ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「幅広いユーザー層を満足させる製品を作ろうとしたら、理屈からいえば、機能をなるべく多くして、最大の人間に対応できるようにするべきだということになる。この理屈は間違っている。たった一人のためにデザインした方が、ずっと成功するのだ」
By アラン・クーパー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*人生は闇鍋
ワタクシがセカンドカー選びの際に重視してたのは、実は「コストパフォーマンス」だったりするのである(^_^;)車体価格もだけど、燃費とか消耗品代とか、そういうのが安上がりなのを求めていたのである。だから自ずと「セカンドカーは国産車」って考えてたのであり、コスパという点においては最も有利なMSRロドスタが第一候補だったのである:
だからRZ34NISMOの見積もり取った時「こんなクルマをセカンドカーになんてあり得んやろ(^Д^)」って心底思ってたのであるが、人生マジでどう転ぶか分からんモンである(笑)まぁでも全幅1870mm、車重1680kgのセカンドカーはもっとあり得ないので、コレはコレで良かったのである(^_^;)
ただまぁ長い目で見ると「まぁでもコレで良かったかなぁ~(^▽^;)」とも思ってしまうのである。ちゅーのも、MSRロドスタにせよGRヤリスにせよ、購入したら高確率でチューニングを施すからである。シートだとか、車高調だとか、ホイールだとか、あとブレーキローターやパッド。最低限に留めても、計算してみたら結構かかってしまうのである(^_^;)
だから購入価格はコレでも、改造費を含めると800栄一を超えてしまう可能性が高いのである(^_^;)あとチューニングを加えたらリセールは落ちるので、その分も含めたらソコまで大きく変わらない・・・と思うのである(笑)まぁいずれにせよ蓋を開けてみないと分からんので、その時はその時である。
*2リッターターボへの帰還
まぁ何はともあれ、ある意味念願(?)だった2Lターボ車に乗る機会を17年振りに得たのである。インプとランエボが共に消えた時「もう2Lターボには乗れないんだ(´・ω・`)」って諦めてただけに、嬉しくないと言えばウソになるのである。でも今思えば、インプもランエボも酷いデザインだったのである(笑)師匠曰く「羽根の生えたカローラ」であるが、マジでその通りだとワタクシも思うのである(^_^;)でも何故あの時はアレが輝いて見えたかって、答えはやっぱ「ドチャクソ速かったから」である。BNR34生産終了からR35デビューまでの間、インプ&ランエボは間違いなく国産車最速の2台だったのである。
圧倒的に速かったからこそ認めざるを得なかったし、速かったからこそカッコ良さを感じてしまったのである。でも言っちゃ悪いが、その類の機能美が分かるのは一部のクルマバカやモタスポ競技者だけであり、その他の「スポーツカーは好きだけどサーキット云々には興味無い」って層や「そもそもスポーツカーそのものに興味が無い」って層からすれば、いくら凄くてもインプ&ランエボは相変わらず「羽根の生えたカローラ」なのである(^_^;)では、その「国産車最速」の座が奪われてしまったらどうするんだって話である。
そう、R35がデビューして、あっという間に「国産車最速」の称号を奪ってしまったのである。そうなったらインプ&ランエボはどうなるかって、答えは「”羽根の生えたカローラ”という称号だけが残る」である( ̄▽ ̄;)その後はご存知のように、インプもランエボも共に消えてしまったのである。今思えばインプとランエボの何がダメだったかって「速さ以外の取り柄に乏しかった」からなのである。息を呑むような美しいデザインでもないし、ステータスシンボルにもなり得ないし、クルマとして便利なワケでもない。速くなければ、そりゃ存在意義を失うってモンである。
*速くないスポーツカーのススメ
でもって、インプ&ランエボの真逆を行くのがロードスターである。ロードスターって初代の頃からずっとそうだったが、全然速くないのである。雑誌やビデオ等でインプやランエボやGT-RやRX-7やシルビア等が持て囃される中、ロードスターだけが何時も蚊帳の外なのである。蚊帳の外なんだけど、でもロードスターは他が生産終了になる中も現在進行形で売れ続けてるし、多分今後も続いていくであろう。何故そうなるかって、やっぱ「デザインが良いから」だと思うのである。ロードスターのデザインってスポーツカー好きにウケるのもだけど、スポーツカーに興味が無い人にもウケる。コレはデカいのである。
スポーツカーに興味の無い人がパッと見て「良いじゃん(^▽^)」って思えて、値段も安いから気軽に買えて、運転してみたら思ってた以上に速いし楽しい。ソレがロードスターの強みなのである。インプもランエボもソレ見てカッコ良いと思うのはクルマバカだけであり、インプとランエボを知って憧れるキッカケも大概がゲームかマンガといったオタクコンテンツ由来で、値段も結構してしまうのである( ̄~ ̄)スポーツカーにおいて速さは重要だけど、速さ一辺倒では長続きしない。ソレはインプ&ランエボに限らず、あの時代の国産スポーツカー全般に言えることだと思う今日この頃であった。.