アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ALASKA

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「ほめ言葉は、ほめる人とほめられる側の関係によって微妙に違ってくるので、マニュアル化することができない」
By 北山節子

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*MT免許\(^o^)/オワタ?
 今の免許取得状況であるが、もうAT限定を選ぶ人が80%超えてるんだそうである(^_^;)でもって新車のMT率に至っては、もう1%を切ってるんだそうである(´・ω・`)どうやら免許取得システムが改定されて、コレからはAT免許がデフォ&MT欲しけりゃ限定解除になるらしいのであるが、まぁ時代の流れとしては至極当然としか言い様が無いので、ワタクシとしても反対し様が無いのである:
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コレからクルマの電動化が益々進んでく事を考えると、残念というか当然というか、MT車が増える可能性なんて万が一にも存在しないのである。こんなご時世でMT免許取りたがるヤツなんてのは仕事(軽トラの運転、海外出張など)で使うヤツか、或いはクルマ趣味で乗るヤツぐらいしか居ないのである。

 なんか界隈じゃ「たった4時限の講習でMTの運転なんて出来るワケねーだろッ!国はMT乗りを絶滅させたいのかッ!」って憤慨してるヤツも少なくないが、機転の利くロンマニアの方ならば「コレはビジネスチャンスだッ!」ってなる筈である(笑)ワタクシがクルマ屋のオーナーだったら、間違いなく「MT特訓虎の巻」と称して、クローズドコースにボロいMT車用意してMT操作の練習会を行うことであろう:
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よーするに講習前に半クラや断クラや坂道発進などのレッスンを行っておく事で、講習後の試験も一発で通るようにしようって事である。昔の高坊は兄貴やら先輩やらに未成年の内に人気の無いトコで練習させてもらってて、教習場では学科勉強するだけってのが結構居たのであるが、今はもうそういうのって無いのであろう。多分今後、そういう需要が増えるとワタクシな睨んでるのである。

*MT復帰10周年
 さてワタクシが今のND買ってMTに復帰したのが2015年の10月だったから、実は今年でMT復帰10周年だったりするのである。その間、NDだけでなく色んなクルマの色んなMTに乗ってきたが、ソレ等全てを踏まえたワタクシのMTへの率直な感想は「やっぱMTは楽しくない」なのである(笑)確かに「自分の思いのままに動かせる」って気持ち良さがあるのは認めるが、ソレだけである。街乗りじゃストップ&ゴーの度にガチャガチャやらなきゃいかんから渋滞時は特に面倒臭い上に疲れるし、サーキット走らすと変速時間が惜しくなるし、やっぱMTは一利あっても百害あってダメなのである(爆)

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 ワタクシが思うに、MTって本来楽しいモンじゃないのである。MT選ぶ理由は「他に選択肢が無いから」か「MTに利点があるから」であり、良く言う「運転が楽しいから」は蓼食う虫案件だと考えてる次第である(笑)よく言われる「欧州では云々」であるが、その欧州でMTが8割超えてたのは10年前までの話で、今はもう3割ぐらいまで落ちてるんだそうである。理由はニッポンと同様「ATの方が燃費が良くて、壊れ難くなって、値段も安くなったから」「電動化が進んだから」であり、南米や南アフリカですらMT率は4割まで落ちてるんだそうである(^_^;)

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 結局クルマで仕様を選ぶにおいて最も重要なのは「日常面における実用性」なのである。安い、燃費が良い、扱い易い、リセールが良い等々。そういった実用性があるからこそ積極的に選ばれるのであり、余裕のあるヤツでない限り「高いし燃費も悪いし煩わしいけど、でも楽しいから○×選ぶッ!」ってならないのである。趣味性でしか選ばれないモンは自ずと需要が少なくなり、需要が少ないから作るトコは減り、作るトコと需要が少ないと価格は自ずと高騰するのである。ソレが今MTがハマってる負のスパイラルであり、MTに新たな実用性が生まれない限りは更に深くハマって行く事になるであろう。

*MTは続くよ何処までも?
 だから正直な事を言うと、ワタクシはNDでMTなんぞ選びたくなかったのである(笑)MT選んだのは「軽さ」と「モタスポ用途における耐久性」の2点が重要だったからである。1030kgのクルマにおいて40kgの車重差はデカいし、NDのATはモタスポ目的じゃない汎用のソレだから耐久性を疑問視されるからである。もしNDにPDKの様な軽くてモタスポ向けのATが用意されてたら、ワタクシは間違いなくソレ選んでた事であろう。スポーツカーにおいて「MTかATか」の基準は「ATがモタスポ用途に最適化されたシロモノであるか否か」であり、否ならMTを選んだ方が安全だし確実なのである。

 だから正直な話、MTはもう卒表したいのである(笑)もし後期GRヤリスの抽選に当たったら、ワタクシは迷う事無くGR-DAT(つまりAT仕様)を選ぶ次第である。何故ならGR-DATは上記にある「モタスポ用途に最適化されたシロモノ」だからである。ただ「抽選に当たりました」って連絡は未だ来ないので、このまま予定通り2L幌の新型ロドスタになりそう→即ちMTからは逃れられないって事である(爆)
youtu.be
コレにモタスポ特化型のATが新たに載るんだったらソレ選ぶのであるが、マツダの会社規模を考えるとその可能性は限りなくゼロに近いであろう( ̄▽ ̄;)せめてオートブリッピングがあればありがたいのであるが、まぁコレばっかは正式発表を待つっきゃないのである(^_^;)まぁでも別に苦痛ってワケでもないので、コレはコレでアリだとも思う今日この頃であった。