも残念ながら「有名だから」「一番高いから」「実績があるから」というだけで選ぶヤツってのが少なからずいて、そーゆーヤツは「このブランドを選ぶ自分は、一般のヤツ等なんかよりも見識や知識がある→故に、その見識や知識がある自分の考えは一般人よりも正しい<(￣^￣)>」ってスタンスで他人と接するから、面倒くさい事この上ない(￣〜￣;)前々から言ってる事であるが、オタクが嫌われる理由は趣味そのものにあるのではなく、オタク自身にあるのである。
＊コンプレックスとルサンチマン
ワタクシもオタクだからすんごい良く分かるのであるが（笑）オタクの言動の基本原理は「コンプレックス」と「ルサンチマン」なのである。様々な理由で劣等感を抱えて自分に自信が無くなると、人が多く集まる場所に居辛くなってしまうのである。だからマイナーな世界に流れ、一人ぼっちで出来る趣味に流れる。よく「アニヲタはキモい」とか言われるが、アレは「アニメを見てるからキモくなる」んじゃなくて「キモいからアニメを見る」のである（爆）バラエティーとかドラマ、サッカーや野球ってのは、リア充達が共通の話題にするために用いられているソレであり、リア充達に引け目を感じてるオタクとしては、ソレ等のメジャー趣味は嫉妬と羨望の対象になり、何時の間にか遠さがるようになるのである。だからマイナー趣味に集中し、一人でも出来る趣味に熱中するのである。
ホントは自分が周りと上手く合わせられない理由は５１％以上自分自身にあるんだけど、ソレを認めるのって難しいのである。今だって十分惨めなのに、更に苦しまなきゃいけなくなるからである：
ソレがイヤだから自分の非を認めない
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そうすると「自分の方が正しい」っていう事を立証するための”何か”が必要になる
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その点、ブランドや宗教や法律は一般的に価値が認められていて、批判するのが難しい
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ブランドを信仰すれば、自分の知識や見識が正しい事を証明できる
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見識や知識がある自分の考えは一般人よりも正しい
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(ﾟдﾟ)ウマー？
・・・ってワケである。自分の内側から出たモンじゃない借り物の信念で優越感を得ようとし、自分のダメさを棚上げにして他者を批判する。だからサヨクだとかオタクだとかは嫌われるのである。だから素晴らしい人間かどうかを見極めるワタクシ的な判断基準は「自分の頭で考えられて、自己否定と自己反省ができるのか否か」である。自己否定できる人間は他者を否定しないし、自己反省できる人間は積極的に他者の話を聞こうとする。固っ苦しい話をすると眠れなくなってしまうので（笑）そろそろ撤退したい今日この頃であった。
