アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

...IN PAINS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「教育とは相手との格闘だと思います」
By 浅利慶太

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*チューニングカーって何ですか?
 上記サブタイに対するワタクシの答えは「公道を合法的に走れる改造車」である。車検を通る範囲内でやる、つまり一般ユーザーの手に届く範囲内でやるからこそ「俺のマシンもこういう風に仕上げたいッ!」ってなるのであり、ソレが回り回ってショップやパーツメーカーの売り上げに繋がるのである。だから今時のタイムアタック車両がどんな記録を出そうとも、ワタクシ的には「あっそう( ´_ゝ`)フーン」でお終いなのである:
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このマシンの仕様調べたけど、ホワイトボディーとエンジンブロック以外殆ど全部ワンオフで作ったパーツで構成されてるのである。燃料もE85で、ほぼ常時NOS噴射で、当然ながら公道なんて走れないのである。そう、もう実質的にレーシングカーであり、チューニングカーではないのである。

 ソレ見て「俺もこんなのが欲しいッ!」って思うようになるかと言われたら、当然ノーである。しかもベース車両も旧車だから尚更である。ソレだったら完全オリジナルのプロトレーシングカー作った方が、まだ本来の「ショップやチューナーやメーカーの技術力を見せる」って目的を果たせるし、実際純粋なレーシングカーの方がもっと少ないパワーで更に速いのである:
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だからワタクシは「チューニングカーの競争は車検おkを条件にすべし」「燃料や液体類は市販のモンに限定すべし」「ワンオフパーツが使える箇所は制限すべし」の「3すべし」を提唱する次第である。格闘技が結局は総合とプロレスの二極化するのと同様に(笑)公道を走れないレーシングカーと公道を走る市販車はキッチリ分けるべしなのである。

*コマンド入力はオワコン?
 ワタクシが中坊~大坊の頃は対戦格闘ゲーム(以後格ゲー)が一世を風靡してた時代で、ワタクシもヘタクソながら相当ハマってたりしたのである。最初はコマンド技が全然出せないから主にガイルとかを使ってたのだが、家庭用ゲームでスト2が発売されて自宅でも練習できるようになってからは、対戦モードを駆使して練習に励んだモンである。波動拳コマンドや昇竜拳コマンドを左右で出せるように繰り返し練習して、連続技も強P→昇竜拳のタイミングを身体が覚えるまでやり込んで、気が付いたらマッスルメモリーとして身体に染み混んでたのである。今でも「昇竜拳出して」って言われたら、身体がシッカリ記憶してて余裕で出せる次第である。

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 専門用語で言うトコのマッスルメモリーってヤツであり、格ゲーはこのマッスルメモリーの積み重ねがモノを言うのである。でも最近の格ゲーはシリーズ物が殆どで、シリーズを重ねる毎に技が増えシステムが複雑化していって、ソレが初心者お断りな空気を生み出してしまってるのが実情である。だからこそ【カプコンが新作のスト6でコマンドを簡略化する事にした】のであろう。格ゲー黎明期をリアルタイムで体験してて、難しいコマンド技を自在に出せるようになった感動を味わったワタクシとしては、もう天覇封神斬やレイジングストームみたいな技を繰り出す楽しみが無くなるのは残念に感じてしまうのである(笑)

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 今思えばこんなバカげたコマンド技を延々と練習してられたのは、他に面白いゲームが無かったからだと思うのである。分かり易く言うと、クルマのMTテクニックと一緒である。昔はMT以上に伝達効率の高いトランスミッションが存在しなかった&お利口な電子制御が無かったからこそヒール&トゥだとかダブルクラッチだとかマシンガンシフトだとかいったMTテクを必死こいて練習してたのであり、DCTが登場してATも大幅に進化してしまった今、その技術が不要になってしまったのと同じである。その技術が全く要らないとは言わないが、知らなくて困る事は全く無くなってしまったのである。

*楽しさの本質
 ただまぁコレからクルマに目覚めた人にMTテクニックを強要する気が全く無いのと同様、格ゲー初心者にコマンド練習しろと強要する気は全く無い次第である。何故かと言えば、カプコンの中の人もウメハラも同じ事言ってるが、コマンド技は格ゲーの楽しさの本質じゃないからである:
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上記にもあるように昔と違って、今は格ゲー以外にも魅力的なゲームが余りにも多いからである。コマンド技に固執して格ゲーの楽しさを伝える事がおざなりになって、ソレで新規参入が阻まれてしまうなら本末転倒である。F1も3ペダルMTから2ペダルAMTに変わっても魅力が失われなかったのと同様、コマンドが簡素化される事でより魅力が上がるならソレで良いとワタクシは思うのである。

 だからワタクシは「スポーツカーと言えばやっぱMTでしょ( ̄▽ ̄)」って風潮は好きになれんのである。過半数の若い子がAT限定免許を選んでる今の世の中、MTをムダに推す事は百害あって一利なしである。クルマの方はもう既に速さにおいては「AT>MT」が確定しており、そしてモタスポに於いて速さは正義である以上、MTに固執する意義はもう無いのである:
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ワタクシもGDB時代は各種MTテクニックを散々練習した&NDでMT復帰してからも練習を重ねたが、正直もうコレ以上練習したくないのである(笑)次のセカンドカー何にするかはまだ決めてないが、たとえMTだとしてもオートブリッピングは絶対欲しい機能と化してしまってるのである。所謂「MTは楽しい」は都市伝説、コレを自信以って言える今日この頃であった。..