ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「人がありのままの姿で語る時、その本音とは遥か遠いところにいる。仮面を与えよ、人は真実を語るだろう」
By オスカー・ワイルド
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*あっ、カレラ、ポルシェ!カイエン乗りてぇ
ポルシェが過去最高の販売台数を記録したんだそうである。ンでもって【全売上の3割がカイエン】なんだとか。別にカイエンに限った話じゃなく、今はSUVが大人気である。じゃあ何故人気なのかを考えてみたところ、水野和敏氏が面白い事言ってたのを思い出したのである、ソレは「スポーツカー乗りはセカンドカーにSUV乗ってる人が多いけど、その人等はホント言うとSUVに乗りたくないから」という事である。つまりどういう事かというと、スポーツカーじゃ悪路を走れないし、人も荷物も載せらんないから、仕方なくスポーツカー以外のクルマを買ったという事なのである。だから水野氏は「4人乗れて、荷物もソレなりに積めて、多少の悪天候でも走れるようなスポーツカー作れば売れるんじゃね?」って考えてR35作ったって話である。
よーするにSUVが売れてる理由ってのは「人と荷物を沢山載せられるクルマの中で、最も走りがマシな車種だから」という理由なのである。スポーツカーのセカンドカーとして走りが悪くないクルマを探してる人や、或いはスポーツカー欲しいけど所有する余地のない人が、SUVを欲してるのである。ソコでポルシェが「メチャクチャ走りの良いSUV作ったらバカ売れすんじゃね?」って考えて売り出したのがカイエンであり、でもって従来のポルシェオーナー達は走りに拘ってる人が多い&セカンドカーを買う余裕ある人が多いから、結果としてポルシェ911のセカンドカーとしてバカ売れして、その評判とポルシェのブランド力が合わさった結果としてヒットしてるのである。
*ロードスターをピン!と
その気持ち、ワタクシも物凄〜〜〜〜く分かるのである(笑)ぶっちゃけ走りに対する拘りさえ無ければ、今回のセカンドカー選びで悩む事なんか何一つ無かったのである。何時もの日産ディーラーで軽自動車を買えば良いだけの話だからである。でもスポーツカー乗りとして、やっぱ走りの悪いクルマにはビタ一文出したくないのである( ̄〜 ̄;)我慢できるのは最初の内だけで、その後ドンドン苦痛になる事は明らかだからである。ソレはさて置き、と:
マツダ・ロードスター no.8 (NEWS mook ハイパーレブ 車種別チューニング&ドレスアップ徹底)
- 作者: Ltd. SAN-EI SHOBO Publishing Co.
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2015/12/26
- メディア: ムック
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何時の間にかコレ出てたんで、買ってきた次第である。当初は「流石にNDネタは少ないだろうなぁ〜(^_^;)」と思ったら、思った以上に色々と揃っててビックリである。足回りやECUやマフラーだけでなく、ボルトオンターボや各種エアロキットや純正シートの本革化に至るまで、発売からまだ半年しか経ってないのにパーツが充実しまくってるのである。お陰で物欲を抑えるのが大変だったとでも言っておくとしよう(笑)
背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 2 (ジャンプコミックス)
- 作者: 横田卓馬
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: コミック
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「このマンガの注目すべきトコは?」と問われたら、ワタクシの答えは「分からん」である(笑)メチャクチャ絵が上手いワケでもないし、ストーリーが秀逸なワケでもないし、作者が有名だったりカリスマがあったりするワケでもないし、話題になる何かがあるワケでもない。ただ読んでみると何となく「いいじゃんコレ( ̄∇ ̄)」ってなって、気が付いたら電子版コミック買ってたって話である(爆)
*スポーツカー人気の復活?
さて今年のスポーツカーの話題に関していうと、やっぱ【国産スポ車の限定車完売ラッシュ】が挙げられるであろう。この記事には書いてないけど、15年仕様のR35NISMOの50台限定もあっという間に売れちゃった事を付け足しておくとしよう。が、コレを以ってして新規ファン開拓&スポ車市場の起爆剤となるかと言えば、ワタクシの意見は「ノー」である。理由は簡単、コレ等の車種は特別凄いから売れているのではなく、限定車だから売れてるのである。限定車だから売値も高くなるし、転売すれば更に儲かるから売れてるのである。ワタクシは断言しても良い。もしコレ等が限定モデルじゃなくカタログモデルだったら、絶対こんだけ売れてないであろう、と。
でもってもう一つの問題は、コレに限らずスポ車買ってるのはオッサンであり、ワタクシもその一人だという事である(笑)チューニングショップとか、クルマ関係のイベントとか行くと分かり易いのだが、兎に角若い子がいないのである(´ヘ`;)昔から走ってたオッサンが当時のクルマを未だに走らせ続けてるか、昔から走ってたオッサンが当時の愛車の後継モデルに乗り換えてるかのどちらかであり、若い子が今時のクルマで走ってるのをてんで見ないのである(´・ω・`)スポーツカーそのものは、ソレがステータスシンボルであり続ける限り作られ続けるだろう。じゃあ、走りの文化やチューニング文化は?って話である。ND開発主任じゃないけど、何かを守るためには変えていかなきゃなんない、そう思う今日この頃であった。