ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「充電ばかり続けていると、電極が傷んでしまう。情報もまた同じだ」
By ジョン・トッド
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*攻守最強は電気自動車
ワタクシはEVの時代は「来るか来ないか」ではなく「何時か必ず来る」と考えてるのである。ちゅーのも、クルマを動かす動力として最強の発動機は「電気モーター」だからである。ガソリン→ICEの燃焼効率は50%未満であるが、バッテリー→モーターの変換効率は80%を超えてるんだから、エネルギー密度が同じならモーターに敵うモンは無いのである。問題は「現在実用化されてるバッテリーのエネルギー密度が足りなくて不安定」と「現状だと発電が全然足らない」の2点であり、ソレが何とかならんと本格的なEV時代はまだ来ないと思うのである。
でも逆を言えば、ソレさえ何とかなれば一気にEV時代が来るのである。鉄道において電動機関車が蒸気やディーゼルを一掃したような事が、クルマでも起こり得るって話である。だからこそ世界中のメーカーが前のめりになってEV出してきてるのは、確実に来るEV時代に備えてイニシアティブを取ろうって算段なのであろう。テメェ等の規格がデファクトスタンダードとなれば、業界を牛耳るにおいて大きな一歩となるからである:
youtu.be
例えばテスラのスーパーチャージャーが充電器のデファクトスタンダードになれば、将来テスラ車が売れなくても充電器だけでボロ儲けできるようになるからである。噂の2035年になるまでに、おそらく世界中のメーカーがEVに限らず、この手の次世代車のデファクトスタンダードの地位を得る為に躍起になってくる事であろう。
*新・ライプツィヒの虎
ワタクシがEVを購入する予定が無いのは自宅に充電器を設置できないのもであるが、一番は「サーキット走行に適してないから」である。その辺は以前にも話したから省略するが、逆を言えば「サーキット走行しないのであればEVはアリ」とも言えるのである。家に充電器を設置できなくても、自宅近くに充電スタンドがあれば何とかなるからである。だから【新型マカン】の話も興味深く見れたのである。現在二刀流で運用してるスポーツカーを将来一刀流に絞るとしたら、もう片方をEVとして街乗りオンリーで運用するのもアリだからである。
つい先日、マカンがフルモデルチェンジしてEVになったのである。今んトコは「マカン4」と「マカンターボ」の2グレードしかないが、今までのポルシェのやり方だと、この後GTSだのSだのTだのとバリエーションが増えていくことでろう。ニッポン導入の時期とニッポン仕様の価格はまだ分からんが、アメリカだとマカン4が80450ワシントン(約1200諭吉)からで、ターボが106950ワシントン(約1600諭吉)からだから、ニッポン仕様だと其々1500諭吉から&1900諭吉からってトコであろうか( ̄▽ ̄;)言うまでもないがオプションは別腹であり、故に値段は「から」なのである。
でもって「欲しいか?」と問われたら、答えは「欲しいか欲しくないか、買えるか買えないか以前に、充電場所が無い」である(笑)上記にあるように諸事情で自宅に充電器を設置できないんで、ガソリンスタンドみたいに充電できるトコ無いか調べたのであるが、見事なまでにワタクシん家周辺には無いのである(´・ω・`)あるのはコンビニか有料駐車場か、或いは他社ディーラーのソレだけである。日産ディーラーには確実にある&R35時代にお世話になってたトコがあるのであるが、流石に他社のクルマを毎回の様に「充電させて下さいオナシャス」ってやるのは流石に憚られるモンである(爆)
*EV運用計画
というワケで、ワタクシがEV購入する日はまだ当分先になりそうである。ガソリンスタンドみたいに充電スタンドが所々にあればいいのであるが、残念ながら現状だと「EV=自宅で充電できる事が前提のクルマ」の呪縛から逃れられていないのである。ただ自宅で充電さえできれば、遠出でもしない限りEVは非常に有用なクルマとも言えるし、実際日産リーフでワタクシはソレを実体験したからである。自宅から半径200km以内の日帰りでしか使わないのであれば、EVは非常に有用なクルマだと言えるのである。前にも言ったが、5分以内でフル充電できる次世代バッテリーが実用化されないと厳しいのである。
あと一瞬「この使い方、サバゲー用途に最適じゃね(゚∀゚)」と思ったけど、即座に却下した次第である(笑)ちゅーのもこの新型マカン、横幅が1923mmもあるのである。サバゲー属性のあるロンマニアの方ならお分かりかと思うが、サバゲーフィールドまでの道って狭い場合が少なくないのである。山の中や郊外にあるからSUVが最適かと思われがちだが、実はコンパクトカーか軽自動車の方がサバゲーには適してるのである。何ちゅーか、ニッポンは色んな意味で狭過ぎて、外車乗りには色々と厳しい。改めてそう思う今日この頃であった。