アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE SECRETS OF THE BLACK ARTS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「目を凝らして注意深く観察すれば、運命を見分けることができよう。運命は目に見えないが、見分けられぬものではないから」

By フランシス・ベーコン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*第四遊戯局

 初代が1994年12月。二代目が2000年3月。三代目が2006年11月。そうなると四代目はもうそろそろだと考えていたのであるが、予想通りっちゅーか何ちゅーか【PS3の後継機(以後PS4)が今月末に発表されるっぽい】のである。初代からリアルタイムでプレイし続けているワタクシとしては、何とも楽しみな話である(^-^)何ちゅーか、ワタクシ的にはゲーム機は据え置き機に限るのである。一応PSPは所有してるのであるが、思った以上に使わないんでワタクシもビックリである(笑)生業上職場にゲーム機を持ち込むのはアレだし、ワタクシは公共の乗り物は使わない→移動時間にゲームは出来ないし、ソレより何よりiPadiPhone持っている。つまり携帯ゲーム機持っていてもプレイするのは専ら自宅の中であり、だったら据え置き機でゲームした方が良いんじゃねって話である。あと何だかんだでワタクシはコアなゲーマーなんで、お子様向けのゲームが殆どな携帯ゲーム機には馴染めないっちゅーのが実情である(笑)


 ハッキリ言って値段的には問題ない。正直な話、クルマ趣味よりも遥かに経済的で地球にも優しい(笑)ワタクシ的に最も重要なのは「PS4グランツーリスモの最新作が出るのか否か」の一点である。ワタクシがPS3を選んだ理由が、他ならぬ「グランツーリスモ5がPS3で出るから」であり、他のゲームは正直そのオマケみたいなモンだったのである。極端な事を言えば、ポリフォニー・デジタルグランツーリスモ専用ハードを作ってきたとしても、ワタクシは躊躇いなくソレを購入するであろう。まぁポリフォニーSCEの子会社だから、ほぼ間違いなく最新作はコレで出るだろうとワタクシは睨んでるのである。次に重要なのが「PS3以前のゲームがプレイできるのか否か」である。ワタクシが二機目のPS3を購入した時に一番ガッカリしたのが、PS2のソフトがプレイできなくなってた事だからである。やっぱ思い入れのある古いソフトは時々遊びたくなるんで、ソコんトコSCEさんオナシャスである。


*大切なものは目に見えない

 話は変わって、ワタクシはやっぱ今のチューニング文化は何か違うと思うのである。何ちゅーか、ムダが多過ぎるのである。速さや見た目やパワーばかりが前に出ていて、チューニングの本来の意味である”調律”がお座成りになっていて、でもってムダが多いのである。分かり易い例えを出すとしよう。ただ単に速さだけだったら、ぶっちゃけフルチューンされたニッポン車が最強である。WRX-STIに300〜400諭吉追加して弄るだけで(ステージにもよるが)911ターボよりも速くなるし、同じくランエボに300〜400諭吉突っ込めば(当然ステージにもよるが)ガヤルドよりも速いクルマになる。でもWRX-STIランエボ911ターボやガヤルドよりも偉いのかと言われたら、答えは「ノー」である。価格差を維持費をこの際無視して「WRX-STI911ターボ、ランエボガヤルド、欲しいのはどっち?」と問われたら、殆どのクルマ好きは「後者」って答えるだろうし、ワタクシだってそう答えるであろう。


 外車だから?ブランドだから?ソレも少なからずあることは認めるが、そうでなくても大半の人が911ターボかガヤルドを選ぶであろう。そして「何故殆どの人々が911ターボかガヤルドを選ぶのか?」という部分の追及が殆どなされていない。ワタクシはコレこそが、今のチューニング文化が抱える最大の問題だと思うのである。もしもチューニングカーがそんなに素晴らしいモンだったら、クルマ愛好家のセレブ達が挙ってチューニングカーを大量に所持していてもおかしくないのであるが、でも実際はそんな事殆ど無い。金持ちだから国産スポーツを”貧乏人が乗るモン”って見下してる?否である。ワタクシの周囲にも金持ち(成り上がりを除く)が多いから分かるが、寧ろ金持ちの方がその類の偏見を持たず、安くても”良いモンは良い”って言って乗る。金持ちにはコンプレックスが殆ど無いからである。でもって、そんな人達はノーマル(+)では所有していても、カリカリに弄ったチューニングカーには然程興味を抱かない。つまりそういう事である。


 こう言っちゃアレだが、国産スポーツって良い意味でも悪い意味でも「欧米に追い付け追い越せ」なのであり、ソコから生じるコンプレックスやルサンチマンこそがニッポン車を育てたのである。ソレが良い意味での克服になればいいのであるが。悪い方向の転がると「高いカネ出して外車を買うヤツはクルマの事が分からないバカだ。確かに収入は少ないけど、最低限の出費で最高のパフォーマンスを得てる俺はソイツ等よりも偉い<(`^´)>」ってなるのである。でもって改造費をガッポリ出してくれるのは主に後者なんで、チューニング業界も当然後者向けの商品やパーツを開発する。所謂「悪貨が良貨を駆逐する」ってヤツである。更に言えば「改造費をガッツリ注ぎ込める=自分のステータスの誇示」にも繋がるから、オフ会大好きな人間ほど不必要なチューニングにカネを注ぎ込むようになるってワケである┐(´д`)┌


*オフ会で目立とう!

 ワタクシがオフ会を余り好きになれないのは、つまりそーゆー事である。何ちゅーか「目立ち合戦」になってしまう傾向があるからなのである。ワタクシがマトモな美的センスを持たない変態なのは百も承知だが(笑)何ちゅーかムダなカスタマイズとかやらに価値を見出せないのである( ̄〜 ̄;)乗りこなせないのにパワーを上げて足を固めたり、弄ったクルマを自分じゃ乗りこなせないからプロにアタックしてもらって「自分のクルマはココまでタイムを出せて凄いでしょ」ってアピールしたり、プロでもないのにムダに高いレーシングギアを身に付けたり等々。簡単に言うと「純粋に走るのが好きっ!」って気持ちよりも「目立ちたい!チヤホヤされたい!」って気持ちの方が強く感じるから、ソレが尚更ワタクシの理解を超えてしまってるのである。ワタクシはただ単に走るのが好きなだけで、ソレを高め合いたいだけなのだが、業者だとかが入ってくると急激に萎えるのである。


 でもって今更な話だが、その「目立ちたい!チヤホヤされたい!」ってヤツの方が皆からの注目を集められて、皆からの賛同をより多く得られる。ワタクシはこの件について「世の中、何も分からないバカばっかりだ!」などというつもりは無い。ワタクシの方が間違ってる可能性だって十分高いワケだし、百歩譲って正しかったとしても、ワタクシの言葉に魅力と説得力が不足しているからかも知れないのである。まぁソコんトコは勉強、勉強、また勉強である。何だかんだ言って、ワタクシは遊ぶよりも勉強が好きなのである・・・・ゲーム大好き&学校大嫌いだが(笑)何かを好きになると「楽しみたい」って気持ちよりも「極めたい」って気持ちの方が強いのである。だからオフ会でワイワイガヤガヤやるよりも、ノルドさんでSオーナーにボロクソ言われる方が遥かに気持ち良いのである(爆)という事で、もう休みたいと思う今日この頃であった。