アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NO SMOKE WITHOUT FIRE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「新年は私達の目の前です。書かれる前の本の一章のように待っているのです。私達はゴールを決めることで、その物語を書けるようになるんですよ」

By メロディ・ビーティ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*2015年最後の更新

 気が付いたら、2015年ももう終わりである(^_^;)今テレビじゃ格闘技やら紅白やらバラエティやらやってるのであるが、ぶっちゃけ先週観たような希ガスのである(笑)まぁ何ちゅーか、一年が終わるのが余りにも早くて、ワタクシの方がついていけなくなってる感じである(´ヘ`;)でもまぁソレでも時は流れるモンであり、ワタクシも何時までも後ろ向いてる場合じゃないのである。来年もやりたい事や、やらなきゃいけない事が思った以上に色々あるんで、もう年始年末終わったらさっそく始動である。まぁ正直な話、ワタクシ的には2〜3ヶ月ぐらい短期ニートしたいトコなのであるが(爆)色々とカネの掛かる事をやってるんで、そうは言ってられない次第である。


 というワケで、今日は簡単に2015年を振り返ってみようと思うのである。よくよく考えてみたら新しいクルマが2台も納車されたし、仕事の方も色々増えたし、発達障害関係の仕事も結構色々やっては来ていたので、思い起こしてみたら話す事は結構あったりするのである。取り敢えず今回は、ワタクシ的に気になった今年の事件、今年のクルマ、今年のゲーム、今年の人物、今年のコンテンツ、今年の仕事などを振り返ってみようと思うのである。何だかジャンルが異様に偏ってる希ガスのであるが、まぁ細かい事は気にしないに限るのである(笑)まぁ多分来年も色々と起こるだろうから、ソレを踏まえて今年を振り返ってみようと思うのである。


*2015年の事件

 まぁ世界的にはパリ同時多発テロと、その背後にある世界的な経済格差からくる不平等諸々なんだろうけど、ニッポン的に言えば今年一番の話題はやはり【集団的自衛権の可決】であろうと思うのである。ワタクシ的な感想は「コレでまた、ニッポンはフツーの国へと一歩近づいた」ってトコである。良い国でも、悪い国でもなく、フツーの国である。この件についてサヨク連中が「ニッポンが戦争ができる国に云々」って言ってるのであるが、ソレ言ったら世界中殆どの国が”戦争が出来る国”とかやらである。でもソレ等の国が戦争するか?答えは言うまでも無く「ノー」である。同様に集団的自衛権も、世界中多くの国が締結してる事であり、従ってニッポンが戦争できる事も、集団的自衛権を持つ事も、極めてフツーなのである。



 そう、極めてフツーなのであるが、何故だか知らないが今までは異常な事のように語られていて、サヨク連中は今だにソレが異常だと言ってるのである。その”異常”とされてる集団的自衛権が国会で可決された&世間もソレを昔みたいに大騒ぎせずソレなりに受け止めている。そういう意味でワタクシは「ニッポンがフツーの国になりつつある」と評したのである。でもってコレは同時に従来のサヨク運動が終わコン化した事も示してるのである。ワタクシは断言しても良い、このまま参院選勝って改憲しても、世の中は悪くならないであろうと。何故ならフツーの国では改憲する事は珍しい事でも何でもないし、ニッポンはフツーの国なんだから無問題である。


*2015年のクルマ

 コレはオーナー目線が入っちゃうのでアレであるが、今年一番のクルマは何と言っても【新型ロードスター】である。先代よりもライバルよりも更に速くなるためにトレッド広げて、タイヤ太くして、車体剛性上げて、エンジン出力を上げて、電子制御各種を増やして、その代償として値段も維持費もアップする。NDはそんな”悪循環”に対し、明確なアンチテーゼを突き付けたからである:

ND乗ってワタクシが感じた事は「スポーツカーは速いに越した事は無いけど、速くなくても全然楽しめる」って事と、もう一つは「低重心、重量物の中心化、車体の軽量化といったスポーツカーの基礎は、エンジンパワーよりも重要である」という事である。色んな意味でR35とは正反対のこのクルマ、今後も長く楽しめそうである(^-^)


 ホントは二番目以降は言う必要ないのだけど、今回は特別に【ランエボファイナルエディション】を今年二番のクルマとして挙げる事にしよう。まぁ何ちゅーか、思い出補正ってヤツである。もうランエボもコレで最後&今の三菱の為体見る限りじゃ復活は当分無い事も踏まえて、今回挙げさせてもらった次第である:

ワタクシが最初のクルマ(GDBのE型)買った時が丁度インプvsランエボのピークの時で、GDB買う時にランエボIXとの間で悩んだのは今でも良い思い出である。一度は所有してみたいと思ってたのであるが、ソレも叶わぬままランエボの歴史が終わってしまったのである(´・ω・`)


*2015年の人

 ホントの話、ワタクシは基本的に他人に興味を持たないからアレだったのであるが(笑)つい二日前に【モーターヘッドのレミーが死去】というニュースを聞いて、突如「今年の人は【レミー・キルミスター】に決まり」と相成ったのである。ワタクシは今まで「皆が皆レミーを尊敬し崇拝するけど、ぶっちゃけレミーの魅力って何?」って思ってたんだけど、ようやくその謎が解けたからである:

極悪レミー 通常版 [DVD]

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今回のレミーの死を受けて、棚の奥に眠ってたこのDVDを引っ張り出してもう一度観てみて、ようやくその答えが見つかったのである。レミーってのは、自己肯定が服を着て歩いてる存在だったのである。ココで言う自己肯定ってのは、自分を否定するヤツを排除したり、本来以上に自分を大きく強く良く見せようとするソレではなく、正真正銘の「良くも悪くもありのままの自分を受け入れ、ソレを良しとする」っていう自己肯定の方である。


 口で言うのは簡単だけど、やってみるとコレが意外と難しいのである。人は生きてる上でどうしても他人を意識するし、テメェの世間での立ち位置を気にするし、テメェの至らなさを受け入れる事が出来ないモンである。だからテメェの本音とは違う当たり障りのない事を言うし、言うべき時に沈黙しちゃうし、テメェが本来好きでないモンを好きという事にしてしまう。でもレミーは(ちゃんと他人のソレを尊重した上で)言いたい事を言うし、好きなモンを好きと言うし、自身の至らなさを受け入れた上で自分自身が大好きなのである。ソレなりの人間でも中々できない事を平然とやってのけるから、レミーは尊敬されるし崇拝されるのである。


*2015年のゲーム

 ワタクシは他人に興味は無いがゲームには大いに興味あるので、コレは悩んだ次第である(笑)洋ゲーが日に日にニッポンでも受け入れられるようになって、和ゲーも反撃を見せるようになって、ゲーム好きのワタクシとしては双方共にに嬉しい限りである。でもって、今年一番のゲームはやっぱコレである:

ワタクシは当初「た、確かにスケールやグラフィックは洋ゲーに敵わないかも知れないけど、RPGはやっぱ和ゲーが上よ・・・複雑なストーリーだとかドラマ性だとか情緒性だとか、ソコはJRPGの独断場だし・・・(震え声)」と思ってたのであるが、コレで完全に止めを刺された次第である。ストーリーもドラマも情緒も、完全にその上を行かれてるのである。


 コレの何が凄いかって、製作費が”たった”830000諭吉で、製作期間が”たった”3年半だという事である。しかも内430000諭吉は広告費なんだから、あのクォリティーでどんだけ効率良くやったんだよって話である(^_^;)しかもこのゲームを作ったCD Projektって会社はアメリカやイギリスの会社じゃなく、何とポーランドの会社なのである(;^_^A)和ゲーの期待の星であった【MGS5】が1200000諭吉と6年掛かっても、あの未完成な状態でしか販売できなかったのであるから、洋ゲーと和ゲーの差が良く分かるってモンである( ̄〜 ̄)果たしてココから和ゲーの逆襲が始まるのか、来年もゲームから目が離せないのである。


*2015年のコンテンツ

 やっぱ今年一番のコンテンツは【Apple Music】しか考えられないのである。半年前までは7500曲だったワタクシの音楽ライブラリが、現段階で9000曲まで一気に増えたから、どんだけワタクシが気に入ってるか分かるってモンである。でもって半年の間に増えた1500曲も、実は選びに選んでコレぐらいに収まってるので、本気で入れたいモンを入れまくったらシャレにならない事になるのである(^_^;)邦楽しか聞かない人には物足りないかも知れんのだが、ワタクシみたいな洋楽派の人間には堪らないサービスである。最近は洋楽だけでなく邦楽やアニソンの方も充実してきたので、来年以降も更にお世話になる事必至である。


 ソレは同時に「今後ニッポンにおいても、ストリーミングは益々栄えていくだろうな」という予感がしたからである。その後Netflixとかも入ってきて映画やドラマもストリーミングが浸透してきたし、ゲーム(今んトコは旧作だけだけど)も【PS Now】でストリーミングを取り込んできたし、今後書籍もストリーミング化していくのも時間の問題だとワタクシは考えてるのである。果たしてその時、ニッポンの各種業界はどうする&どうなるかって事が、ワタクシの興味を大いに引くのである。でも新作ゲームと新作書籍までストリーミングできるようになったら、ただでさえ引きこもり傾向の強いワタクシが、正真正銘の引きこもりになってしまうだろうからアレである(笑)


*2015年の仕事

 本業の方は特に変わった事無いので、まぁこの際置いておく事にしよう(笑)このブログのタイトル的に話題になりそうなのは、寧ろ副業の方であろうから、そっちの話をする事にしようと思うのである。講演に呼ばれる機会であるが、昔は年に数回はあったモンが、今年は何と1回だけである( ̄▽ ̄;)まぁアスペルガー当事者も昔と比べると結構表に出るようになって、その分ワタクシが呼ばれる分が減ったのだという事にしておこうジャマイカ(笑)そうでなくてもアスペルガー含む発達障害も昔と比べると断然有名になって、ソレに関する知識も講演だけでなく本でもネットでも容易に手に入るようになったので、ワタクシだけでなく当事者の講演そのものの出番も減る事であろう。


 ソレは同時に、発達障害に対する支援の在り方も変わってくるという事である。今までは「世の中は私達発達障害当事者の事を知らない、だから社会の理解ヲー」ってやってたけど、ソレも十分行き渡ったという事なのである。そしてワタクシが前々から言ってるように「理解した」と「受容した」は別の話なのである。だから今後は「如何に社会に理解してもらうか」ではなく「如何に当事者が受容してもらえるようになれるか」が中心になると思うのである。もしもコレを「理解したならば受容しなければならない、何故なら私達は慈悲を受けるべき弱者なのだから」と言ったら、もうその時点で健常者と当事者は対等な立場じゃなくなるからである。


*2015年の総括

 さて、もう間もなく2015年も終わりである。今年がベストだったかと問われたら、ワタクシ的には「?」である。詰めが甘かったトコが色んな分野において見られたし、今振り返っても「あの時こうしてればなぁ〜(´ヘ`;)」ってのが少なくないからである。ただ「去年の今頃と比べると、今はどうよ?」と問われたら「辛うじて去年を上回ってる」と言える次第である。もしも去年のワタクシと比べ今年のワタクシが成長していなかったら、ソレは恥じるべき事であるが、学んで成長する事が今年は色々あったので、まぁ今年は総合的には良かったという事にしようと思うのである、多分来年の今頃も「2016年のワタクシは、2015年のワタクシよりも成長してるだろうか(´ヘ`;)」って悩んでる事であろう。


 まぁ何だかんだ言って、今まで以上に書き過ぎてしまった事から、やっぱ何だかんだ言って2015年はワタクシの記憶に残った年であったのである(笑)でもソレを懐かしむのもコレっきりであり、あと数十分で2016年である。果たして来年はどんな人と会えるのか、どんな事が起きるのか、どんなクルマに乗れるのか、どんなゲームを楽しめるのか、どんなコンテンツに巡り合えるのか、どんな仕事をやる事になるのか、今からもう楽しみだったりするのであるo(^∇^)oさて、今年がロンマニアの皆様にとっても良い年であった事を、そして来年もロンマニアの皆様にとっても良い年である事を願い、今年最後のブログを占める今日この頃であった。