アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

STRUCK BY A MURDEROUS SIEGE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「鳥はその鳴き声を真似した笛で捕らえられるが、人もまた、その人の意見に一番近い発言にとらわれる」

By サミュエル・バトラー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*共謀できない時代

 サブタイでワタクシが何を言いたいのかは、日々ちゃんとニュースを追いかけてるロンマニアの皆様には最早説明不要かと思われるのである。無論【テロ等準備罪の可決】についてである。まぁ集団的自衛権同様、フツーの国ならフツーにある法律であって、ンでもって集団的自衛権同様にどの国もソレがあってもフツーに国家運営やってけてるんだから、何が問題なんだって話である。こう書くと「権力の恣意ガー」って言うけど、ンなモンは古今東西、安全や安心とのトレードオフである。もしも「国家権力が信用できない。人間、自由が何よりも重要」っていうのなら、じゃあ国家が行ってる各種サービスも自前でやるんかって話である。悪人が居ても自分で対処して、病気しても医療費全額を自費で払い、水や電気も自前で用意するのかって話である。



 そのトレードオフを信頼できるモンにするために、選挙というシステムがあるんだろうって話である。気に入らないんだったら、次の選挙で与党を引き摺り下ろして、新しい政権で廃案にしちゃえば良いだけの話である。こう言う事言うと更に「じゃあ貴方は逮捕されるかも知れないって恐怖は無いのか?」って問われそうなのだが、ソレに対してワタクシは「心配ナッシング」と答える次第である。実に簡単な話である、ワタクシみたいなヤツを捕まえて、権力が何の得をするのであろうか(笑)ワタクシをその新法で捕まえた日にゃ、権力の内外から「こんなつまんねぇヤツ捕まえるんじゃねぇよ(#゚Д゚)ゴルァ!!」って声が上がって、寧ろ権力の方が大ダメージを受ける事必至だからである(爆)


*とあるリンキンの真実目録

 だからワタクシに言わせれば、この法案が通って「私も監視されて、ヘタしたら逮捕されちゃうかも(;゚Д゚)」なんて考えてるヤツの相場は決まってるのである。ムダに自意識過剰なヤツである。そういう心配は一端の大物になってからすれば良いのであって、テメェが一端の大物でなければ考える必要など無いのである。権力だってソコまでヒマもカネあるじゃないのである。だからワタクシは余計な事は考えず、読書でもして楽しんでる次第である:

Motor Fan illustrated Vol.128 Gの真実 (モーターファン別冊)

Motor Fan illustrated Vol.128 Gの真実 (モーターファン別冊)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 三栄書房
  • 発売日: 2017/05/15
  • メディア: 雑誌

街乗りレベルだったらGなんぞ気にしなくても別に良いのであるが、サーキット走行を嗜む者にとってGは非常に重要な要素である。ちゅーのもサーキット走行で良く聞かれる「荷重移動ガー」ってのは正にGそのものの事だからである。コレばっかりは理論で分かってはいても、実際に身体が感じて動かなきゃ何ともならんから難しいし、逆に言えばコレこそが醍醐味とも言えるのである。


新約 とある魔術の禁書目録(18) (電撃文庫)

新約 とある魔術の禁書目録(18) (電撃文庫)

連載が長過ぎ&登場人物が多過ぎ&設定が複雑過ぎて、一応惰性で読み続けてはいるものの、途中の話をスッカリ忘れてしまっているのである(笑)でもネットとか見ると熱心な信者さんは細かいトコまで覚えてて、ソレで侃々諤々やってるんだから、ホント凄いモンである(^_^;)今人気のユーチューバーもそうだけど、面白さって理屈じゃないんだなとつくづく思うのである。


正直な話、1st〜3rdまでのアルバムでリンキン・パークのファンになった人には、このアルバムはあんまオススメ出来ない次第である(^_^;)本人達は発売前から「ポップなモンを作りたい、リスクを冒したい」って言ってて、ホントにその通りのアルバムが出てきたからである。例えばメタルやロック以外の音楽も色々嗜める方ならばある程度の理解はできると思うのだが、メタルやロックしか聴かないような人には刺激(?)が強いと思うのである。


*恐怖の道交法2017

 また話は共謀罪のソレに戻るが。ぶっちゃけワタクシはコレも集団的自衛権特定秘密保護法も全然何とも思っちゃいないのである。何故かと言えばコレだけに限った話じゃなく、法律ってのはどんなモンでも恣意的に使おうと思えば幾らでも恣意的に使えるからである。オウム真理教の時もそうだったけど、俗に言う”転び公妨・当たり公防”ってヤツである。別に権力者に限った話じゃなく、企業も弁護士もサヨクも一般人も、恣意的に法律を使ってるなんて日常茶飯事である。フツーに社会生活してフツーに世間とコミットしてれば、誰でも何となく分かる話である。そういう実態を無視して、ソレを態々コレに合せて持ち出してくる事に、ワタクシは寧ろ恣意的なモンを感じるのである。


 その例の一つが道交法である。道交法って何気なくフツーにソコにある法律だけど、調べてみれば調べてみる程にシャレにならん悪法だって事が分かるのである( ̄Д ̄;)道交法の何が恐ろしいかを、簡単に箇条書きしてみようと思うのである:

  • 速度は1km/hでも、積載量は1gでも多かったら、その時点で青切符1点&0.75諭吉の罰金
  • 赤切符を貰って罰金あるいは懲役刑(執行猶予を含む)が確定した場合、めでたく前科一犯の仲間入り
  • そして6点分の青切符が溜まれば、その時点で赤切符へと移行する
  • その他、僅かなクルマの整備上の不具合が僅かでもあったり、運転中ケータイに指一本でも触れたらアウト
  • 恐ろしい事に、道交法はチャリとかいったタイヤの付いた乗り物全般に適応されるシロモノであり、勿論罰則付き

そう、国家権力がその気になれば、今公道を走ってる全てのクルマに対し難癖付けて切符を切る事ができ、更にはあの手この手で前科者に仕立て上げて社会的に抹殺する事ができるという、国民から未来とカネを奪い尽くすこの上なく邪悪な法律なのである(笑)ソレが分かって以来、ワタクシは徒歩以外で家の外を歩けなくなってしまったのである(爆)・・・という事にはならないのは、ワタクシが言うまでも無いと思うのである。法律は重要だけど、法律は絶対化と言われるとそうじゃない。世の中、一筋縄ではいかない事を再認識した今日この頃であった。